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2004年8月
8月1日(日)
◆晴れ時々曇り一時雨。
◆ぐっと涼しい日。でも湿度が高い。あっという間にいつもの夏。夜になると涼しくて窓を開けて寝ると風邪を引きます。
◆日曜日は「鉄腕DASH!」と「逃亡者RUNAWAY」。逃亡者、一話から推測すると犯人は●●で、その動機はまだ出てきてないけどたぶん●●が●●を●●しようとしたっていうのが妥当なところでしょうか。実は●●は●●の●●ではなく、でも●●は●●●●ので●●ようと思ったのに●●の●●で●に戻ってしまって、これはまったくの●●●。●●がさらに●●されそうになったのは●●の●●●●。●●にとっては不測の事態ってことですね。
◆とまぁ第一話のあるポイントから話しの筋を組み立ててみたのですが、今のところいろいろバリエーションはできそうな感じなのでどうなるかわかりませんが。
◆雑誌「switch」とか「ku:nel」とかを読む。
◆札幌の紀伊国屋書店さんでデビュー作がミステリの棚に。二作目が一般小説の棚にと一時期分かれて入っていたそうです。混乱させるような中身ですいません。三作目はどこに入るのかな。
◆引き続き5作目の執筆。いい加減ヤバイ。こんなに悩むとは思わなかった。意識しすぎなのかなぁ。
8月2日(月)
◆晴れ。少し気温が下がる。
◆帰省の途中の旧友ナミンチチさんと会う。顔を合わすのは十何年ぶり。とはいっても過去に何度か何年ぶりという会い方をしているし、最近はメールでも話しているので互いに駆け寄り抱き合う、というシーンはない(あたりまえ)。良い時代を共に過ごした仲間と会って話すのは本当に楽しい。またいつか会いましょう。皆さんによろしく。
◆雑誌「NUMBER」や「BRUTUS」などを。
◆以前にも書いたけれど、世界という舞台で戦えるアスリートたちを本当にうらやましく思う。
◆相変わらず苦しみながら5作目を。
8月3日(火)
◆曇り。じっとしていれば汗はかかないんだけど。
◆サッカー日本代表はアジアカップ準決勝をバーレーンと。良い試合と言っていいかわからないけど、すごい試合だった。こういう試合で勝ちをもぎ取ることができるというのはすごいと思う。それも二試合も続けて。本当にいろんな意味で強くなっているのだろう。こういう修羅場を経験したチームは強くなる。ちょうどフランスワールドカップのアジア最終予選の日本代表が迷走し岡田監督が悲壮な決意で監督代行をしたときのように。ジョホールバルの歓喜はまぎれもなく修羅場を経験したからこそ生まれた精神力から来る勝利だった。ひょっとしたらジーコはこういうことを考えて先発メンバーをいじらなかったのかなどと勘違いしてしまいそうだ。日本は前回のワールドカップで予選を経験していない。これからさらに激化するワールドカップ予選の前に、このアジアカップであえて苦しい状況にチームを追い込み修羅場を経験させチーム力を向上させようとしていたのか。なんてことを考えてしまうぐらいだ。
◆ニュースやネットの情報でしか知りようがないんだけど、それにしても中国のサポーターや関係機関のお粗末さが目立つ。ホスト国としては失格だと言わざるを得ないような内容のレポートがあちこちに出てきている。決勝戦はその中国とだけど、本当に大丈夫なんだろうかと心配になってくる。
◆国際試合として恥ずかしくない態度を観客にも関係者にも審判にもお願いしたい。頼むから。このままだと自分で自分の首を絞めることになると思う。
8月4日(水)
◆晴れ。のんびりと暑い一日。
◆僕は基本的になんでも最初は好意的に見るように心がけている。そういうとさも善人のように聞こえるけどそうでもない。つまりプラスから初めて徐々にマイナスを見つけていくというやり方で、これは実は善人に見えて実は腹黒い男の典型だろう。気をつけてください。
◆冗談はともかく、今のジーコジャパンについてだ。ジーコ監督は果していい監督なんだろうかという議論。感動的と言うしかないアジアカップでの日本の試合ぶりは確かに日本代表の底力というものを引き上げてはいると思う。これは認めるしかない。そして結果も出している。認めるしかない。じゃあジーコの采配が良いのかというと「感動的」な試合を演出し「底力」を引き上げたのは確かにジーコの采配あってのことだ。先発組を何が何でも固定してボロボロになっても使い続けるというジーコの監督ぶりがこの結果を出している。間違いない。じゃあそれが日本代表の未来を見据えた結果で、選手の将来まで考えたものなのか、というとそうは思えない。この先欧州組が帰ってきたら今のメンバーはまた控え組に回されてベンチの日々を過ごすのだろう云々……いやでも待てよ確かにここまででチームは成長し土壇場での勝利への執着心も出てきて結局チーム力の底上げが成されているということは……と、まぁジーコ監督のことを考えれば考えていくほど結論として「わからない」ということになってしまう。
◆いい選手がいながらベンチに置きっぱなしにして先発組をここまで追い込んでいくチーム作りには賛成できない。でも、ひょっとして今の日本にはそれもありなのか? という思いも捨てきれない。いやそもそもジーコ監督は「チーム作り」なんてことは考えていないんじゃないか?
◆そこにあるのはただ「勝つ」ために「結果」を出したものは変えない。トラブルがあって初めて変えてそれが上手く行ったら「オプション」として使う。ただその繰り返し。違うんだろうか、何か一流の選手だけが持つ何かがジーコを突き動かしているんだろうか。
◆何にしても観ているしかない僕らはただただ祈るしかない。こうなったら大いなる勘違いをしているらしい中国の皆さんにこれがサッカーだというものを見せつけてほしい、と代表選手たちに祈る。ジーコにではなく。決戦は土曜日。
◆「小説すばる」さんのインタビュー原稿のチェックをする。例によって大したことは言ってません。今月発売のものに載るのかな?
◆5作目は停滞。弱っている。
8月5日(木)
◆晴れのち曇りのち雨。
◆ドラマ「人間の証明」。竹野内豊くんを見るたびに良い男ってのはいいよなぁと思う。美男美女ってのはそれだけで人生の半分を楽観的に過ごせる(って本に書いたような気がする)って思うんですがどうなんでしょ。
◆暑い夏は快調に過ぎていくけど、執筆は進まず。ふー。
8月6日(金)
◆晴れのち曇り。
◆海へ。で、現在日焼けに泣いている。肌が白くて焼いても黒くならないで赤くなるだけっていうタイプ。ひりひり……。
◆夜になってどこかでおまけにもらった小さな花火を次男と。絵に描いたような夏休みの一日。
◆そういう一日を過ごしたが良かったのか、5作目が少し進展する。書けないわけでなくて、単純によりベストな方向を模索しているという状態。そのまま書き進めようと思えばもういつでも書き終えることはできるんだけど。担当編集のKさんもう少し待ってください。
◆今月に入って全然小説を読んでいない。そもそも本屋に行ってないな。いかんなぁ。
8月7日(土)
◆晴れ。暑い日。北海道では七夕。
◆サッカー日本代表アジアカップ優勝。選手たちは本当によくやったと思う。見事な優勝。これは素直に喜ぼう。本当に勝つための集団になったと思う。どんな状況でも冷静さを失わずにチャンスを狙う。選手たちが口々にこのチームは本当にいいチームになったと言う。すごいことだと思う。この結果は必ずドイツに繋がると思う。
◆MVPは中澤・川口・宮本のDF陣にあげたい。彼らがいなかったらこの結果にはならなかった。誰もがそう言うだろうと思う。
◆このチームがそのままこの後のWCの予選を戦うメンバーにはならないだろう。オリンピックが終われば小野が帰ってくる。中田も高原も久保も稲本も負傷が治り次第帰ってくるだろう。そしてオリンピックチームから何人かが選ばれるはずだ。既にA代表入りしている大久保や石川はもちろん田中達や闘莉王や今野もひょっとしたら可能性はある。ジーコ監督への批判はともかく、日本代表は確実に強くなっている。なんといってもアジアカップを手にしたこのチームの上にさらに積み重なるのだから。
◆これでまたオリンピックチームも勢いに乗るかもしれない。ニュースでは小野が入ったことで数段進化したと伝えているけど当然だ。小野は今現在の日本の選手で〈天才〉の称号を与えていいただ一人の選手なのだから。不運な怪我や中田の陰に隠れてはいるもののその卓越したセンスとテクニックは中田を軽く越えている。
◆さぁ次はオリンピックだっ。
◆5作目が快調に滑り出した。このまま一気にいけるかな。
8月8日(日)
◆晴れ。まだ暑さは続く。
◆金鳥の蚊取り線香を買ってきた。あぁやっぱこれだよね。この香り。蚊取り線香はこうでなくっちゃ。
◆急に読みたくなってポール・オースター「リヴァイアサン」(新潮社)を再読。
◆ドラマ「逃亡者」は録画。後で観ます。
◆この週末は町内会の夏祭り。毎年のことだけど小学校のグラウンドで町内の皆さんが手作りでの夏祭り。いつもご苦労様です。どんな時代になってもこの風情は残しておきたいですね。
◆5作目を執筆中。ようやく進む。今日は20ページ。
8月9日(月)
◆晴れ。真夏日が続く北海道。明日は少し涼しくなるとか。
◆ドラマ「逃亡者」を観る。ははぁ義手の男はあの俳優さんでしたか。
◆新しい雑誌「coyote」を買う。動物のコヨーテのことですね。「旅」をテーマにした雑誌なんだけど、なるほどこんな感じで進むのか。本体の「switch」とどうやって区別をつけていくのか楽しみです。
◆いいなぁ、雑誌作りたいなぁ。
◆学校で夏期講座。みんな頑張れよ。
◆がくしくんがいよいよこちらでメジャーデビュー。おめでとうございます。お互いに頑張りましょう。何がうらやましいかって僕よりはるかに若いことです(^_^;)。
◆負けないように5作目の執筆を。
8月10日(火)
◆晴れ。でも少し涼しい。
◆「バガボンド」の、というより僕にとっては「スラムダンク」の井上雄彦さんが全国紙に出した〈感謝の気持ち〉。すごいというより目の奥が思わず熱くなってしまった。あぁこいつらはまだ井上さんの中で生きているんだなと嬉しくなってしまったのだ。学校でクラブ活動をしていたわけじゃないんだけど、下手の横好きで社会人になってからバスケを十年近くやっていた。本当に下手なんだけど、たとえば「リアル」で「だからパスくれっ!」と叫ぶ野宮の気持ちがいたいほどわかるぐらいバスケが好きだ。「スラムダンク」はそんな遅れてきたバスケ好きの僕のバイブルみたいな漫画だった。
◆第二部はあるんだろうか。以前インタビューで井上さんは「山王校戦を越えるような試合を描けると思ったらやるかもしれません」と答えていた。難しいかもしれない。でも、何年でも待とうと思っている。「あきらめたらそこで終わりですよ」。
◆引き続き5作目の執筆。
8月11日(水)
◆晴れ。まだ暑い。
◆開会式を待たずにオリンピックがサッカーで始まった(でもどうしてなんだろ?)。なでしこジャパン(このネーミングはどうかと思うのですが)女子日本代表は強豪スウェーデンを一蹴! 見事にオリンピック初勝利を飾りました。スウェーデンには難しいという話だったのですがとんでもない。見事なDFでまったく危なげない勝利。攻撃陣も次々と素晴らしい攻撃を仕掛けて圧勝と言ってもいいぐらいです。しかし楽しいサッカーをしてくれますねぇ女子日本は。観ていて本当に嬉しくなります。この調子をずっと続けていけばメダルは確実なんじゃないでしょうか。後、怖いのはドイツと中国ぐらいなんでしょ?(女子の方はよくわからないんだけど)。ガンガン行っていただきましょう。
◆この勢いをもらって、今夜はいよいよ男子サッカー日本代表が登場。期待しているぞ。
◆天海さんのドラマ「ラストプレゼント」。惜しむらくは天海さんからお母さんの匂いがしてこないことですね。
◆忘れる暇もない頻度で、子供たちの悲しいニュースが届く。ミスチルの「タガタメ」という歌は強烈なメッセージソングで、ボーカルの桜井は血を吐くようなシャウトで「子供たちを被害者に、加害者にもせずに、この街で暮らすため僕らはなにをすべきだろう」と歌っている。「ただ、愛するしかない」と歌う。多くの人は生きることだけで精一杯で何を為す力を持ちえない。でも、子供たちを愛することだけは誰にでもできる。でも、どうやって愛せばいいのかという問いには誰にも答えられない。自分で見つけるしかない。それで悲しい事件がなくなるという保証はないけど、それ以外に何ができるのかわからない。
◆心ある表現者たちが送るメッセージが少しでも多くの人の心に残り伝わっていくことを願うしかない。
8月12日(木)
◆晴れ。それなりに暑いけどもう夜は涼しい北海道。
◆日焼けしたところが皮剥けてきてかゆくてしょうがない。
◆ドラマ「人間の証明」。コンスタントにおもしろい。
◆ジーコ監督がアルゼンチン戦のメンバー発表で明言しているけど、今後のWC予選ではこのメンバーではない。アジアカップの時にも言っていたけど、現時点での最高のメンバー。ということは、やはり福西や遠藤や小笠原より稲本と小野が数段上だと。小野はまぁわかるとして稲本、福西、遠藤、小笠原ってのは個性の差はあるけど実力的には変わらないと思うんですが。
◆サッカー日本代表男子オリンピックチームはパラグアイに4−3で負けた。とにかく日本代表は浮き足立っていたように思う。特に後半引っ込んでしまった那須はどうしたんだろうと思うぐらい相手に対処できていなかった。試合後の会見で山本監督はキャプテンとしてのプレッシャーがあったのか、と言っていたけどもしそれが本当なら山本監督の判断ミスだろう。最初から経験豊富な小野をキャプテンにしておけばいいものを。ボランチも含めてDFラインがしっくり行ってなかった。今野一人が奮闘してたけどどうしようもなく、小野にボールが集まらない。とまぁいろいろあるけど、内容は完敗だったけど実力差はない。DFが崩れたために機能しなくなったけど、攻撃面ではむしろ日本の力が上だと感じた。まだやれると思う。あとの2戦に期待するけど心配なのは那須だな。2点は確実に那須のミスだった。精神的に引きずらなきゃいいけど。
◆5作目を執筆中。
8月13日(金)
◆曇り。涼しいって。9月下旬並みの気温だとか。
◆日焼け肌ボロボロ。
◆オリンピックの民放の番組は一括して電通が担当していて売上高は100億を超えるそうです。相変わらず電通なんだなぁ。
◆お盆休みのど真ん中に帰省予定。親は休みなんざ関係ない生活しているんだけど子供たちのスケジュールに合わせるとどうしてもそうなってしまった。渋滞を覚悟していこう。まぁ北海道の渋滞なんてたかが知れてるんですけど。
◆田淵由美子さん「大阪マウンテンブルース」(集英社)を読む。失礼だけどごく普通のストーリー展開なんですが、やはりあの時代からのファンとしては買ってしまう。
◆引き続き5作目の執筆。もうひとがんばり。
8月15日(日)
◆晴れたり降ったり。
◆お盆の墓参りの日々。無宗教ですが、祖先を敬う気持ちはごくあたりまえにあります。
◆墓参り以外はもうオリンピック漬けの日々。柔道の野村と谷の強さにもう驚愕。まさに君臨する王者という言葉を与えるしかないと思いましたね。同じく内柴と横沢ですか。まったく知りませんでしたが、もう試合内容に驚き。強いじゃないですか。まったくつまらない感想ですが、観ていて本当に気持ちが良かったです。
◆で、サッカー男子日本代表ですが、まるで日韓WCの日本代表が決勝リーグに進んだときのデジャブを観ているような気持ちになりました。いろいろあったけどトゥルシエを信じてチームがひとつになって見事決勝リーグに進んだのに、トルコ戦であの布陣。「ええっ?」という思い。今回のオリンピックチームとしての熟成度にあのときのような思いがあったのに、本番になって「ええっ?」と。こんなチームを観たかったんじゃないのになぁと。
◆そういう意味では山本監督がインタビューで言っていたように、もくろんだオーバーエイジを含めてのチームの完成というプランがズタズタになった結果とも言える。じゃあ無理して小野と曽ヶ端使わないでいいのにと思うのだけど、使わずにはいられなかったんだろうか。確かに小野は良い仕事をしていたと思うけど、この二人が入ったことで良い部分はあったのかもしれないけど、このチームはアテネを目指した戦いの中で観られた〈温度の高さ〉が消えてしまったような気もしている。
◆とにかく、まだガーナ戦が残っている。これで解散するこのオリンピックチームのすべてを見せてほしい。彼らがここまで来るまでに積み上げたものはこんなものじゃなかったという確信がある。
◆なでしこジャパンはどうやら決勝リーグに進めたようですね。こちらも1敗したけど、試合自体は本当に楽しいものだった。おもしろいゲームをしているし良いサッカーをしている。もちろん男子との質の違いはあるけれど、まさに日本人が目指すサッカーをやっているんじゃないだろうか。
◆集英社の月刊誌「小説すばる」9月号に、集英社さんから26日に出る3作目「Q.O.L」についてのインタビューが載っています。492Pです。興味のある方はぜひご購入を。何度も言いますが大したことは言ってません。写真も載ってます。一年に一回ぐらい髪を短くするんですが、ちょうど今はその時期です。
◆引き続き5作目の執筆。確実にオリンピック停滞。
8月17日(月)
◆晴れ。もう北海道の夏は終わってしまった。風が涼しい。
◆オリンピックで体操ニッポンが復活。素人が見ても最後の演技は素晴らしいと実感できました。文句なし。
◆読書は、異形コレクション「蒐集家(コレクター)」(光文社文庫)を購入(がくしくん買ったよ)。その中の松本楽志「海を集める」を読む。知人のキレのある作品を読むと本当に刺激を受けます。がくしくんの作品は以前にも読ませてもらったことがあるんだけど、お世辞抜きで〈何か〉を感じることができます。他にもたくさんの作家の方の作品が載っているんですが、申し訳ないけどホラーはマジで苦手なので(嫌いなんじゃなくて怖いんです。いやホントに)あまり読めてません。
◆同じくイタロ・カルヴィーノ「レ・コスミコミケ」(ハヤカワ文庫)を購入。「不在の騎士」を以前に読んだことがあって、その他にも「木のぼり男爵」や「まっぷたつの子爵」などおもしろそうな著作を持つ作者。ゆっくり読みます。
◆オリンピックに紛れてしまったけど、コンサドーレ札幌は前節はなんとか勝利している。が、ニュースでご存知の方もいるかもしれない。FWの新居が飲酒運転で事故を起こした。幸い相手にも大怪我はなかったのだが、処分は解雇、契約解除という形になった。実はMFの中尾が同乗していて、同じように解雇処分になった。チームのことだけを考えるのならまだ若く才能もある二人なので温情処置をとも思うが、社会的な道義責任を考えると致し方ない処分か。飲酒運転で事故は言い訳のしようがない。だがせめてコンサドーレ上層部は二人の今後にできるだけのことをしてやってほしい。
◆引き続き5作目の執筆。
8月18日(火)
◆晴れ。
◆へーこういうページがあったんですね。集英社のサイトに「小説すばる」でのインタビューが半分ほど掲載されています。ここです。恐れ多くも飛ぶ鳥を落とす勢いの伊坂幸太郎さんと同じ並びです。伊坂さんのインタビューを読んで知ったんですが“殺し屋”というキーワードがかぶってますね。三人の視点が切り替わるという構成も同じだし(もちろん偶然です)。名前も“幸”つながりってことで(^_^;)。
◆アジアカップを制した日本代表はアルゼンチンと親善試合。なんつーかつまらん試合を見せてくれたなぁと。2点に押さえられたのは向こうのミスのおかげですね。しかしまぁアジアカップ優勝で浮かれていた気分を物の見事に砕かれたってことで結果オーライですか。反省してWC予選に向かってくれ。
◆しかしこうなってくるとやはり世界基準をおびやかすタレントの存在がチームに不可欠だなと実感しますね。それはやっぱり中田であり小野であり中村で、さらに久保や高原ってことになるんだろうな。彼らがここにいてその輝きを放ってくれたなら、負けるにしてももう少しレベルの高い試合ができただろうと思ってしまう。
◆サッカーオリンピック男子日本代表はいよいよ最後の試合を迎える。どんなごたごたがあろうと結果を出さないとこのチームを作り上げた意味がなくなってしまう。頑張っていただきたい。
◆引き続き5作目の執筆。もうひとがんばり。
8月19日(水)
◆晴れ。夜になって台風が来るとか。
◆卓球の愛ちゃんってけっこういいキャラかも。北京でメダルを狙え。
◆なんと高校野球、南北海道代表の駒大苫小牧がベスト4に! なんてことでしょう。北海道勢では76年ぶりだそうです。試合も観ていたんですがまぁ小気味イイ思いきりのいいスイングで打つは打つは。しかも7番打者がサイクルヒットで4打点! すごいなー。彼はもうひ孫の代まで自慢していいね。久しぶりに甲子園観て燃えてしまいました。
◆サッカー日本代表オリンピックチームは最後の試合をガーナと。1-0の勝利。これは良い試合だった。今まで培ってきたものがきれいに出た試合だと思う。このままじゃ帰れないというモチベーションと開き直りが功を奏したのか。振り返ってみると1点差で負けた前の二試合のうちどちらかでも引き分けていれば決勝リーグへ進めたという内容で、だから本当に惜しかったのだ。文句を言わせてもらえば、山本監督の采配ミスが招いた結果だったように思う。山本監督のチーム作りの手腕は評価できるように思うけど、試合となるとどうも守備から入り守備を重視する傾向があるように思う。石川があれだけ鬱憤を晴らすかのようないい動きを見せていたのにまた守備のために途中交代させるというところにも、それが出ている。それ自体は悪いことじゃないけど、結果論だけど、苦しんで手に入れたオリンピックの舞台を純粋に「さぁ楽しもう。ガンガンやってこい!」と楽しむ姿勢が、攻撃的な姿勢が必要だったんじゃないだろうか。
◆ドラマは「人間の証明」。そろそろ怒濤の後半戦でしょうか。そういえば以前に書きわすれたけどドラマ「逃亡者」で思わずえっ! と思ってしまったシーンがあったんです。阿部寛演じる刑事がライフルを持ち出して片腕の男を撃った、と思わせるようなシーンが予告を含めてあったんですが、そりゃないよね? まさかそんなもの持ち出して飛行機に乗ったなんて脚本にしないよね?
8月21日(土)
◆晴れのち曇り
◆いや、まいりました。甲子園、駒大苫小牧。決勝戦へ行ってしまいました。きっともう北海道中大興奮です。明日もたいへんだ。
◆コンサドーレ札幌は京都と。4-2で負けました。確かに力負けだけど、試合内容はそれほど悪くはなかったと思う。劇的な変化はないけど、戦えるチームに少しだけど前進しているのは確か。ただ、やはりFWの力不足は否めない。ここを今後どうするのか。
◆なでしこジャパン、サッカー日本代表女子チームはアメリカに敗退。惜しかった。でも、確かにアメリカに圧力で負けていた。そこをかわす力に欠けていたのは事実。ここから、前進しよう。
◆西澤保彦さん「方舟は冬の国へ」(カッパノベルス)をいただきました。西澤さんありがとうございます。楽しみに読ませていただきます。
◆引き続き5作目の執筆。
8月22日(日)
◆晴れ。もう日差しが秋の北海道。
◆もう大騒ぎ! 甲子園大会の歴史が始まって以来、北海道勢で初の優勝! 駒大苫小牧は見事な優勝でした。いやもうプレッシャーも気負いも緊張もなにそれって感じでお互いに打つ打つ。決してピッチャーが不出来なわけではないのになんでしょこの両校の打線は。まいりました。やっぱり地元が優勝するって本当にいいもんですね。おめでとう!
◆その興奮もさめやらない頃に我が家に見本が届きました。三作目になる書き下ろし、「Q.O.L.」(集英社)です。 今回は真っ白な感じの右のような装幀です。帯を外したのはこちらに写真が。装幀をしていただいたのは妹尾浩也さんという方で、コアなミステリ好きな方は国書刊行会の本で妹尾さんの装幀にふれることも多いのではないかと。僕の大好きなクィーンの「クィーン談話室」(国書刊行会)も妹尾さんの装幀ですね。カッコイイ装幀をありがとうございました。
◆デビュー作から続く二作とはまったく違う内容です。帯に“青春ロードノベル”とちょっと気恥ずかしい惹句がありますが、そういうイメージで書き上げました。龍哉、光平、くるみという三人の25、6歳の若者たちの物語です。集英社さんに提出した宣伝用の著者のコメントを引用すると〈三人の若者たち、というのが僕の中では永遠のテーマになってます。どんな傷や過去を抱えても、それでも生きるというのは光差す方へ進むことだという思いを込めました。楽しんでもらえたら嬉しいです。〉という感じです。もうすぐ、26日発売です。楽しんでいただけたら嬉しいです。
◆構想を練る段階で、多くのネット仲間にご協力をいただきました。ありがとうございました。お礼は改めてまたいつか東京で。
◆そして、名前を出すと怒られちゃうかもしれないですけど、集英社の担当編集、Cさんに心からのお礼と感謝の気持ちをここで。僕のプロフィールをご覧になっていただくとわかるように、僕の物語を書く作業は集英社さんが原点だと言っても過言ではないです。当時の担当だったKさん、そして今の担当のCさんのあたたかい叱咤激励があって、今の僕が出来上がっています。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
◆引き続き、5作目の執筆中。
8月23日(月)
◆晴れ。このまま秋に突入しそうな北海道。
◆気温の涼しさとは逆に高校野球、駒大苫小牧の優勝で北海道は熱い! もう本当に大騒ぎ。昨日はあちこちの大型スクリーン前で人だかりと応援と歓喜の嵐。今日は今日で帰ってきた駒大苫小牧チームの出迎えで空港も地元も大騒ぎ。ちなみに苫小牧は札幌から電車で小一時間、車ならうーんと二時間近くはかかるのかな? それぐらいの距離です。
◆イタロ・カルヴィーノ「レ・コスミコミケ」(ハヤカワ文庫)を少し読む。
◆来月からまた講師の仕事が始まるのでスケジュール調整や講義内容の確認などの準備も少し。後期から講義の数が増えているので少し辛いかも。
◆昨日観たドラマ「逃亡者」ですが、えーと少し作りがあざとくなりすぎているような気がします。もちろん自分の作品作りのことはさておいて言ってますけど。
◆5作目の執筆中。いよいよ終盤。もう少し。
8月24日(火)
◆晴れ。穏やかな天気。
◆オリンピック女子レスリング。4選手がそれぞれメダルを決めて、特に最後の浜口選手の銅メダル。悔しいのだろうけど気持ちを切り替えて本当に嬉しそうに笑っていた。それを東京のスタジオで観ていた山本美優さんが「本当に良かった」とポロポロと大粒の涙を流していた。アテネを目指した選手としてそして女子レスリングを支えてきた先輩として、いろんな思いがあったのだと思う。きれいな涙だった。思わずドキッとしてしまうほどの美しい涙だった。
◆山本さんの美しさに惑わされたのかもしれません(^_^;)
◆アジアカップからオリンピック、そして高校野球ともう血圧上がりっぱなしの夏だったので9月に入ったら燃えつき症候群になりそうでこわいです。
◆西澤保彦さん「方舟は冬の国へ」(カッパノベルス)を少し読む。
◆引き続き5作目の執筆中。
8月25日(水)
◆晴れ。穏やかな日が続く。
◆新刊「Q.O.L.」集英社さんから明日発売です。
◆コンサドーレ札幌は福岡に2-0で負け。どうしたらいいのかなぁ。柳下監督も悩みようがないだろうなぁ。せめて一人だけでも試合をコントロールできる選手がいればいいんだけど。それはつまり今は何をすべきかってことをプレーで伝えられる選手という意味で。
◆夜中に郵便受けがコトッと音を立てると反射的に「恐怖新聞?」と思ってしまうってのは世代がよくわかりますね(^_^;)
◆サッカー日本代表は再びドイツWCへの道へ。アウェーのインド戦へ向けてのメンバーが発表されましたが、まぁ文句は言いませんが、一考してほしいと思うのは、そんなに加持がいいのか? ってことと戸田を呼んでほしいってことでしょうか。それとオリンピック組との融合を今後どのように考えていくのかしっかり示してほしいと。
◆引き続き5作目の執筆中。あともう少し。
8月26日(木) 新刊、発売日です。
◆晴れ。突然日付の横にタイトルをつけてみたりする。続くかな。
◆首都圏では本屋さんに並んだでしょうか? またしても発売日に中心部に行く用事がなかったので札幌圏ではどうなのか見てません。明日は学校に用事があるので見てきます。よろしくお願いしますm(_ _)m
◆主人公たちにそれぞれモデルがいる、という話を一部でしていますが、モデルというよりキャラクターを作っていく上でのフック(僕はそう呼んでいます)ですね。取っ掛かりというか。決してその人個人を中心にしたわけではありません。三人の方は作品を読んで「こんなんじゃない!」と怒らないでください(^_^;)。あくまでも架空の人物ですからね。
◆作品の登場人物には大抵そういう取っ掛かりになる実在の人物がいます。その人をそのまま活写するわけではなく、僕の中でぼんやりとした姿で、でもどこかに引っ掛かり(フック)がある人。だから身近な人物よりは一度しか会ってない人とか記憶もおぼろげの遠い昔の同級生とかが多いです。ですからベイジイにもキョウにもギーガンにもルーピーにも、イメージを固めるためのフックとして思い描いた実在の人物がいます。
◆ドラマは「人間の証明」。いよいよ大詰め。どっかにあったかなー文庫本。実家の本棚かも。映画を観たのはいつだったのか調べてみたら高校生の時だったんだ。誰と行ったんだろ? 覚えてないや。当時つき合ってた彼女は確かあの子とあの子とあの子と……(以下自粛)。
◆ジーコ監督はFWの柱を鈴木と考えているのか。そうなのか。いや確かに僕は鈴木は好きだけどね。でも柱なのか?
◆引き続き5作目。いよいよラストシーン。Kさんもう少しです。
8月27日(金) あきらめていない
◆晴れ。いい天気。秋晴れというのにはまだ早い。
◆学校(札幌市中心部っていうかど真ん中)へ所用があって行ったついでに本屋さんを廻ってみる。三作目の「Q.O.L.」(集英社)。あーあったあった。さすがに発売直後は平積み。嬉しいです。全国はもちろん、札幌市内および近郊の書店の皆さん、よろしくお願いします。
◆自分で納得した作品を出したのだから売れる売れないは二の次という考え方もあるだろうけど、商業ベースでやってる以上は売れないと言うのはやはり問題があると思う。売れなければ作品を出す機会はどんどん無くなっていくのだから。だから正直売れてくれればいいなぁと思う。
◆同い年の友人と昼飯を食べる。クリエィティブな部分での仕事をしているといつまでも経ってもどんな歳になってもあきらめきれない部分を抱えてしまう。あきらめてしまった時点でクリエィティブなことはできなくなってしまうのだと思う。それはやっぱり常に前進する気概と節目節目でのある種の覚悟を必要とするのだと思う。覚悟を決めるための準備をしなきゃならないと思う。
◆あれこれ欲しい新刊はあったのだけど、多少金欠気味なので我慢する。それでも少しパラパラと立ち読みでうーんいいなぁと。以前は良い作品に出会うと単純に嬉しかっただけだけど、今は身が引き締まる思いがする。
◆引き続き5作目のラスト。ここで焦らないでじっくり書く。
8月28日(土) その日だけに賭ける
◆晴れ。穏やかな天気。
◆鳥人間コンテスト。特に注目して観ているわけじゃないけど毎年何の気に無しにチャンネルを合わせてしまう。各大学や個人がこの日のために情熱を傾けた飛行機を飛ばす。けれども今回は風のために無効となってしまったらしい。飛べたチームも飛べなかったチームも同様に無念の表情だし、プラットホームで待機中に風で主翼が折れてしまうチームもあった。そのむなしさといったらないだろうと思う。
◆何年間もかけて練習し、あるいは能力の全てを使い作り上げてきたものが一瞬で無になってしまう瞬間というものがある。そこを乗り越えることで人間は強くなるというのは良く言われる陳腐なセリフだけど、少なくとも僕の体験から言うと真実だと思う。もちろん、乗り越えて自分の能力が上がるかどうかは別問題だけど。
◆いろんな人間が集まりチームで何かを作り上げるという作業はなにものにも代え難い快感がある。純粋にひたすらにそれのみを追及できるのは学生時代だけかもしれない。仕事でももちろんそういうことはできるけど、どうしてもそこには営利追及と動機が絡んでくる。
◆あの日に帰りたいってか。
◆引き続き5作目のラスト。本当にラスト何枚かなので、少し立ち止まって考え中。
8月29日(日) 台風がやってくる
◆曇り。
◆北海道にはあまり台風がやってこない。いつも途中で温帯低気圧に変わってしまう。だからものすごい雨とかものすごい風とかにあまり遭遇したことがない。なければないに越したことはないのだけど、あのものすごい自然のエネルギーには畏怖の念を抱いてしまう。人間は絶対に自然にはかなわないんだなと。
◆ドラマは「逃亡者」。うーんなんだかなー。ただひたすらに警察と犯人と逃亡者の馬鹿さ加減ばかりが目に付いて。
◆読書はコニー・ウィリス「犬は勘定に入れません」(早川書房)。良いタイトルだ。ほんの少し。
◆5作目の仕上げ。なんとか今月中に仕上がりそう。
8月30日(月) ホッと一息
◆降ったりやんだり。台風が来るのか温帯低気圧になるのか。
◆明日は学校で講義があるので、もし台風が来るなら休講になる可能性が。どうなるのかな。
◆午前中にT社さん用に書いていた5作目の最後の〈。〉を付けてホッと一息。これから頭と手を休めてから、最初から見直して文字校とつじつまの合わないところなど修正(意外とあるんだこれが)する予定。Kさんあとでメールします。
◆ホッとはするんだけど、不安がまたぞろ頭をもたげてくる。本当にこれっておもしろいんだろうかと。でもまぁそう思わなくなったらおしまいかも。
◆もう8月も終わるんだ。秋がやってくるんだなぁ。
8月31日(火) 台風がやってきた
◆台風。講義は休講になってしまった。
◆しかし日中はそれほどでもなく大したことないなぁと思っていたら夜になって強風。被害はほとんど無かったけれど庭のリンゴの木が根から倒れてしまった。もともと小さい木で弱かったせいもある。もう夜中なので応急処置だけして、明日の朝きちんとしよう。
◆5作目を少しばかり修正して、プリントアウト。原稿用紙に換算するとおおよそ600枚。データはメールで担当編集のKさんに送る。もちろんこれで終わったーと解放感に浸れるはずもなく、これから厳しいチェックが入って「これでは出せません」などと言われるのだ。「これで行きましょう!」なんていきなり言われないかなぁ無理だろうなぁと思ってしまう自分が情けない。
◆なので、気を緩めることも無く、引き続き6作目として予定している講談社さんの作品に取りかかる。もちろんこれもまだ出せると決まったわけじゃない。頑張らなきゃ。ネタはもうあがっているので、それの展開の詰めの作業。完成目標は一ヶ月後って無理かなぁ。
◆8月の終わり。今年の夏はいい夏だったね。
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