4月1日(金) HEARTBEAT
◆晴れ。穏やかな日。
◆今年はかなり雪が多かったため、まだ庭には高く雪が残っている。土の匂いがしてくるのももう少し先。
◆春は旅立ちの季節。隣家のお兄ちゃんも大学で地方へ。我が家の息子たちもそれぞれ春の新学期の準備。制服やカバンや辞書や新しい筆入れを買う。
◆某書評誌さんに音楽コラムを書きました。MFのIさん、データ送りました。よろしくお願いします。5月頭発売のものに掲載される予定だそうです。あ、東京創元社さんの『ミステリーズ!』にもコラムを書きました。次号に掲載されるのかな? まだ慣れないのでコラムの芸風が確立していません。
◆いやそもそもお前の小説の芸風が確立してないじゃん、というツッコミはなしで。
◆あ、東京創元社さんから4月28日に刊行の新刊『HEARTBEAT』がサイトに書影付きで出ましたね。ここです。なるほど、こういうあらすじと装幀になりましたか。Kさんありがとうございます。
◆また多人数多視点の構成で話が進んでいきますが、僕の中では、シンプルにまとまったストーリーになったと思っています。よろしくお願いします。
◆G社さん「HT」の細かい修正を進める。もう少しで終了。同時進行で講談社さん「D」を進める。いいペース。
4月2日(土) 日々
◆晴れ。いい天気。
◆自転車を出すために、物置までの道をつける。つまり雪が積もっていてそこを掘っていくわけです。例年ならもう融けているのに。今期は本当に雪が多かった。玄関周りの春の準備をするのはもう少し先になりそう。
◆久しぶりに『マトリックス』を観たけど、それはいいんだけど、CM多すぎ。あまりにも多くてイライラしてきた。テレビ局はいい加減にしてほしい。
◆確かに大衆には愚者が多いだろうが、世界を壊すのは愚者だということをもう一度考えた方がいい。
◆同じことがすべてのクリエィティブ業界に言えるんですが。そして自分自身にも返ってくる刃。
◆良いものだけを、創ろうという意志だけは持ち続けたい。
◆G社さん「HT」の細かい修正。講談社さん「D」を進める。
4月3日(日) 日々
◆晴れ。曇り後晴れ。今一つ気温が上がらない。
◆コンサドーレ札幌はまた負けたようだ。スカパーでも放送が後日だったので観ていないのだが、4連敗中の水戸に負けてはいかんだろう。やれやれ。
◆久しぶりに「からくりTV」を観た。投稿ビデオ傑作選で親子4人死ぬほど笑った。
◆最近次男が映画に目覚めたらしく、テレビでの映画劇場を観たがる。ので、今日も「トータル・フィアーズ」を観る。さすがに小難しいところは退屈そうだったが。でもこれ正直そんなに面白いわけじゃないからね。来週の「ハムナプトラ2」の方が単純に面白いかも。ゲームみたいで。
◆知らなかった。東京創元社さんのサイトで『HEARTBEAT』のサイン本ネット販売をしていたのか。いやそれは聞いていたけど、もう締め切ったのを知らなかった。もしここをお読みの方で申し込みなされた方がいたらありがとうございます。心を込めてサインします。
◆レミオロメンをどうしてもロミオメロンと読んでしまう。なんだかオヤジくさくて自分がイヤなので一生懸命読む練習をした。レミオロメンレミオロメンレミオロメン……。
◆G社のIさん「HT」を送りました。よろしくお願いします。
◆講談社さん「D」を進める。
4月5日(火) 日々
◆曇り。少し寒い。昨日は良い天気で雪解けも進んだけど今日はひと休み。
◆執筆をしながら、iTuneも常に開いていて、気分転換に音楽を聴いたりするのだけど、ラジオを聴くこともある。いつも〈湘南ビーチFM〉だ。湘南の海辺をライブカメラでずっと流しているのでそれを横目に本を読んだりすることもある。晴れた日の夕方などは観ているだけで気持ちが良い。中学生まで毎年の夏に行っていた祖母の家は海の近くで、水着で家を出て泳いでそのまま帰ってこられる距離だった。夏休みのほんの一週間ぐらいなのだけど、海辺の生活というものを味わえた。ずっと海のない町で暮らしているので、そういうものに少し憧れる。
◆今日の一冊。デイヴィッド・ハンドラー『笑いながら死んだ男』(講談社文庫)。書けなくなったベストセラー作家スチュワート・ホーグが探偵役になるシリーズの第一作。傑作は『女優志願』だと思うのだけど、まずはシリーズ一作目からの方がいいかと。この作家のバランスの良さが大好き。重すぎず、軽すぎず。ホーグのキャラクターが最大限に生かされる設定とシリーズにちりばめられる脇役たちの絶妙の配置。あまり話題にならない作家だと思うんだけど(最近は新刊も出てないかな?)、好きだなぁ。
◆G社さんに「A」の直しを送る。よろしくお願いします。
◆講談社さん「D」を進める。
4月6日(水) ハチクロ
◆薄曇り。暖かい日。どんどん雪が融けていきました。明日は雨だとか。
◆買い逃していた羽海野チカさん「ハチミツとクローバー」(集英社)を読む。これ、このまま皆が歳を取っていって、社会人になっても続けてもらえないかなぁ。そうだなぁ森田が35歳になるぐらいまで。集英社さんは人気があるからって歳を取らないサザエさん方式で続けさせるのは止めてほしいと希望します。
◆(ハチクロ読んでいる人しか繋がらない話題ですが)高校時代に自転車で旅をしたことあります。初日に300キロぐらい走って、お尻の皮が剥けました。マジで。夜中に公園だと思ってテントを張った場所が、老人ホームの庭だったこともあった。もーびっくり。朝起きたら老人たちに囲まれているんだもの(^_^;)。家族連れの車から「ガンバレー」って子供たちに声を掛けられたりしたなー。きつかったけど、でも楽しかった。
◆帰る家があるってことをありがたく思ったのは、あの時の旅が最初だったかもしれない。
◆講談社さん「D」を進める。
4月7日(木) 表現
◆曇り&小雨。寒いッ。
◆うーん、どうなんだろうなぁ。横尾忠則さんの抗議で資生堂がCMを中止したというニュースがあった。資生堂の発毛促進剤のCMの構成が横尾さんの作品と酷似していると言うんだけど。
◆細部まで覚えていないから、何とも言えないんだけど、確かに全体を構成する要素は同じと言ってもいいから、横尾さんはなんらかの警鐘を鳴らす意味での抗議なのかもしれない。うーん。
◆CMと言えば、最近気になったのは、なんだったかなー洗剤のCMかなぁ。入学祝いのお返しに洗剤を、とかいうCMだったかな。うろ覚えですいません。主婦が居間で子ども連れでそういう会話をしているシーンなんだけど、その会話の受け側のお母さんのシャツの襟が開きすぎです。不自然なほどに開いています。別に色っぽ過ぎとかそういうんじゃなくて、明らかに画的に不自然。どうしてディレクターが気づかないんだろう? とものすごく疑問に思った。何かの意図なら何の意図? とさらに疑問。
◆まぁ木を見て森を見ず、というのもあれば、神は細部に宿る、というのもある。表現というのは本当に難しい。
◆講談社さん「D」を進める。
4月8日(金) 日々
◆曇りと雪。寒いッ!
◆長男の入学式。別に両親揃って行かなくてもいいよな、とは思いつつ、もう薄れかけているあの頃の思いを確認するためにもと行ってきました。学校っていうのはいつ行っても〈学校〉だ。
◆「芸能人筋肉バトル」を観る。こういうの好きなんだよねー。ワッキーすげぇよ!
◆そろそろ新しいドラマも始まるんだろうけど、お願いだから、いい脚本にいい役者を使っていいドラマを作ってほしい。危機感を持たないと本当に駄目になると思うよ。
◆紀伊国屋書店札幌本店が新しくなってオープン。札幌駅のすぐ横の新しいビルの2フロアを使って、なんでも全国の紀伊国屋書店の中でも3番目に広いとか。これで札幌駅周辺には旭屋書店さん、三省堂書店さんと大型書店がズラリ。本好きにとっては嬉しいばかりです。新刊出たらまた挨拶に行ってこよう。
◆サッカー日本代表の中田が自分のサイトで危機感のある発言をしている。もちろん彼は以前からこういう発言を繰り返しているんだけど。個人的には、どう観ても、中田は今の日本人選手でナンバー1の実力を持った選手。実力というのは経験も気持ちも含めてのこと。どんなに調子が悪くても、周りの選手がきちんと彼の周りを回れば大抵の試合には負けないと思う。だから、周りの選手がそれでできてないだけの話。僕が中田を買って中村は今一つと言うのは、結局視野の違いなんだと思う。中田は常に全方位の視野を持っている。けれども中村は切り替えの視野しか持っていない。そう感じるんだけどね。
◆G社さん担当編集IさんからTEL。「HT」の方はなんとかゲラに入りそうだ。良かった良かった。もうひとつのG社さんの「A」はもうちょっとペンディングかな。
◆講談社さん「D」を進める。
4月9日(土) 何だとぉ
◆曇り時々晴れ。少し寒い。
◆ええっ、がくしくんそんな現場に!
◆すごいね、これ。どんなサイトなんだか。3年間で10億円ってなんだよ。見に行く気にもなれないけどさ。わかった。きっと抽選で何百名様ハワイ旅行ご招待とかイベントやってるんだよきっと。
◆昔、桃井かおりさんがCMで「世の中バカが多くて疲れません?」ってやったら抗議が来て自粛になったことがある。マジで世の中バカが多くて正直者がバカを見る。
◆そういえば、かつて中野良子さんが「女房酔わせてどうするつもり?」と抜群のニュアンスで言ってヒットしたCMのコピーが、最近石田ゆり子さんバージョンで復活して流れている。うーん、ニュアンス的には正直今一つかなって気がする。ま、これは僕が歳を取ったせいかもしれない。あの当時は新婚だったしなヽ( ´ー`)ノ
◆CMの話が続くけど、SMAPがNTTの光のCMで歌っているのはいやぁ懐かしい「8マン」のテーマソング。リアルタイムで観ていたかどうかわからないぐらい古いアニメですよね。調べてみたら2歳とか3歳の頃ですから、再放送で観ていたのかなぁ。でも中身はほとんど覚えていない。テーマソングと観た記憶だけが残っています。良い歌ですよね。このCMに関係なく、昔から夏に海に行くと時々口ずさんでました。
◆東京創元社さんから「ミステリーズ!vol10」をいただきました、ありがとうございます。ミステリーズ・バーというお酒についてのコラムを書きました。よろしければ書店でお買い求めください。
◆言っちゃってもいいんだろうな。先日音楽についてのコラムを書いたのは「ダ・ヴィンチ」さんです。こちらもよろしければ。5月頭に出る号です。
◆少し調子が悪い。いろいろと考えなきゃならないのに。
4月10日(日) 味噌汁じゃん
◆雨。一日中降り続き、でもかなり雪が消えてきました。
◆自分の父親が死んだせいか、ここのところおじいさんにシンパシーを感じてしまう。「ビフォーアフター」を観ていて、改築された我が家を見て大喜びしているおじいさんに「長生きしてくださいね」と声を掛けたくなる。
◆新ドラマ「あいくるしい」を観た。野島さんの脚本だから、どこか少し変になるんだろうなぁと思いつつ、〈天文台〉とか〈泣いたことのない男の子〉という自分のネタとかぶる部分に苦笑する。時間があれば観てみようかな。
◆近所にできた新しいラーメン屋さんに行ってみる。赤味噌ラーメンを頼んだのだけど……うわぁ本当に赤味噌だ。これって味噌汁じゃん。残った汁に豆腐を麩を入れたくなるぞ。もう行かないかも。
◆新潮社さんや、集英社さん用のネタを詰めてメールで送る。これで書かせてくれませんか。
◆講談社さん「D」も進める。
4月11日(月) 日々
◆晴れ。いい天気。昨日の雨でかなり雪が融けて、あとはもう庭に残すのみ。
◆ベランダの戸を開けていられるほどに暖かい日。愛犬がそこからデッキに出て、久しぶりの日光浴を楽しんでいる。
◆こういう日に部屋に閉じこもってキーボードを叩いているのはどうなのよ? と思ってしまう。犬を連れてぼんやりと散歩してみたり。でもうちの犬は騒がしいのでのんびり散歩しないから困る。
◆ふきのとうもあちこちに芽を出している。そろそろ玄関周りに春の準備をしてもいいかな。車のタイヤはいつ換えようか。
◆講談社さん「D」を進める。
4月14日(木) 日々
◆晴れ。引き続き良い天気。
◆日本と、アジアの国々。難しい問題は山積みだろうけど、良き隣人でいようと思う人々がいる限り、何とかなると思ってしまうのは楽観的に過ぎるだろうか。
◆講師をしている学校の入学式に顔を出す。僕は基本的に立派な人間ではないので、人を育てることはできない。教えることはできる。だから、勝手に育っていただきたい。見本にするのも手本にするのも自由。本来クリエィティブというのは人に育ててもらうものじゃないと思う。
◆久しぶりに会う人に「忙しい?」と訊かれる。まぁそれは働いている人間同士ならごく普通の挨拶なんだけど、どうにも答えにくい。忙しくはない。なんたって講義がなければ、後は執筆しかすることしかない。作品を書いたりネタを捻っている時間をどうしても働いているという感覚で捉えられないのだ。だからいつも「忙しくないような忙しいような」と曖昧に答えてしまう。
◆G社さんIさんと電話で話す。「HT」はゲラに入ったようだ。「A」の方は形を変えながらも、執筆を進めることになった。その他にももう一本、ネタを捻くり出す作業に入る。
◆新潮社のGさんからメール。送ったネタについての検討。もう少しメールをやり取りすることになるかな。
◆「ダ・ヴィンチ」の音楽コラムのゲラを返す。よろしくお願いします。
◆講談社さん「D」を進める。少し停滞気味。
4月15日(金) 日々
◆雨のち晴れ。きれいな夕焼け。
◆夕方、まるではかどらないネタ詰めの気分転換に外へ出る。煙草をふかしながら玄関先でぼんやりしていると、偶然、旧友が車で通りかかる。近所に仕事で来たそうだ。一年半ぶりに会う彼は少しだけ痩せていた。家に上がる時間はないと言うので、煙草を二本吸う時間ほど、玄関先で立ち話をする。
◆懐かしい時代の思い出を共有して、いつ会っても良い気持ちで過ごせる、会うのが楽しみな友人は数少ない。近況を報告し合い、また昔の仲間で集まりたいなと話し、それじゃまたな、近くに来たら顔を出せよ、と声を掛け合い、別れる。
◆きっとまた長い間会わないで過ごすのだろうけど、会った瞬間にずっと一緒にいたような気持ちになるのだ。
◆『タイガー&ドラゴン』。クドカンのドラマの中ではいちばん好きかもしれない。
◆すべてがはかどらない。うーん。
4月16日(土) 日々
◆晴れ。穏やかな日。
◆庭に残っていた雪もほとんど融けた。どんどん春らしくなっていく。北海道の桜の季節はこれからです。見ごろはGW頃。
◆コンサドーレ札幌は連勝で首位をひた走る京都とアウェイ。0-0で勝ち点1を。勝ち切れない、と見るか、引き分けで充分と見るか。結果オーライだけど京都の決定力のなさに救われた部分も多いけど、それは京都も同じこと。コンサドーレも決定機がいくつもあった。ただまぁ試合を通じて戦う姿勢は見られたので、良としますか。
◆『瑠璃の島』。大好きな緒形拳さんが出ているので観てみる。何の予備知識もなく観たんだけど、竹野内くんは暗い役がいいと前から思っていたので今回も◎。原作は実話らしいけど、深いテーマの中にエンタティメントをどう盛り込むのか(たぶん竹野内くんの役割なんだろう)。芸達者な役者さんが随分揃っているので、少し観てみようと思う。
◆なんだかどうにもいろんなことが進まない。ちょっと足踏みが必要かも。
4月17日(日) 文庫本
◆曇り後雨、あられ、みぞれなど。寒い日。
◆松本楽志くんの短編が掲載されている井上雅彦編『魔地図』(光文社文庫)。「皮膚」というタイトルの短編を読む(がくしくん買ったよー)。おもしろかった。不可思議な発想、という一点においては、SF・ホラー・幻想系作家の方と僕のベクトルは同じものだと思うのだけど、そこからの編み込み方がまるで違うのだろうなぁと思う。「魔地図」というテーマから「皮膚」という発想への流れは十二分に理解できるのだけど、そこからのアプローチがすごい。ひょっとしたら幻想文学的には普通の展開なのかもしれないけど、正直驚いた。夢をそのまま読まされているような感覚がするりと自然に流れていく。この間も同じことを書いたと思うけど、がくしくんの編み込む文章の手触りが好きだ。僕にはないものだなぁと羨んでしまう。また今度会った時にゆっくり話しましょう。
◆ええっ? イアン・ランキンのリーバス警部シリーズの第一作が文庫本で登場? イアン・ランキン「紐と十字架」(ハヤカワ文庫)。前回、新作「血に問えば」がポケミスからハードカバーになったのにも驚いたんだけど、今度は文庫ですか。ううーん。いや、やっと第一作が読めるのは非常に嬉しいんですが、ポケミスでも出してほしいなぁ。なにはともあれ、かなり嬉しいです。明日から学校での講義が始まるので電車内読書にいそしもう。
◆執筆は停滞中。まぁそんなこともあるさ。
4月18日(月) 太った子
◆晴れ。
◆イアン・ランキン「紐と十字架」(ハヤカワ文庫)を読む。なるほどぉ、シリーズ第一作はこんな感じだったのか。今まで推察していた部分がようやくハッキリわかった。最初はリーバスのキャラがまだ確定していなかったんだなという部分も見えたし、ひょっとしたらこんな方向性も考えていたのかな、というのも推察できておもしろかった。リーバスファンは必読ですね。
◆観るつもりはなかったけどキムタクのドラマ「エンジン」を半分ぐらい。もういいかな。主役がキムタクじゃなかったらもう少し観たかも。いや嫌いというわけじゃなくて、彼が主役である以上、もう底が見えてしまう。
◆それにしてもたくさんの子どもたちが出る場合は必ず太った子が一人いる、というパターンは崩せないのか。これはいつぐらいからの系譜なのかなぁ。例えば仲間を描く時に必ず豪傑が一人いる、というところから来たものなんだろうか。あるいは猪八戒あたりがルーツなんだろうか。神話とかにも必ず太った神とかいるよね。確かに個性を多く描き出す時には欠かせないから、そういうものなんだろうな。
◆講談社さん「D」を進める。その他のネタも詰める。
4月20日(水) そりゃあ
◆曇り。風が冷たい。
◆偶然、知人に会う。なんだかんだと話していて「ネットで面白くないとか感想を書かれると頭に来ません?」と訊かれる。そりゃあね、人並みの神経を持ち合わせてますので、カチーンと来る感想もありますよ。「文章がヘン」とか「構成がおかしい」なんて書かれると奥歯掴んでガタガタ言わせたろかいと思いますね。
◆まぁでも基本的にはさほど気にしません。
◆大人気らしい山田優さんだけど、どうしても若作りしている篠原涼子に見えてしまうのは私だけだろうか。CMのダンスシーンなんかそんな無理するなよ篠原、なんて思ってしまうのだ。
◆今日の一冊、バリー・リード「評決」(ハヤカワ文庫)。クリント・イーストウッド主演で映画化もされた作品だからメジャーな作品だと思う。ある時期いろいろと考え込んでいた時に、この本を読んで、どん底からはい上がろうという意志を呼び覚まされた作品。今でもときどき読んでみる。有る意味、思い出の本と言えるかもしれない。
◆講談社さん「D」を進める。東京創元社さん「MM」のネタを詰める。
4月21日(木) 小さい頃に観た
◆曇り。少し雨。
◆以前、このサイトでも映画についてのページがあった。そのうちに復活させようと思いながらもそのままになっている。基本的には小さい頃に観て、ものすごく印象に残っている映画について書いたもの。年下の編集者さんと話していて「観たことないです」と言われることもある。どういうラインナップかというと。
「小さな恋のメロディ」「チキチキバンバン」「フォロー・ミー」「禁じられた遊び」などなど。どれも小学生の頃に観たもの。影響されたという自覚はないんだけど、こうして眺めるとなんだか自分の作る物語のテイストがこの辺にあるような気もする。
◆もちろんこの他に「妖怪大戦争」とか「ガメラ」とか「ゴジラ」とか「網走番外地」とかが入ってくるわけですね(^_^;)。
◆大人になってから観た映画で「うわぁやられたぁ」と感じたのはジム・ジャームッシュ監督あたりだろうか。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」なんかにクラクラしてしまった。リドリー・スコット監督あたりもそうだろうか。「ブレードランナー」を観た時のインパクトは今も覚えている。出演したルドガー・ハウアーに惚れてしまって彼の出演作をあさって観たことあった。「レディ・ホーク」は心のベスト20に入ってくる映画だ。
◆映画の話になってしまった。
◆新潮社のGさんからメール。了解しました。進めます。
◆講談社さん「D」を進める。その他のネタ詰めも。
4月23日(土) 少女マンガ
◆晴れ。でも寒い。
◆「瑠璃の島」。少しドラマ全体のテンポが見えてこないような気がするけど、まだ二回目だしね。主役の女の子はなんか鳥っぽい顔してる(失礼)。
◆昨日の『タイガー&ドラゴン』。落語というフィルターがあるせいで、いろいろな観方ができておもしろい。落語といえば『寿限無』は小学生の頃に覚えた記憶がある(なんで覚えたのかは覚えていない)。今でもきっとそらで言える。
◆「ブロードキャスター」で〈少女マンガ〉がアメリカで大人気だという特集をしていた。まぁ今さら日本のマンガのクオリティの高さを話題にされても困るんだけど。石田衣良さんが微妙な発言をしていたなぁ。
◆何度かここで話題にしているけど、年の離れた姉が二人いた関係で、気がついたら少女マンガを握りしめていた。もちろん小さい頃は何の区別もしないで少年マンガも少女マンガも読んでいたのだけど。前日に話題にした映画と同様にそれがどういうふうに自分の作品に反映しているかはわからないけど、会話のテンポという部分では、明らかに長年読み続けたマンガやあるいはテレビドラマの影響はあると思う。
◆相変わらずイヤなニュースが多い。そんな中で気になったのがこんなニュース。人型ロボットは赤ちゃんにどういう影響を与えるのか? 物言わぬぬいぐるみではなく、意図せずに動くロボットとの触れ合い。僕らが夢見たアトムとの生活は、本当に実現するんだろうか。人間という身勝手な生き物は、ロボットという意志を持った従順な機械と暮らしていけるんだろうか。そして、機械はいつか意志を持てるんだろうか。
◆年季の入ったMac好きなら常識なのだけど、Macのトラブル解決の最後の手段は「お願いします。直ってください!」と手を合わせることなのだ。そして、新製品が出て「いいなぁこれ」と言うと、必ず今持っているMacはへそを曲げるのだ。
◆ライアル・ワトソン博士は「機械にも意志がある」というようなことを言った(はず)。詳しくは覚えてないけど、日本風に言えば〈宿る〉という感覚だと思う。僕は未だに携帯を気軽に新機種に替えるのには抵抗がある。二十数年前に初めての一人暮らしのために買ったマグカップで今もコーヒーを飲んでいる。
◆コンサドーレ札幌は福岡をホームに向かえて。まだホームで勝っていないコンサドーレ。今日も攻めながらも決められないで先制される。が、後半ロスタイムに、今期移籍してきたFW中山がようやく初ゴール。ドローに持ち込んだ。勝ち切れないが、上位陣に三連続引き分け。ホームでの初ゴールの勢いに、次節に期待しよう。
◆ネタを詰める。
4月24日(日) 『HEARTBEAT』
◆晴れ。穏やかな日。
◆もうすぐ発売になる新刊『HEARTBEAT』(東京創元社ミステリフロンティア)の見本が届きました。こんな感じです。
良いですね。創元社のサイトの書影ではスカイブルーに見えたのですが、実物の青空は少し紫がかっています。物語の舞台のひとつでもあるニューヨークの町並みですね。良い写真、良い装幀だと思います。担当のKさん、ありがとうございました。
◆主人公は、高校卒業から十年経った28歳の青年です。そして、その同級生である男女。そこに、旧家の小学生の少年とそのクラスメイトの男女が絡んできます。合計6人の男女が中心になります。
◆語り手も、今回は四人(正確には五人なのですが)が交代に語ることになりますが、ハッキリと分かれていますので混乱させることはないかと思います。
◆プロフィールのところにも書きましたが、十年後の再会の約束、というのを中心にして、いつまでも消えることのない思い、というものを描きたくて書き上げました。ミステリフロンティアレーベルからですが、ミステリの皮をかぶった羊、いやミステリの帽子をかぶった羊ぐらいかもしれません。ごめんなさい(^_^;)。
◆この物語を書き上げるのに、実は同級生の助言をいただきました。諸事情で名前を出すことはできないんですが、もう三十年来の友人です。この場を借りて、ありがとうございました。
◆楽しんでいただければ、嬉しいです。
◆町内会の集まりに出る。この町に引っ越してきてから二度目の班長が回ってきたのです。
◆ドラマ「あいくるしい」。んー野島さんの脚本だからどこかに歪みが生じてくるのかなぁと思っていたけど、実はかなりストレートなドラマなんですね? 次回からそういう眼で観よう。
◆ネタを詰める日々。
4月25日(月) 事故
◆曇り。少し風が冷たい。
◆痛ましい事故のニュース。鉄道のこんな大事故は記憶にない。レスキューの皆さんの活動と人の生命力に、ただただ望みを繋ぐしかない。亡くなられた方の御冥福を祈る。
◆事故のニュースを聞きながら、頭の片隅で何かを組み立てている自分がいる。悲劇というの名のドラマがカチカチと組み上げられている。犠牲者の方の名前や年齢を読みながら「ひどいな、こんな若いのに」などと思いながら、そこから何かを考え出そうとしている自分がいる。
◆大事故に限らず、毎日ニュースを読んでいるときにそういうことを無意識にしている。普段は意識しないけど、物語を組み上げる時にこんなことをネタにして物語にしていいのか、と思う時もある。答えは出ない。
◆傘が壊れてしまった。札幌という街に住んで、もし職場が札幌駅や大通と呼ばれる近辺、つまり地下街がある近辺で、自宅が地下鉄駅近くだったら、傘が必要ないのだ。雨が降ったらレインコートを着ればいいさという感じで、一人暮らしを始めてから二十数年傘を買ったことがなかった。
◆それが、会社を辞めて東京に打ち合わせに行くようになってから、外を歩くことが多いので致し方なく折り畳み傘を買ったんだけどそれが壊れてしまった。
◆今もJR駅まではほんの五分ぐらいの距離で、講義をしている学校へは札幌駅から地下道を通って行ける。よほどの大雨でなければ傘は必要ない。また東京に行く時に買おう。
◆講談社さん「D」を進める。
4月27日(水) 旧友
◆晴れ。暖かい日。
◆昨夜は旧友のナミンチチさんが所用で札幌へ。久しぶりに一緒に飯を食う。去年の夏に十数年ぶりで顔を合わせたけど、互いの近況はサイトでわかっているのだけど、会えばやはりなんだかんだと話すことも多い。懐かしい思い出を共有しつつ、まるで違う職種なので話しあえること自体が楽しい。また会いましょう。今度はそちらに遊びに行きたいな。
◆思い出話をしていて、夏休みにキャンプやら海水浴に行った話になる。なんだかずいぶん何回もそうやって遊んだ記憶があるんだけど、考えたら彼と夏を過ごしたのは2シーズンしかない。長い時間を過ごしたような気になるのは、それが思い出だからだろうな。
◆電車に乗ると、心なしか乗客が何かの思いにとらわれているような気がするのは気のせいか。実は僕が乗る路線の一部分は非常に風の強いところで、強風のために一時運休することもある。しかもそこは陸橋なのだ。なかなかコワイ。
◆明日、新刊の『HEARTBEAT』発売日です。札幌はどうかな、一日ぐらい遅れるのかな。よろしくお願いします。
◆G社さんの担当IさんからTEL。進行中の『HT』は今週中にゲラが届くようだ。新たに『TO』(仮題)という作品の話も進める。上手くいけばいいんですが。よろしくお願いします。
◆講談社さん「D」を進める。東京創元社さん「MM」G社さん「TO」のネタ詰め。
4月28日(木) 発売
◆曇り。
◆繰り返して話題にしてすいませんが、新刊『HEARTBEAT』発売日です。毎度のことですが初版刷り部数が少ないので入荷のないところもあると思います。東京からのメールでも「入ってないー」という報告がありました。申し訳ないです。
◆デビューしてちょうど丸二年が経って、5冊目が出ました。数を出せばいいってものでもないけど、このペースで出せればいいなと思う。
◆ナミンチチさんにも指摘されたけど、確かにデビューしてからの日記はそれ以前と較べると、なんというかパワーが落ちているんですよ。まぁいろんな原因はあるんですが、最たるものは日々執筆の中で考え込むことが多いせいかも。いかにそれまでの人生深く考えて生きてこなかったってことか(^_^;)。
◆明日札幌市内の本屋さんに行ってこようと思ったけど、まだ入ってないかなぁ。どうしようかな。
◆ええっ? 夏日ですって?
◆再び町内会の集まりに。少々疲れる。
◆講談社さん「D」を進める。東京創元社さん「MM」G社さん「TO」のネタ詰め。
4月29日(金) 俺の話を聞け
◆曇り。夜になって少し雨。
◆GWが始まりましたが、長男が部活なので忙しく昔のようにどこかに家族揃ってどこかへ、というのが無理な状況に我が家もなってきた。まぁそれならば次男をいろいろと冒険させましょうかね。一人で電車に乗せておばあちゃんの家へ行かせるとか。長男の時は確かちょっとだけ涙ぐんでいたけど、次男は泣かないで行けるかな。
◆なので今年のGWは家でずっと仕事。G社さん『HT』のゲラも届くというからちょうどいいやね。一生懸命仕事に励もう。
◆ドラマは『タイガー&ドラゴン』。映画『ソードフィッシュ』もやっていたね。前に観ておもしろかったという記憶はあるんだけど、冒頭を観るまでどんなディテールの映画だったかすっかり忘れていた。まぁパッとおもしろがってパッと忘れるという類の映画だったということか、あるいは脳の許容量が減っているのかどちらか。
◆新刊『HEARTBEAT』。今日の昼の段階ではまだ札幌の本屋には入荷していなかった。残念。
◆スカパーで『必殺仕置人』を観ているんだけど、やっぱりこの初期の必殺シリーズの方がパワーがあるよなぁと思う。
◆講談社さん「D」を進める。東京創元社さん「MM」G社さん「TO」のネタ詰め。
4月30日(土) 俺の話を読め
◆晴れ後曇り。少し風が冷たい。
◆家族ではどこにも行けないGWだけど次男は満喫しているようだ。昨日はお友達の家にお泊まりしてきた。いいよなぁこの〈お泊まり〉っていう響き。ただただ〈ひたすら遊ぶ〉ためだけのお泊まり。幼稚園から小学校低学年ぐらいまでの特別な日だよね。ホントうらやましい。
◆土曜の夜は『ブロードキャスター』。
◆妻が端午の節句の飾り物を出していた。金太郎の人形と兜飾り。実は我が家には鯉のぼりがない。庭があるから立てようと思えばできるんだけど、僕自身があまり執着がないのだ。子どもの頃はひな祭りの方が楽しみだった。姉二人が人形を飾るのを嬉々として手伝った記憶がある。
◆G社から「HT」のゲラが届く。GWはこれにかかりきりですね。
◆講談社さん「D」とG社さん「HT」のゲラ。