2006年9月の日記

9月1日(金) 情けない
◆晴れのち曇り。北海道らしい気温。もう窓を開けて寝られない。
◆思った通りに書けずにひたすらダウナー。どうしてこうも進まないのか。いやまぁわかってはいるんだが自己嫌悪。もっと強い心を持たなければ。
◆そんなわけで進行中の作品はなかなか進みません。担当編集の方々、申し訳ない。もう少し待ってください。なんとか、新しい季節が始まるまでには。
◆J社のSさんからTEL。短編連作についてあれこれと。なんとか頑張ります。
◆講談社『SH』、幻冬舎『Z』、K書店『R』、などなどなど。唸りながら進める。

9月2日(土) 日々
◆秋晴れ、と言いたいぐらいの高い空。
コンサドーレ札幌は山形と0-0で引き分け。共に勝たなければ昇格レースから脱落と言ってもいい試合。良い試合だった。お互いに最後まで集中力と緊張感を失わずにおもしろい試合だった。だが、どちらも決定力と運に欠けていた。これが昇格できないチームということなんだろう。 もちろんまだ可能性は残されているんだけど。
◆先月はずっと音楽を載せてきたから、ちょっと本でもやろうかなと。文庫判の写真しかなかったけど、大好きな
アーウィン・ショーの短編集『夏服を着た女たち』。訳はもちろん常盤新平さんだ。いつ読んだのかは憶えていない。たぶん高校生ぐらいだったと思うんだけど、その頃は音楽に夢中になっていてあまり本は読んでなかった。その中で、これは本当に鮮烈に印象深くて、今までに何度読み返したかわからない。こんな物語を紡いでみたいと心底思う。スタイリッシュでかつ奥深いとはこういう物語のことを言うんだろうと思う。もちろんこの他にも『真夜中の滑降』『小さな土曜日』『ビザンチウムの夜』『はじまりはセントラルパークから』などなどなど傑作が目白押し。
◆しかしAmazonで検索したんだけど、ショーはどれもこれも写真がないし出てこない作品もある。版元でも品切れがほとんどだ。もう過去の人になってしまっているのか。悲しい。

9月4日(月) 日々
◆晴れたり曇ったり。空にはうろこ雲。すっかり秋の気配。
サッカー日本代表はアウェイでサウジアラビアと。0-1で負け。まだチームがオシムのやりたいことを実践できていないということだろう。どうもまだ選手は〈誰かに預けてそこから動く〉という呪縛に囚われているんじゃないか。オシム監督はたぶん〈預ける〉という感覚を剥ぎ取って〈動けばボールが来る〉〈来たら動いた人間に渡す〉というオートマティズムを重視したいのだと理解している。それはジーコ監督が〈黄金の中盤〉でやろうとしたことと同じだと思う。オシムはそれを〈11人全員〉でやりたいんだな。そこにはまだまだ。マスコミは相変わらず上げたり下げたり忙しいけど、サッカーには間違いなく〈糧になる敗北〉がある。今回の敗北は間違いなく糧になる。もちろんそれを糧にできなければただの負けなんだけど。
◆ちょっと体調不良。精神的にも不調。なんとかしないと。

9月8日(金) 日々
◆秋晴れ。
◆すっかり更新をサボっていた。あっという間に今週も終わりじゃないか。
◆もう過ぎ去ってしまった話題なんだけど
サッカー日本代表はアウェイでイエメンと。1-0のしょっぱい勝利。とはいえ、今回も糧になる勝利だったんじゃないかと思う。前回のサウジアラビア戦での反省点は消化できていたように思う。アジアカップ本戦出場を決めたことで、顔見世興行は終わりだろう。これから始まり長い代表チームの構築をじっくり見ていこうと思う。
東京創元社さんから山之内正文さん『八月の熱い雨 便利屋〈ダブルフォロー〉奮闘記』(ミステリフロンティア)をいただきました。Kさんありがとうございます。
◆集英社のWさんから
『東京バンドワゴン』の書評が出てるということで〈MOE〉10月号をいただきました。ありがとうございます。
理論社のSさんからfax。マガジンハウス〈BOAO〉という雑誌で北上次郎さんが『キサトア』(理論社)の書評を寄せてくれてます。ありがとうございます。
◆とにかく書いている。

9月9日(土) 日々
◆秋晴れ。夕焼けにうろこ雲。
◆集英社のHさんから次作の参考にとDVDが届く。偶然にも好きな映画で、これはぜひ買おうと思っていたのでラッキーと小躍り。ので、載せておこう。Hさんありがとうございました。
ジム・ジャームッシュ監督の『coffee and cigarettes』。もうね、いいんだよこれが。あれこれ言わないでさ、とにかくいいんだ。何がいいのかわからないって? ジム・ジャームッシュだぜ? で、このタイトルだぜ? それだけでニヤニヤしてしまうじゃないか。もうそれでいいんだよ。いいんだったら。まぁこの映画を観て小難しいことをうだうだ言うような奴とは友達付き合いできないってことさ。
◆そういえば次作
『東京公園』(新潮社)にもこの映画のタイトルが文中に出てきます。ただ主人公たちが観るっていうだけですけど。
◆映画は、広告の仕事をしている時期に本当に数多く観ました。年間二百本ぐらい観たことあったな。ちょうどレンタルビデオ屋さんが雨後の筍のように出始めた頃だったなぁ。
◆ひたすら書いている。

9月10日(日) 日々
◆曇り。小雨も。風が強かった。
◆大好きな映画を挙げてくださいと言われたらたくさんあるんだけど、必ず出てくるのはこれ。
『スティング』。もう33年も前の映画になってしまうんだなぁ。もう不朽の名作。これぞ娯楽映画。これをつまらんなどという人とは話したくない。当時絶好調のロバート・レッドフォードとポール・ニューマンのW主演映画で、Dr.コトーと財前教授が二人並んでオペをするぐらい豪華な顔合わせだ(違うか)。観た当時、これが映画というものか、こんなにも映画って物語って楽しいものなのかとショックを受けた記憶がある。
◆卒業生から電話があった。社会に出て四年。いろいろ悩みがあるようだ。僕にも覚えがあるけど、そういう時期なんだろう。電話口で励ますことぐらいしかできないけど、頑張れ。
◆クリエィティブの世界で生きていくことは大変だ。僕だってまだこのまま行けるかどうかわからない。自分が何を求めているのか、何を求めていくのか、それを常に考えていかなきゃならないと思う。と、言葉にするのは簡単だけど、それが自分でもできているかどうかはわからない。答えはたぶん一生出ない。わからないまま、何かを信じて何かを追求していくしかないんだろう。
◆ひたすら書いている。

9月11日(月) 日々
◆晴れ。夜になると窓から吹き込む風が涼しいっていうか寒いぐらい。
◆秋になると「あぁもうすぐ冬が来るんだなぁ」とそれから半年近く雪に閉ざされる生活を思い出してブルーになる、と言いたいところだけど実はそれほどブルーではなく、もちろんもう何十年も北海道に住んでいるからそれがスタンダードになっているというのもあるんだろうけど、雪に閉ざされる冬というのも悪くないと思っている自分がいる。
◆雪かきはつらいしできれば余生は雪のない冬があるところで、ハワイでもいいし沖縄でもいいし九州でも東京でもいいんだけどそういうところで暮らしたいなぁ、と言いつつも、もし本当にそうしてしまったら、雪のある冬を懐かしがってしまうんだろうなぁと思う。何より、雪が融けて土が顔を出して立ち上ってくる大地の匂いやそれから一斉に芽吹きだす草花という自然のスペクタクルが傍らにあるというのがなにより愛しいと思う。
◆そういうこととは何の関係もない映画なんだけど、大好きな
ルドガー・ハウアー主演のこれぞB級映画! と叫びたくなるほどの『ブラインド・フューリー』。もうね、ホント楽しい。座頭市なんですよ。ええもうまんま座頭市。盲目になってしまった男が復讐のため仕込み杖をふるって敵を倒すんですよ。理屈抜きです。あぁ楽しかった! で終わっていいんです。
新潮社のGさんから10月予定の新刊『東京公園』の表紙ラフが届く。いい感じです。
角川書店のKさんから『野性時代』10月号をいただきました。ありがとうございます。あ、予告に載っているからいいよね。『野性時代』11月号に短編が載る予定です。よろしくお願いします。
◆同じく
角川書店のKさん(上のKさんとは別の方)からTEL。打ち合わせについて少し。
◆必死で書いてます。

9月13日(水) 青春の日々
◆晴れ。陽射しが暑かった。
「ハチミツとクローバー」の最終巻を読んだ。前にも書いたけど、このマンガのテイストは僕らが中学生や高校生の頃に描かれた青春物とまったく同じもので、それが嬉しくてずっと読んできた。変わらないものがあるんだなぁということを実感させてくれた。でも正直、9巻から10巻の事件が起きて収束へ向かう展開は、欲しくはなかった。皆が普通に大学を卒業して社会人になってもずっと今のままの関係で青春でやっててほしかったけどなぁ。修復士の皆ともまた会いたかったし、藤原デザインの皆の活躍ももっと読みたかったし、はぐと山田さんが講師とかで大学に残れば皆が集まってくるだろうし。まぁでも、それは言ってもしょうがない。良い終わり方だった。良い作品だった。
◆必死で書いているんだけどなかなか追いつかない。自分のやり方に問題があるんじゃないかと試行錯誤するんだけど。そういう勢いのないことが問題じゃないかと思ったり、プロットの立て方を変えてみたりとか。まだプロに成りきれていない自分がいるのが歯がゆくてしょうがない。何より、自分の作品に込めるものを悩みながら書いているのが情けない。
◆まだ血の吐き方が足りないということだろう。っていうかそもそもまだ血を吐くまでに至ってないだろう小路幸也。もういい歳なのに情けない。
◆はぐちゃんを見習え。
◆突然〈沢田研二〉が聴きたくなった。そうジュリーですよジュリー。あの頃はなんとも思ってなかったけど振り返るとすごいよジュリーお前は。男がピカピカのキザでいられて片手にピストル心に花束唇に火の酒背中に人生をで酒場でダバダだぜ。
◆とにかく書いてます。

9月16日(土) 日々
◆秋晴れ。本当に涼しくなってしまった。来道される方は長袖と上着を忘れずに。
角川書店「野性時代」のKさんと短編についてあれこれ。なんだか力不足でご迷惑を掛けてしまったみたいですいません。がんばります。
角川書店の文芸担当のKさんとは打ち合わせの日時の確認を。
新潮社のGさんから来月の新刊「東京公園」の帯についてあれこれと電話で確認。わかっていたことなんだけど、僕の作品はあらすじを書きにくいものが多い。帯のコピーはやっぱりわかりやすくキャッチーなものでないとね。あれこれついでに愚痴も聞いてもらう(^_^;)。がんばるよー。
集英社「小説すばる」Hさんからメール。コラム一本書きます。あ、今月号の「小説すばる」に短編「トーストや」が載っています。本誌もいただきました。ありがとうございます。
◆ちょっと訊きたいことがあって集英社「小説すばる」Iさんに個人的にTEL。どうもでした。
実業之日本社さんから「ジェイ・ノベル」をいただきました。Sさんありがとうございます。
◆サッカーで言えばようやくJFLの上位に食い込んだ程度の作家なのに忙しいのはありがたいことだ。見限られないようにいいものを書くしかない。ホントに。

9月18日(月) 台風がやってくる
◆雨。
◆北海道は台風の上陸がほとんどなくて(途中で温帯低気圧に変わっていた)、実際僕も三年前まで台風というものをほとんど経験したことなかったのだけど、二年前に初めて「これが台風か!」というのが北海道の内陸部までやってきた。どうもそれ以来道筋がついてしまったようで、毎年のようにやってくる。で、今年もすぐそこまで来ているわけだ。明日明後日は要注意。
◆また
南佳孝さんのアルバムだけど、これは〈Bossa Alegre〉というボサノヴァのスタンダード集。スタンダードといってもジャズばかりじゃなくて、たとえば沢田研二の名曲「君をのせて」なんかも素晴らしいボサノヴァバージョンで聴かせてくれる。ビールのCMソングで印象的だった「第三の男」も収録。いやぁいいっすよ、ボサノヴァ。ついでにアストラッド・ジルベルトも引っ張り出そうかな。やっぱ人生は音楽だよねぇ。
◆サッカーの話題を書いていないけどむろん見ている。コンサドーレ札幌はもう来期のことを考えた方がいい。サッカー日本代表U-17はよくやったねぇ。素晴らしかった。
◆とにかく書いてます。

9月20日(水) 台風はやってきたけど
◆雨のち快晴。風強し。
◆台風は一部に被害はあったようだけど、我が家近辺は特になし。風も雨も普通。あ、庭のリンゴの木のリンゴが二個落ちた。
◆本の話。
E・アニー・プルー「港湾ニュース」(集英社)。もう何年前になるんだろう? 10年前か。装幀に一目惚れでまた中身も素晴らしかった。物語としてはとことん地味以外の何ものでもないんだけど大好きな作品。これが作者のデビュー作だったんだけど、残念ながらそれ以降の作品は僕はちょっと不満で、これを越えるものはないような気がする(なんてことを話すのはなんか胸が痛い(^_^;))。映画にもなったけど観てないなぁ。どうなんだろ。本好きだったら愛おしい作品というのが必ず何冊かあると思うんだけど、これは僕にとっては愛おしい作品のひとつ。いつまでも本棚にあると思う。
幻冬舎のIさんからTEL。いつまで経っても上がらない『Z』について。すいませんすいませんすいません。がんばります。
講談社のAさんからメール。いつまで経っても上がらない『SH』について。すいませんすいませんすいません。がんばります。
◆ついでといっては何ですが
小学館のMさん、ごめんなさいごめんなさい『MK』まだ待ってください。
角川書店「野性時代」のKさんとTEL。短編OK。来月号の『野性時代』に載ります。
◆同じく
角川書店のKさんとTEL。打ち合わせの日時について。よろしくです。
実業之日本社のSさんからメール。他社の短編にまで感想寄せてくれてありがとうございます!
◆まだ出版してないところはアルファベットにしてたけど、もういいや(^_^;)。
◆とにかく書いています。奇跡を起こせ小路幸也。

9月22日(金) 日々
◆晴れ。穏やかな日。
◆なんとPowerBookの横でコーヒーのたっぷり入ったマグカップを倒してしまうというやってはいけないことをやってしまったけど、奇跡的にマシンには一滴もかからなかったいう運の良さ。その代わりにシャツからパンツまでコーヒー浸け。しかも上下とも白いし。妻に白い目で見られたのは言うまでもない。
◆ミュージックステーションでサザンオールスターズ。あぁ「YaYa」なんか久しぶりに聴いたねぇ。やはりトップランナーだよなぁ。
◆そうそう。こんな話をするとまた驚かれますが、札幌って居ますよ。普通にシカが。プロトくんも書いてますが、キタキツネも見かけるし。今年の春には我が家の近くで車にはねられたキタキツネが死んでました。ま、頻繁に見かけるものではないですが年に一回ぐらいは見るような気がします。さすがにクマは、札幌近辺に30年近く住んでますが見てません。でも小樽の山で一回見かけたかも。
角川書店のKさんと電話でゲラチェック。来月発売の『野性時代』『ソバニイルコト』という短編が載ります。大学生の男女の、あーそういう意味ではラブストーリーなのかも。
新潮社のGさんと電話でゲラチェック。こちらも来月27日刊行予定の新刊『東京公園』。そうか、偶然だけどこれもある意味ではラブストーリーだよなぁ、っていうかそのものか。詳しくはまた来月にでも書きますけど、主人公は東京のあちこちの公園に行きます。東京在住の方はご近所の公園も出てくるかも。
◆ということで来月の小路幸也はラブラブです。
徳間書店のKさんから電話。ごぶさたです。よろしくです。
◆ただひたすら書いてます。

9月24日(日) 猛スピードで僕は
◆晴れ。
◆お彼岸だから墓参りに旭川市へ日帰りで行ってきた孝行息子だというのに警察はスピード違反で僕を捕まえやがった。周囲の車とまったく変わりない迷惑を掛けない巡航速度で走っていたというのに。あぁそうですよ。確かに法定速度をオーバーしてましたよ。
◆昨日は
角川書店のKさんが来札。書き下ろしの打ち合わせを。ごちそうさまでした。夜景を見下ろすホテルのバーでソファに二人で並んで話していましたが、仕事じゃなかったら絶対口説かなきゃならないシチュエーションでした。いや口説いてませんけどね。お疲れさまでした。
◆愛おしい本をもうひとつ。デイモン・ラニアン
「ブロードウェイの出来事」(新書館)。写真は「ブロードウェイの天使」というタイトルで新潮文庫のもの。残念ながら古本屋でしか見つけられないかもしれないデイモン・ラニアン。1930年代のブロードウェイを舞台にして、ほとんど悪党かあるいはひとくせもふたくせもあるような連中が引き起こす悲喜こもごもを描いた短編集。笑わせて笑わせてホロッとさせて泣かせてまた笑わせて。こんな街に住んでみたかった、この時代をこの連中と一緒に生きてみたかったと思わせてくれる。
こちらの深川拓さんが先日書いた
『港湾ニュース』の件で反応してくれてました。ありがとうございました。確かに伝わりました。映画DVDで借りてこようと思います。
◆日帰りは疲れる。

9月26日(火) 日々
◆晴れ。
◆ゲラに書き込んだ校正とその文章をデータで送ったものがところどころ違うってのはどういう了見だ小路幸也。
「野性時代」のKさん、ごめんなさいごめんなさい。
◆随分昔にここには書いたんですが、その昔、広告制作の仕事をしていた頃「小路に校正はさせるな」と社長直々のお達しがあったのはホントです。
集英社「小説すばる」にコラムを送る。Hさんよろしくです。
集英社Wさんよりfax。「週刊現代」に「東京バンドワゴン」の書評がまた載ったようですね。もう半年近くも経つのにありがたいことです。
◆気になるのですが、
「キサトア」(理論社)も〈ミステリ〉の棚に置かれている本屋も多い(^_^;)。断言しますが「キサトア」はミステリじゃありません。YA(ヤングアダルト)の作品として書きました。もう児童向けと言い切ってもいいぐらい。理論社さんから「次もお願いします」と言われているので、思いっきりファンタジーの世界に遊ぼうかなぁとも考えています。
◆書いてます。いやホントに。

9月27日(水) 日々
◆雨。ぐっと冷え込んできて、外出に上着なしでは寒く感じる。
コンサドーレ札幌はなんと2節続けて6得点取っての勝利。取りすぎ。他に回せと言いたくなるが、まぁいい試合をしてる。これがもっと前にできたらね。昇格の可能性はゼロではないがほぼ無理な状況だけど、このまま連勝を続けて来季に繋げよう。
◆で、
日本ハムファイターズも素晴らしい執念を見せてデッドヒートを制してシーズン1位通過。未だにこのプレーオフの意味がわかんないんだが、この勢いで優勝して日本シリーズも制してほしい。
◆北海道の2大プロスポーツチーム。ガンガンいけいけ。
◆業務連絡ですが、10月6日(金)の某賞の受賞パーティに出席するので上京します。各担当編集の皆様、「そんな暇があるなら書かんかい!」というツッコミはなしでお願いします。連泊しますので、何かありましたらご連絡を。ご無沙汰している東京の友人の皆様、余裕があったら突然電話するかもしれません。
◆ただひたすら書いている。

9月28日(木) ルージュの伝言
◆晴れたり曇ったり。気温がすっかり秋。
TOKIOの新曲の「宙船」は何の予備知識もなく聴いても「あ、中島みゆき」と思うのだが、実際中島みゆきさんの歌は誰が歌ってもすぐわかる。昔カウンター越しにおしぼりをぶつけられたがもちろん中島さんは覚えてはいないだろう。僕の十代の頃は中島みゆきさんと荒井由実さん(松任谷由実)が女性アーティストの二大巨頭で、女の子をボーカルにしたバンドをやっていたので、このお二人の曲はよくコピーしていた。なので昔の曲ならほぼそらで歌える。
◆たまたま今日
「宙船」と荒井由実さんの「ルージュの伝言」を聴いたので思い出してこんなことを書いているのだけど、その昔マジで朝起きたら隣りにいたはずの女が消えてて鏡にルージュの伝言が残っていたことがあるのは内緒だ。あ、写真のアルバム〈ひこうき雲〉には「ルージュの伝言」は入ってないか。まぁいいや。とにかくもう衝撃的だった荒井由実のファーストアルバム。
◆書いてます。

9月29日(金) 戦争
◆晴れ。穏やかな日。
◆戦争を題材にした日本映画が最近目に付く。エンターテインメントなんだから、ことさら美しかったり悲劇性を煽ったりするのはまぁしょうがないとして、戦争というものがどういうものだったかを伝えるのは大事なことだと思う。僕ももちろん戦争を知らない世代だけど祖父や父たちから話は聞けた。
◆祖父も父も祖母も母も言っていた。「あんなもの、二度と来てほしくない。やっちゃ駄目だ」。 そう思うから、それだけは語り伝えたい。
◆新しい総理は「美しい国、日本」の意味についてこう言ったそうだ。(1)文化、伝統、自然、歴史を大切にする国(2)自由な社会を基本とし、規律を知る、凜とした国(3)未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国(4)世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国。
◆なんと素晴らしいお題目だ。実現に向けてしっかりと歩みを見せてくれるならこんな素晴らしいことはない。誰も実現するなんて思っちゃいないけど、頑張ってくれ。「政府が禁じている集団的自衛権の行使について具体例を研究する考えを表明」してるそうだけど、それはきっと日本は絶対に戦争をしないことを確かめるためなんだろうねきっと。あぁそうだともきっと。
新潮社のGさんから新刊『東京公園』の装幀見本が届く。青空と緑と池と噴水が気持ちよい公園の写真が全面です。繰り返しますが、タイトルに〈東京〉がついてますけど『東京バンドワゴン』の続編ではありませんからね。
◆書いてます。

9月30日(土) 日々
◆曇り。
◆9月の終わり。おかげさまで忙しくしているんだけど、10月からまた講義も始まるのだ。忙しいとはいえ専業作家にはまだ成りきれていない。だからますます時間がなくなるんだけど、逆にこれを幸いにして自分を追いつめようと考えている。追いつめられた方が力が出るはずだ。そういう状況でこそオレは燃える奴だったはずだ。今日からオレを三井寿と呼んでくれ。オレの名を呼んでみろ。
◆いや小路幸也だけどさ。
◆バスケがしたいです。これはマジで。昔の日記はお蔵入りしたのでそういう記述はないけど(本当に素人の遊びでだけど)けっこう長い間バスケをやっていたのだ。
◆そういえばこの男もバスケ部だった。多大なる影響を与えてくれた名作ドラマ
『俺たちの旅』の主人公の一人中村雅俊演じるカースケ。描写は少ないけど大学ではバスケ部だったはず。以前コラムにも書いたのだけど、これを見たのは中学生の頃。今の自分の中に間違いなくこのドラマから与えられたものがたくさんある。そういうドラマにめぐり合えたのは幸運だったと思う。
◆もちろん、この歳になってから見ると恥ずかしい部分もたくさんあるんですけどね。
◆テレビでやっていた
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』にまた泣いてしまった。もう何度も観てるのに。本当に奇跡と言ってもいい名作。僕の中では日本のアニメナンバーワンである。ジブリ作品よりも。
◆書いてます。