6月1日(水) なにをいうか
◆晴れ。
◆プロトくんのブログで知って、なんか軽くムカついたので書いておく。以下引用「北海道では仲間や親戚が集まるとジンギスカンを行なうのが恒例となっており、鉄製のジンギスカン鍋がない家はないとまで言われている。内地(北海道の人間は本州以南をこう呼ぶ)のバーベキューは春から秋までの屋外での楽しみだが、ジンギスカンは1年中、家の中でも屋外でも行なわれる。」以上の引用はここから。
◆まず、ツッコんでおく。仲間や親戚が集まったらジンギスカンが恒例などというのは、少なくとも私はやったことがないし、お呼ばれした先でお目にかかったこともない。鉄製のジンギスカン鍋、少なくとも私の周りでは持っている人あまりいません。本州以南のことを内地なんてかなりのお年寄りしか言いません。
◆まぁ確かに小さい頃は、一ヵ月に一回はジンギスカンを食べたような気がする。鉄製の鍋も実家にはある(はずだがここ二十年見ていない)。本州以南のことを内地とギャグで言うこともある。北海道は広いから、ひょっとしたらそういう地方が今もあるかもしれない。だから、個人が自分のサイトでこんな文章を載せている分には目くじら立てることもないんだけど、これはANAという企業のサイトにプロが書いた文章だろう。プロの仕事なのに、いかにも何も考えずにお決まりのような形で書き流した文章にムカついたのだ。僕が編集者ならこういうライターは使わないし、これを載せたサイトの編集者にも問題があると思う。
◆集英社さんからコラムのゲラが来る。明日返します。
◆雑誌『switch』の特集は小泉今日子。ファンではない。CDを持っているわけでもないし、出演作品を熱心に観ているわけじゃない。それでも、小泉今日子は、特別なアイドルだったような気がする。広告業界にいたせいもあるかもしれない。一時期彼女は確かに〈広告的〉なアイドルだった。だから40歳になろうとしている今の彼女も、そういう意味で気にしている。
◆ネタを詰める。
6月2日(木) 日々
◆晴れ。いい天気だったけど夕方から風が。
◆玄関脇に植えてある林檎の花が咲きました。去年の夏の台風で根っこから倒れたのにも関わらず、今年もちゃんと生きています。今年も実を付けてくれるでしょうか。
楽しみです。
◆うわぁサッカー日本代表の小野が疲労骨折。どこまで不運なんだこの男は。これでもし日本代表がドイツ行きを逃したなら、悔いが残るだろうなぁ。いずれにしても、ひょっとしたら中田が出られないより日本代表にとっては痛手であることは間違いないんだ。残ったメンバーには頑張ってもらいたい。ここにきて新しい布陣をしようとするジーコについては、もう何も言わない。ただただ祈るしかない。ほのかな期待は、取ってほしいところで取らないで、とんでもないところで点を取る癖があるFW柳沢。それと中村のFK。頼むぞ。
◆小学校の運動会のシーズンです(確か本州方面とは時期が違うんですよね)。我が家の次男も土曜日が運動会。よくお父さんは「俺が子どもの頃は足が速かった」などと確かめられないのをいいことにそう言いますが、僕も言います。速かったです。小学校の頃は。
◆集英社さんにコラムのゲラを返す。R社さんにメールで連絡を取る。
◆「僕と彼女と彼女の生きる道」の逆パターンの顔の変遷ってわけですね鈴木島男。
◆本を出す度に、不安になる。これで良かったのかなと。これでいいんだ、という自信もないくせに出すんじゃないと怒られそうだけど、そんな自信は一生持てそうにない。
◆講談社さん「D」を進める。ネタを詰める。
6月3日(金) 決戦
◆曇り後一時雨。明日の運動会はどうかなー。雨は止んだのでこのまま降らなければできると思うんだけど。
◆どちらにしても明日は寝不足になるのは間違いない。あと二時間ぐらいでサッカー日本代表はバーレーンと。これに勝てば、ドイツに両手をかけられて、後は引き寄せるだけになる。引き分けなら、片手がかかる。最悪でも勝ち点1の引き分け。ここらへんはサッカーファンそれぞれに見解の相違があると思うけど、試合がつまらなくてもいい。とにかく引き分け以上を狙う。おもしろいサッカーを見せてもらっても、この試合は負けたら終わり。プレゼンと同じだね。どんなに素晴らしいプレゼンをしてもクライアントにOKをもらわなければダメなんだ。負けて悔いなしという言葉があるけど、負けて悔いが残らない試合はないと思う。負けても良い試合をすればそれでしっかりと身体に残るけど、悔いもどうしても残る。頼むぞ。
◆『タイガー&ドラゴン』。いやぁ笑福亭鶴瓶師匠、さすがの貫録ですなぁ。たったあれだけの時間でもまるで空気が違う。感服しました。
◆広告会社にいたころ、ギャラリーの仕事や国際公募版画展の仕事もしていたのでそれなりに版画に詳しくなった。我が家の壁にもお気に入りの版画が何枚がある。いちばん気に入っているのは、高橋シュウさんという日本人作家の作品。中でも、その版画を屏風にした作品がある。でもとても屏風を飾っておけるような空間が我が家にないし、子どもも小さかったのでしっかりとしまってある。時々取り出して虫干しして眺めて悦に入っているんだけど、そのうち、子どもたちがいなくなったら飾ろうかと思っている。老後の楽しみのひとつ。
◆講談社さん「D」を詰める。R社さんのプロットを練る。
6月4日(土) 勝った
◆曇り時々雨。運動会はなんとか、できました。雨には降られましたが。
◆サッカー日本代表はアウェイでバーレーンを下して、ドイツWCへ前進。結果的には最高の形。ワントップという今までにない布陣を敷いたジーコ監督が無能と言われることもなく、しっかりと機能していた。もちろん練習不足が否めない部分はあったものの、満足できた。柳沢という点を取らなくても最高の動きをするFW(そんなFWに存在理由があるのかどうかは置いといて)がいたからこそかな。結果には満足。あとは北朝鮮だけだけど、この試合をそのままやってくれれば大丈夫でしょう。
◆不安なところは、中田という存在がいないとき、そして中澤という存在がいないとき。この二人がいなかったら、あの結果はなかった。特に中澤。頼むからジーコ、DF層をもう少し厚くしてくれ。松田はいらないのか?
◆倉阪鬼一郎さんから『紫の館の幻惑 卍卍教殺人事件』(講談社ノベルス)をいただきました。倉阪さんありがとうございます。
◆えええ政宗九さんマジですか? ホントに?(うわーすいません。お名前変換ミスでした。訂正しておきました。政宗九さんすいませんすいません(5日記))
◆G社さんから『HT』の再校ゲラが届く。
◆集英社のIさんから電話。 え? ゲラをFAXで送る? はいはいっと。えーとFAXね……あれ? うわっインクリボンが切れちゃったよ。うわーまいった。もう夜の十時だからお店は開いてないし。でも文明の利器でなんとでもなるもんです。メールでPDFファイルで送ってもらってプリントアウトしてオッケー。便利な世の中だよなぁ。
◆集英社さん『L』を仕上げる。
◆講談社さん『D』がなかなか進まない。この構想で仕上げるにはかなりの覚悟が必要だと再認識して、練り直し中。さらにR社さん用のプロットを練る。
6月5日(日) 日々
◆曇り。一時雨。
◆サッカー観戦寝不足と運動会疲れで頭が痛かったり眠かったり。
◆昨日のインクリボン切れを反省して近くの家電量販店へ買いに行く。でもけっこう高いんだよね。経済的危機に見舞われている身には辛いのだけど3本セットを購入。A4で100枚可能ってことだけど、まぁ100枚ものFAXが来るなんていう事態はまずないよな。
◆あ、いやいや思いだした。「小説すばる新人賞」に投稿していた頃だ。最終候補に残ってゲラで直していて(あの賞はゲラで最終審査をするんです。今はどうかわかりませんが)時間がなくてFAXで送ってもらったことがあったな。何十枚も。しかもその頃我が家のFAXはロール紙だったのでとても何十枚ものFAXを受け取る度胸はなくて、当時在籍していた会社のFAXにこっそり送ってもらったっけ。ごめんなさい社長。
◆政宗九さんのブログで評論家の北上次郎さんが『HEARTBEAT』を褒めている、という情報があって、びっくりしてそれをプロトくんに言ったら「これじゃないですか?」と連絡があり。うおっホントだ。すげぇ褒められてる……いや待てよ? 褒められてはいるけれど、『……なぜならストーリーにこの作者の美点はないからだ。……』…………そ、そうなのか。_| ̄|○
◆ジャンルという意図を持って書いた作品はいまのところない。自分でもいったいどんな物語が書けるのか暗中模索というのが(書きたいものを書いてはいるけれど)本音だ。今までの作品を読んでくれた方には、どうやら共通した〈小路幸也の作風〉イメージがあるようだけど、それを意識して書いたことはない。むしろ、そういうものがあるのなら、それを大事にしていく反面、壊していかなきゃならないかな、とも思う。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。
6月7日(火) 日々
◆晴れ。
◆実はこの6月初旬は結婚記念日があるのだけど、毎年のように運動会近辺なので、やってくるじじばばの相手やお弁当作りで妻は疲労困憊。とてもどこかに出掛けるという気力も時間もない。僕も会社にいた頃は花なりケーキなりを買って帰ってこられたのだけど、辞めてからはちょうど家に閉じこもっている日にあたって、何かを買ってくるということがない。なので、まぁお祝いはそのうちにまとめてフルムーン旅行でも行けばいいかと。
◆『ガイアの夜明け』。日本の中古車が海外で売れる、というのはもう何十年も前から常識だったよね。いまだにそうなんだ。そういえば新谷かおるさんの漫画でそういうのがあったっけ。貿易をテーマにした漫画。タイトルなんだったかなー……『エラン』だ!
◆電通がCMで使ったANAの制服を紛失。『着替えや制服の回収は空港内の講堂で行ったが、6人を予定していた回収役の社員が2人しかいなかったうえ、貸与者と制服の品番などを控える照合表も作っていなかった。そのため、誰に貸与した制服が未回収か分からなくなったという』。あちゃー。こういうのを〈仕事ができない奴〉と言います。社会に巣立つ方々及び新入社員の皆さん覚えておいてください。〈確認〉は仕事の基本です。
◆まぁそれができない上司も多いんだけどね。
◆サッカー日本代表のニュース。いつもやってることだけど、明日の決戦を前にタイ日本人会サッカースクールの子どもたちと交流。『「次世代育成」を方針の一つに掲げる日本サッカー協会は、海外の遠征先で必ず子供たちと交流する場を設けているという』。すごく大事なことだと思います。いつも言ってるけど、世に出た人間は後に続く者のために何かを遺すことが義務だ。
◆講師をやっている。それはもちろん糊口をしのぐための手段でもあるのだけど、ささやかかもしれないけど、僕の持っているものを伝えたいと思っている。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。なかなか進まないけど、焦らない焦らない……。
6月8日(水) 勝利!
◆晴れときどき曇り。
◆サッカー日本代表は、北朝鮮を2-0で破って、ドイツワールドカップ出場を獲得! 嬉しい。ただ素直に嬉しい。最高。試合もしょっぱいものになるかなぁという予想を覆し、いい出来だったと思う。前半こそ緊張もあったのかミスが目立ったし声も出ていないでやはり中田の不在は大きいかと思っていたら、後半になりがぜん動き出した。大黒と柳沢のコンビはいい。どちらもいい動きをするからDFを混乱させる。しかしやってくれたね柳沢。このワールドカップ予選でのFWの収穫は大黒と柳沢の復帰だね。さぁ、あとはワールドカップへの準備だ。あまり期待しないが、ジーコ監督は新しい試みをやってほしい。大久保、阿部、石川などのオリンピック組の若い血を入れてほしい。もっと活性化してほしい。頼みます。
◆SFマガジン今月号に掲載されている海猫沢めろんくんの中編『零式』(前編)を読む。海猫沢めろんといえば『左巻キ式ラストリゾート』でカルト的(古い?)な評判を得た作家さん。今回の久しぶりの表舞台の作品『零式』は期待感を抱かせる内容。どう落とすのか、後編を待ってます。
◆まるで僕の作風とは違う作家さんですが、実は古くからのネット仲間で、若き友人の一人です。僕は彼のデビュー前の様々な作品を読んでいる数少ない人間の一人だと思うのですが、お世辞抜きである種のきらめきを感じさせます。松本楽志くんと同じように。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。
6月9日(木) 日々
◆晴れのち曇り。夜になって雨。
◆やっぱりそういう展開になるのか鈴木島男。それにしても堤真一を見ていると早く映画『姑獲鳥の夏』を観たくなる。正直、出来には期待してません。好きな永瀬正敏さんや堤真一さんや原田知世さんや田中麗奈さんらが共演するのを観られるだけで充分ですね。不思議なことなどなにもないのだよ。
◆『エスクァイア』さんから映画のコラムの校正が届く。返しました。先月の日記で今月号に載るって書いたような気がするんですが8月号(来月号ですね)の間違いですすいません。あーでも今月号に載ると掲載紙貰えたんだよなぁ。惜しい。欲しかったなぁ。
◆東京創元社さんから『ミステリーズ! vol.11』をいただきました。ありがとうございます。パラパラとめくっていて、その中で石持浅海さんの短編『白衣の意匠』を読む。実は以前から石持さんには興味を持っていて(まだ作品は未読でしたすいません)、読んでみたんですが、おもしろい。好きなタイプだ。長編も読んでみなきゃ。
◆学校から帰ってきた次男にせがまれて野球の練習。なんだか最近興味があるみたいだ。実は最近、彼は投げるときは左利きだということが判明。鉛筆や箸や打つときは右なんだけどね。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。
6月11日(土) 日々
◆曇り後雨。
◆サッカー日本代表はA代表だけではない。ユースも世界大会へ。U-20日本代表はオランダで行われる世界ユース選手権へ。初戦は優勝候補のオランダと。いやもうなんでしょあのオランダの選手。すげぇのがいるな。そのスピードと力強さに前半は一方的にやられて2-0。ダメかなと思ったんですが、立て直しましたね。オランダがちょいと余裕を持ったのもあって後半は互角。いや1点返してからはオランダも慌ててました。終了間際のカレント森本のシュートどちらかが入っていれば……。惜敗でした。
◆そしてA代表はコンフェデ杯でドイツへ。中澤はダメで茂庭を呼んだようですね。いいんじゃないでしょうか。茂庭好きです。この機会に中澤抜きのDFをしっかりさせましょう。負けてもいいから、このチームとしてのレベルアップをぜひ。
◆金曜の夜は『タイガー&ドラゴン』。いや今回の二段オチにはやられました。感服。
◆札幌はよさこいソーラン祭りで騒がしいのですが、参加しているみなさんに言っておきますねー。頼むからみなさんたちが札幌や北海道を代表しているような顔はしないでくださいねー。公共の場でのマナーは守りましょうねー。電車の中で我が物顔で車両を占領してメイクなんかしないでくださいねー。躍るなとは言いませんからねー。
◆それから、ホームで開催されているコンサドーレ札幌のテレビ中継がないっていうのはどういうことでしょうか札幌のテレビ局さん。そろいもそろってYOSAKOIを放送してるってのは健全な姿なんでしょうか。北海道民全員がよさこいを応援してるとでも思っていらっしゃるのでしょうか。
◆お祭り、好きですよ。そこで躍るのも、皆で盛り上げるのも大好きですよ。そこに正しい姿のハレとケがあるのならばね。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。
6月12日(日) 虫
◆曇りときどき小雨。
◆昨日の夜、そろそろ寝ようと思っていたとき、視界の端っこを横切る小さな影。うっ、蛾だ。いつのまにどこから入り込んだんだお前。虫は苦手ではないけど、蛾だけはダメだ。慌てて排除しようと追いかけたものの、姿を消す。捜索開始。しかし見つからない。
◆朝になって再び捜索開始。机の下とかに潜り込んでいたら普段掃除しないところに綿ぼこりなどがひどく、捜索から掃除へ変更。結局、蛾は部屋の隅で御臨終になっていた。やれやれ。
◆そういえば、昔、ばあちゃんに「夜に部屋に入ってきた蜘蛛は〈よぐも来たり〉って言ってね、殺しちゃ駄目なんだよ」と言われて以来、夜中に発見した蜘蛛は丁重にティッシュで捕獲してお引き取り願っている。
◆デビュー作で、父親がクワガタを連れて帰ってくるエピソードがありましたが、あれは実話です。そのクワガタは我が家で半年以上生きていました。
◆G社のNさんとIさんが再校ゲラを持って揃ってわざわざ来札。札幌駅近くのホテルのカフェで打ち合わせ。お疲れさまでした。なんだかお手を煩らわせてすいませんねホント。ゲラはしっかり直して返します。
◆ついでに本屋に寄って、話題(^_^;)の『本の雑誌』を眺めると、おっ読者の方が『小路幸也がブレイクする!』と言っているのを載せているじゃありませんか。さらに目黒孝二さんの日記にも「『HEARTBEAT』を読んだら全部読みたくなって読破」と書いてある。嬉しい。
◆ホントにブレイクしてくれたら嬉しいのですが、今のところは世の中そんなに甘くありません。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。煮詰まっているわけじゃないけど、なかなか進まない。
6月14日(火) 日々
◆晴れ。でもなかなか気温が上がってこない。
◆迷惑メール多すぎ。着信拒否をしているけどイタチごっこだよなぁ。本気でメアド変えようかな。
◆『ガイアの夜明け』。お年寄りを騙す悪徳業者。こいつら家にも来てますよ。もちろん追い返しますが、その場で首締めてもいいという法律を作ってくれませんか。頼むから。
◆悪徳訪問販売や悪徳リフォームや催眠商法やとにかくもう行政や警察はなんとかしろよ。路上で老人たち集めて記念品配っているのとか取り締まれよ。
◆雑誌『coyote』。相変わらずすがすがしいほどの編集方針。うらやましい。
◆東京創元社のKさんからメール。『「本の雑誌」では吉田伸子さんが「HEARTBEAT」の書評書いてくれてますよ』。おおそうでしたか。見逃してました……あ、ホントだ。吉田さんありがとうございます。
◆『HEARTBEAT』は巡矢のキャラの評判がいいようですねー。ちょっと浮世離れさせすぎたかなと思っていたので意外でした。どうしてそんな珍しい名字にしたのか僕もわかりません(^_^;)。パッと頭に浮かんだもので。作者がいちばん好きなのはワットマンなんです。実は当初の構想ではもっとワットマンが活躍する部分があったのですが、N.Y.のシーンが長くなりすぎたのでカットしました。巡矢の〈チーム〉が登場する部分もカットしたなー。いつかまた出せるかなぁ。
◆G社のIさん、ゲラ届きました。これからやります。
◆R社のSさん、そろそろプロットのメール送ります。
◆進行中の作品、それぞれを詰める作業。
6月16日(木) 日々
◆晴れ。いい天気。
◆昨日の夜は、サッカー日本代表U-20がユース大会第二戦。ペナント1-1の引き分け。んー、チームとしてのまとまりがないという印象。いやまとまりはあるのか。方向性がないと言うのかなぁ。これはフル代表にも言えることなんだけど。選手の問題ではなく、監督の問題のような気がする。個々の実力は感じるものの、それが有機的に繋がっていない。頑張ってほしい。唯一の得点を決めた水野はいいなぁ。
◆そしてもうすぐフル代表はコンフェデ杯の初戦、メキシコと。なんだかいい感じに見えたワントップを採用するそうだ。これがうまく行けば、W杯を左右するほどのものになるかもしれないという期待を持って見よう。
◆集英社さんから「小説すばる」7月号をいただきました。スポーツのコラムを書いています。興味のある方はぜひ。
◆えーそうなんだ。Mixiでは僕のコミュがあるんですね。誰がやっているのかなぁ。
◆G社さん『HT』のゲラを進める。
6月17日(金) 日々
◆晴れ。少し風が強い。
◆サッカー日本代表はコンフェデ杯初戦をメキシコと。1-2で負け。完敗と言っておこうかな。日本がすべきサッカーをすべてやられたという感じでした。特に中盤は細かいパス回しをされて詰めるのに疲れて後半はバテバテ。収穫は、やはりこのワントップは機能するのではないかというかすかな期待かな。失点シーンが結局中澤の不在を感じさせるものだったのは相変わらず。
◆例えば今のチームでもブラジルやアルゼンチンに勝つことは出来るだろう。十回やったら一回、いや運が良ければ三回は勝てるかもしれない。サッカーは好不調と運不運が如実に現われるスポーツだ。だからこそ何が起こるかわからないと誰もが言う。でも、世界基準、という部分を考えるのなら、十回やって五回勝てるようにならなきゃならない。その三回勝てるのと五回勝てるの部分の違いは、体力や技術や戦術などすべてを煮詰めた上で立ち上る〈チームとしての香気〉なのだと思う。それは国民性や監督やそのときの中心選手の才気によっても変わるだろうけど、トップクラスのチームには必ずそれがある。それが中田が言うところの世界基準なのだと思う。今の日本代表には立ち上る〈香気〉はない。ほんのわずかにそれが香ったのはアジアカップを国内組でしかもメンバー固定でボロボロになって勝ち抜いたあの時期だ。でも、それはいわゆる極限状況におけるナショナリティ(とでも呼ぶべきもの)と連帯感によって生み出されたものだ。それが本物の〈香気〉だろうか。
◆日韓ワールドカップで決勝トーナメントに進んだときの日本代表には、トゥルシエによるシステマティックな縛りでその〈香気〉を生み出した。が、それも所詮本物ではない。だからこそトゥルシエはあのトルコ戦でそれを壊したような気がする(好意的に解釈すれば)。システムによる〈香気〉の限界をトゥルシエはわかっていたのかもしれない(あくまでも好意的に解釈ね)。
◆では、ジーコのやり方で日本代表に世界基準の〈香気〉は生まれるのだろうか。生まれるとすればそれはどんなものなんだろうか。天才の突破力と展開力は確かにチームにそれをもたらすと思う。でも今の日本代表にそういう天才はいない。そこに近い天分を持った、中田・小野はいるが、それはあくまでも天分でしかない。高いレベルの世界で揉まれた経験値を持つ中村・稲本もしかり。ジーコはひょっとしたら、彼らで黄金の中盤を形成することによって、そこに絶対的な〈信頼感〉という香気を立ち上らせようとしたのかもしれない。どんなことがあっても、彼らを中心にボールを回せばいい、そこを最大限に生かすために自分たちは周りを動くんだという絶対的な信頼感。確かに、そこにしか活路はないような気がする。
◆だとしたら、今の日本代表はジーコの思惑とは別の道を歩いているような気がする。チームとして腹を割り話し合い互いの意見をぶつけ合うのは確かにチームの錬成には必要だし良いことだと思うけど、そこに絶対的な信頼感はあるのだろうか。連帯感のみではないか。現日本代表で最高の経験と実力を持つ中田に絶対的に信頼感を持っている選手はどれだけいるのだろう。そういうのを抜きにした連帯感だけで〈香気〉は立ち上るのだろうか。もちろんそれは、わからない。
◆でも、望むのは、すべてをワールドカップのために。そこで勝ち抜くために。それには何が必要なのか。
◆G社さん『HT』のゲラを進める。
6月20日(月) 勝利&Musical baton?
◆晴れ。
◆あら、takidoriさんから噂のMusical batonが。でもこれってブログをやっている人にじゃないのかなぁ。まぁいいか。音楽好きだし。深く考えるようなものでもないし。でも画像とかないからね。
・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
えーと、6.68GB。フォークソングからヒッピホップまで節操なく。
・Song playing right now (今聞いている曲)
東京スカパラダイスオーケストラ。
・The last CD I bought (最後に買ったCD)
佐野元春- THE SUN。慢性金欠なのであまり買えません。レンタル多し。
・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
まぁじゃあ今までの人生の節目節目の思い出の曲ということで。
Eric Clapton-Wonderful Tonight、Sugar Babe-DOWN TOWN、佐野元春-アンジェリーナ、
Grover Washington Jr. - Winelight、The Style Council - Blue Cafe
例えば高校時代によく通った店で聴いた曲とか、フラフラしていた時代の曲とか、そういうもの。
・Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
もうまわりまわっているし、いいよね。
◆ついでにがくしくんのところでみつけたコンバンワチキンカレーヨ再の元さんのBookshelf Batonより。
1.部屋にある本棚の数
天井までのが3本。単行本:漫画:文庫本の比率は7:2:1ぐらい。
2.今読んでいる本
今現在はなし。
3.最後に買った本
海野弘さん『ホモセクシャルの世界史』(文藝春秋)
4.よく読む、また思い入れのある5冊
矢作俊彦『ブロードウェイの自転車』(光文社)
アーウィン・ショー『夏服を着た女たち』(講談社)
夏目漱石『こころ』(新潮文庫)
エラリィ・クィーン『ダブル・ダブル』
雑誌『BRUTUS』
5.バトンを渡す5人
まだ伸び盛り。
◆サッカー日本代表は、コンフェデ杯ギリシャ戦を1-0で勝利。いや確かに日本代表は素晴らしいサッカーをしたけど、どうしちゃったんだギリシャは。嬉しさも半減ですが、まぁいいでしょう。久しぶりに楽しい代表の試合になりました。それにしても加地は最終予選の失点しちゃいけない呪縛から解き放たれたかのように素晴らしい活躍。いいよぉ。今までくさしていてゴメンね。攻撃陣もDFも良かったけど、やっぱり問題なのはシュートの精度。あれは入れろよ玉田。空振りするな小笠原。次はブラジル戦だけど、メキシコに負けたのでブラジルは正真正銘のガチンコ勝負を挑んでくるでしょう。かなり楽しみです。
◆G社さん『HT』のゲラを進める。
6月21日(火) 日々
◆晴れ。いきなり暑くなってきた。なんだか今年は春先から季節感がおかしい。春のいい陽気だなぁと感じることが少なくて、いきなり初夏が近づいたような感じ。
◆『ガイアの夜明け』。がんばれ真面目に仕事に取り組む人たち。
◆政宗九さん、『HEARTBEAT』に関してのコラムありがとうございました。小学館さんのやっているサイトのこちらにあります。よろしければ。
◆書き忘れていたのだけど、敬愛する矢作俊彦さんの『リンゴォ・キッドの休日』が角川書店から文庫化されている。ぜひとも読んでいただきたい。最高というラベルがつく作品ですから。もちろん単行本の初版本を持っていますが(自慢)何度読み返したかわかりません。もし僕が作家として誰かに影響を受けているとしたら、前日の日記にも書きましたが、矢作俊彦さんです(いやおまえの作品に矢作さんの素晴らしさなんか微塵も感じられないぞ、というツッコミはなしで)。
◆G社さん『HT』のゲラを進める。
6月23、24日(木、金) 東京打ち合わせ
◆晴れ。東京は曇り。暑い。毎度のことながら、この湿気はたまりませんなぁ。
◆東京に来て、打ち合わせ三昧。東京創元社のKさん、新潮社のGさん、集英社のCさん、R社のSさん、ありがとうございました。お疲れさまでした。がんばります。
◆打ち合わせの内容は特にここに書いてもおもしろいものはないです。その内容を作品にしておもしろいものにする、ということでお後がよろしいようで(いかんタイガー&ドラゴンの影響か)。
◆某ホテルのコーヒーショップで編集さんと待ち合わせて、入っていくと、ある人物と眼が合いました。するとその人物は私に向かって軽く会釈したのです。僕も見覚えがあったので、会釈して席についたのですが、どうしても誰だったか思い出せない。間違いなく、作家の方だと思うのですが名前が出てこない。そもそも作家の方に知り合いは少ないし、そういう方も一度か二度しか会っていないので、向こうから会釈をしてくれるなんてないしなぁと。悩みました。で、ようやく思い出しました。評論家であり漫画家でもある唐沢俊一さんではないかと思うんです。でも、一面識もないので(もちろん僕は様々な媒体で唐沢さんのお顔は存じてます)、唐沢さんが僕の顔を見て会釈してくれたのはどうしてだろうと。どこかで見たなぁと思っていただいのでしょうか。
◆唐沢さん、間違いでしたら本当にすいません。今度どこかでお会いできましたらよろしくお願いします。
◆サッカー日本代表はブラジルと。2-2の引き分け。もうあちこちで語られているでしょうからいいですね。ナイスゲーム。でもこの試合ができるのならもっと楽にアジアを戦えると思うんですけどね。やっぱりあれなんだなぁ。カウンター性というか、桜木と同じで相手が強いと普段以上のものを出せると(例えがわからない方すみません)。
◆24日は三島由紀夫賞、山本周五郎賞、川端康成文学賞の受賞パーティに行ってきました。萩原さんにはお会いしておめでとうございますとご挨拶してきました。萩原さんに「ご活躍ですね」と言われたので「いやまだ全然なんですよ」と答えるとご自分の経験談で励ましてくれました。ありがとうございます。
◆評論家の大森望さんにお会いして少しだけお話できました。また会えたらよろしくお願いします。今度僕の作品褒めてください(^_^;)。
◆まだお付合いのないS社のMさんから声を掛けていただきました。ありがとうございます。よろしくお願いします。
◆なんだかお願いしてばっかりの日記。願ってどうする。自力で頑張れ、と言っておこう。
◆『タイガー&ドラゴン』に間に合うようにホテルに帰ってきて(^_^;)、堪能。いやぁおもしろかった。また観たいと思ったドラマは久しぶりだった。
◆ちょっと疲労気味。
6月26日(日) 御礼
◆晴れ。
◆ちょいと疲れていたり忙しかったりして日記を書く気力がないのですが冷めないうちに、御礼かたがた。
◆〈午前零時〉な皆様、いろいろとありがとうございました。また遊んでやってください。
◆それと、がくしくんがこちらの6月25日付けの日記でリポートしてくれてますが、有隣堂書店横浜ルミネ店さんがなんと『HEARTBEAT』を大プッシュしてくれてます。ありがとうございます! めちゃ嬉しいです!
◆その他、詳細は後日。
6月27日(月) 日々
◆曇り。少し肌寒かったりする。
◆新しくお付合いさせていただくR社さんとの打ち合わせをメインに、他社の皆様&三島由紀夫賞、山本周五郎賞、川端康成文学賞の受賞パーティ出席での東京行き。R社さん、本当に乗っかってしまってすいませんでした。がんばって、いいものを書きます。
◆泊まったホテルの部屋がなんだかエグゼブティブフロアというところで、シングルにはしてはしごく快適な部屋でした。机のスペースも広くて、ここならしばらくカンヅメになってもいいかなというぐらい。ここを定宿にできるぐらいにならないとなぁ。
◆ずっと打ち合わせ三昧だったんですが、ポッカリと空いた時間に吉祥寺へ。実は初めてでした。匂いの違う町を歩くのはいろいろと参考になります。なるほど、こういう感じですか。あ、ミステリ専門書店の『Trick&Trap』にも行ってきました。
◆最終日はホテルを出てshakaさん宅に宿泊。独身男性の家に泊まるというのは何十年ぶりで、なんか懐かしかったです(^_^;)。宴会出席者の皆様もお疲れさまでした。特に料理を担当してくれた女性陣、美味しかったです。ありがとうございました。
◆G社さんにゲラを発送。
◆ちょっと忙しいため、更新が途絶えがちになるかも。
6月29日(水) 日々
◆晴れ。少しずつ季節が変わっていく。
◆取り立てて何もないんだけど、時間のあるときに書いておかないとこのままずっと更新しなくなりそうなので。
◆一部の方には、7月末に新刊が出ますとお伝えしていましたが、8月末に伸びました。よろしくお願いします。詳細が決まり次第、こちらに書きますね。
◆もう少し、今後の予定(あくまでも予定)を書いておくと、11月末には次作(次々作か)が出せるかなと思ってます。鋭意制作中です。さらに年が明けて来年早々1月か2月にはあれを出したいなと。だいだいそんなペースで新刊を出したいと考えています。さらに予定ですが、今年中に、書き下ろしばかりではなく、どこかで連載もスタートできたらいいなぁと。ま、あくまでも予定ですが。
◆G社さん『TO』、K社さん『D』、R社さん『TE』、T社さん『H』それぞれの執筆と詰めを休みなく続けていく。