2007年12月の日記

12月1日(土) 昇格・優勝・歓喜
◆晴れたり曇ったり。
◆これだけは書かせてください。J2
コンサドーレ札幌は最終節、水戸を2-1で逆転勝ちして、見事優勝とJ1昇格を決めました。長かったなーこのJ2暮らし。最後に少し足踏みをしたものの、最終節でしかもほぼ満員のサポーターの前でWの歓喜を味わえたのだから、神様の粋な計らいと捉えておこう。いやー、しかしシビレタ。できれば札幌ドームに行きたかったが、そんな暇はない。そして浮かれるのは今日だけにして、来期のJ1での戦いへ思いを馳せる。何といっても若手のしかも生え抜きの選手が後半戦に台頭してくれたのが素晴らしい。まだ19歳の岡本・西・藤田はこれから日本代表への道も開けるぐらいの選手だ。実際藤田はU-22へ行ってるしね。かつてコンサから旅立った現日本代表のマリノスの山瀬やFC東亰の今野のように、活躍が期待できる。何せ貧乏チームだからどこまで補強ができるのか判らないが、現状でもオフの間に若手が伸びてくれればなんとか戦っていけるだろう。まずは、来期残留を目指して。今日はいい日だー。
◆東京創元社からサイン用の
『HEARTBLUE』が100冊ぐらい届きました。すぐにサインして返却しましたので、購入していただいた方、ありがとうございました。もう少々お待ちください。
◆これでシーズンが終わった。情けないシーズンの終わり方をした
浦和レッズが出場するクラブWCも気になるが後は書くだけ。書きますとも。

12月4日(火) スクランブル
◆晴れたり曇ったり。
◆スクランブル状態で書いているのだけど我が家も昨日からスクランブル状態。暖房ボイラーが壊れてしまった。えーと各部屋に温水の暖房パネルがあって、ボイラーで温水を回しているという暖房システムなんです。北海道で暖房が壊れるなんて! でも我が家はいわゆる輸入住宅でスウェーデンハウスってやつなんですね。耐寒性能には優れているとは知っていたんですが、丸一日暖房無しでも室温21度をキープしたのには驚きました。それはそれとしてさらに給湯のボイラーまで壊れる始末。お風呂が入れない! で、なんとか直りました。今はもう部屋は暖かくお風呂にも入りました。しかし執筆スクランブル状態は続いている。写真は雑誌
〈BRUTUS〉。特集は〈ギター愛〉。ギターだよ。愛だよ愛。僕はクラプトン大好き人間です。
◆サッカーのこととか、野球のこととか、相変わらずバカなニュースとか、いろいろ書きたい言いたいことはあるのだけど、ここに書くエネルギーをすべて執筆に回すためにこの辺で。
◆あ、女優の
星野真里さんがブログで『東京バンドワゴン』がおもしろい! と書いていてくれている。なんかちょっと嬉しかったりする。

12月6日(木) オラに元気玉を
◆曇ったり雪が降ったり。
◆何十年も前のコミックスも持っているし、愛蔵版も持っているし、要するに違う種類でたくさん持っているんだけど、こうして完全版として出てしまったら買わずにはいられない。
萩尾望都さんの名作『ポーの一族』(小学館)。そりゃあ編集さんに一言言えばいただけるんだろうけど、買いますとも。ええ買いました。何十回も読んでいる漫画です。もちろん掲載時にリアルタイムで読んでいますよ。なんというかかんというか、とにかくもう夢中になっていましたね。今も夢中です。いつかポーの一族の物語を書いてみたいという大それたことも考えています。本当に恐れ多いのですけど、マジです。って前にもそうやってここに書いたような気がしますけど、いいや、何度でも書いておこう。
徳間書店さんから『本とも』をいただきました。メディアファクトリーさんから『ダ・ヴィンチ』をいただきました。ありがとうございます。『本とも』では来年から新連載をする予定ですので、よろしくお願いします。
◆最近読めもしないのに随分本を買っています。早く書き上げて読んでやるんだと自分にプレッシャーをかけているんでしょうか。もう今年も何週間もない。正直追いつめられています。ああ。元気玉を。

12月8日(土) 歩こう歩こうわたしは元気
◆曇ったり晴れたり。夕焼けがきれいだった。
◆頭の悪い奴がネットで何かやらかして、企業が大慌てする昨今。どうしようもないバカは昔から数多くいたけど、ネットのせいでそのバカたちが何かを表現できる場ができてしまったからやっかいなんだよね。できちまったもんはしょうがない。どうせこの世は一天地六。ごたごた考えねぇで、出たとこ勝負で行きましょうか。ってなわけで何の関係もないけど、今月に入って白い写真が続いたので派手な色を思って(^_^;)。とてつもなくスーパーだったグループ
〈stuff〉。今考えても本当にすごかったなー。
文藝春秋さんから〈number〉をいただきました。ありがとうございます! サッカーものは何でも嬉しいです!
東京創元社さんから〈ミステリーズ!〉をいただきました。ありがとうございます! そういえば、東京創元社のサイトこちらでは、『HEARTBLUE』発刊に合わせて、〈ここだけのあとがき〉というものを載せています。作家になって初めて書いたあとがきっぽいものかも。たいしたことは書いていませんが、よろしければぜひ。

12月10日(月) ピアノマン
◆曇り。うっすらと雪化粧。
◆師走、とかクリスマスも近い、なんていう言葉を聞くと胸が痛くなってくるぐらい追いつめられているのだけど、ここはもっと強い気持ちにならなければなるまい。ところで我が家の次男ももう小学校高学年でサンタさんを信じてはいないだろう。でもたぶん話には空気を読んで乗ってくれるだろう。最近の子は空気を読むのに長けているからね。いいことではないと思うんだけど、まぁしょうがない。実際僕も小さい頃は空気を読むのが上手い子供だった。昔はそういう子を大人びた子、と呼んでいたんだけどね。今年は自分にもクリスマスプレゼントを買おうかなぁ。何がいいかなぁ。写真はただのクリスマスリースにしか見えないけど、実は
山下達郎『クリスマスイブ』です(^_^;)。定番。
文藝春秋さんから『別冊文藝春秋』1月号をいただきました。ありがとうございます。連載『ブロードアレイ・ミュージアム』の2回目が載っています。ポプラ社さんから『asta*』1月号をいただきました。連載中『Cow House』載ってます。徳間書店さんから『SFJapan winter』をいただきました。連載中の『蘆野原偲郷』が載ってます。どうぞよろしくお願いします。
◆FIFAクラブワールドカップ。今日の
浦和レッズは素晴らしかった。日本ナンバーワンクラブの名にふさわしかった。そしてサッカーの歴史に名を刻むにふさわしい戦いだった。さぁ、いよいよACミランとの戦いだ。世界の舞台に、日本ナンバーワンクラブの実力を見せつけろ! 震えるぜハート!

12月14日(金) 日々
◆曇り。湿った雪。
浦和レッズ。試合自体は健闘したと言えると思う。オジェックの無策ぶりがより鮮明になったような気もするけど選手たちは現時点でのベストを尽くした。でもそのベストは世界にはまだ届かないこともよくわかった。日本のサッカーはまだひよっこなんだ。でも成長はできるということもわかった。それにしてもミランと日本のクラブが戦うなんて。本当に、信じられない出来事だった。写真は〈空気公団〉というユニットの、これはベストアルバムになるんだろうか。イラストが可愛いけど、荒井良二さん? 未確認ですが。
祥伝社さんから『Feel Love』2008WINTERをいただきました。連作で進めているミュージシャンシリーズ『笑うライオン』が載っています。集英社さんから『小説すばる』1月号をいただきました。連作短編『HERO』が載っています。角川書店さんから『野性時代』1月号をいただきました。連載していた『ナモナキラクエン』の最終回が載っています。いずれまとめて本になると思いますので、よろしくお願いします。
◆すっごく悩みつつも、とにかく書いているんで、これで。

12月18日(火) 怒濤
◆晴れ。
◆まるで更新できていないのは、俗に言う年末進行の怒濤の嵐の海をくぐり抜けている最中だからです。何度嵐にマストが折れて沈没しそうになったかわかりません。それでもなんとかゴーイングメリー号は頑張ってくれたようです。後は眼の前の大渦をひとつ乗り切れば、ようやく陸地が見えるかも。ここ一ヶ月だけでもう1000枚ぐらい書いたような気がするのは気のせいでしょうか。いや気のせいではあるまい。こんな大して売れてない作家にありがたいことです本当に。写真は、まぁよくある企画ものなんですけど、ボサノヴァに乗せてJPOPの名曲の数々をカヴァーしたもの。でもなかなか良いですよ。米米の浪漫飛行とか。この季節にかなり気持ち良いかも。
◆ずーっと家にこもりっ放しで、今日は久しぶりに外に出てきた。講談社の文庫の担当のOさんがいらしていたのです。次の文庫本の打ち合せしてきました。お待たせしてますが、二作目
『高く遠く空へ歌ううた pulptown fiction』(講談社)が来年早々に文庫化されます。もう既に単行本は普通には買えなくなってますので、この機会にぜひ! お願いします。

12月19日(水) 冬の稲妻
◆晴れたり曇ったり。
◆うっかりしていたのだけど、昨日でこのサイトは開設11周年。去年も結局お祝いも何もしないで終わってしまった。今年もムリ(^_^;)。思えば遠くへ来たもんだ。まさか11年も続けるとは思ってもみなかった。まだ続けます。目指せ20年。写真は
熊木杏里さんのアルバム〈私は私をあとにして〉。正直もう少し突き抜けた感が欲しいような気がしないでもないけど、とても良い世界。
◆みんな何かおぼろげなものに頼りすぎていないだろうか。そんな気がする。頼るなら自分と自分のことを考えてくれる人にきちんと頼った方がいい。愛とか恋とか優しさとか神とか占いとか前世とかスピリチュアルとかなんでそんなあやふやなものを見ようと頼ろうとするんだろう。誰かが居るはずだ。おぼろげではない、近くに居てくれる人が。それを探すことが生きることじゃないのかと思う。居ないとか見つからないとか怖いとか嘆いてひきこもる前に、探せ。街に出ろ。出れば嫌でも心無い社会と人に傷つけられるから、その痛みを知るから自分で自分を傷つけようなんて思わなくなるから。自然と強くなるから。
◆なんてことを最近のニュースを見て思った。だってそうやって生きてきたよね。いまだに前世とかスピリチュアルとかやってる番組に小島よしおを出して「そんなの関係ねぇ!」とやっていただきたい。

12月21日(金) 野望
◆晴れ。
◆すぐ近くの国道の陸橋工事がようやく終了して、四車線の道路がようやく開通した。こちらの道路が広いというのは皆さんご存知でしょうが、国道なら四車線が当たり前って感じです。僕はあの東亰の細い曲がりくねった道を車で走る勇気はありません。写真は知ってる人も多いでしょうけど、〈エアストリーム〉というアメリカのキャンピングカー。幌馬車の伝統を受け継ぐ古き良きアメリカの姿ですね。ここで数々の野望を書いてますけど、このキャンピンカーを引っ張って、アメリカの大地を横断したいっていうのも野望のひとつなんです。どうでしょう、その旅をしながら一冊本を書きますので、何でしたらそれに加えてブログとか毎日書きますので、誰か私をアメリカに連れてって。と、一応書いておく。
実業之日本社さんから『ジェイ・ノベル』1月号をいただきました。小学館さんから『きらら』1月号をいただきました。『のこされるもの』連載中です。いよいよ佳境です。集英社さんから『青春と読書』1月号をいただきました。『オーヴァー・ザ・レインボゥ 東亰バンドワゴン』連載中です。こちらもいよいよ最終回が近づいてきました。よろしくお願いします。
倉坂鬼一郎さんから『湘南ランナーズハイ』(出版芸術社)をいただきました。東京創元社さんから津原泰水さん『ルピナス探偵団の憂愁』桜庭一樹さん『少女には向かない職業』(文庫)をいただきました。ありがとうございます!
◆新刊
『カレンダーボーイ』『HEARTBLUE』を読んでくださって、感想をアップしてくださっている皆さん、ありがとうございます。読めるものは全部読んでます。お礼のコメントなどもいくら時間がないとは言え、少しはしようと思えばできるのですが、どうもそういうときは全部にしないと気が済まないもので、すいません。ここで御礼申し上げます。叱咤も激励も全部糧にします。どうしても納得がいかなくて、訊きたいことがある方は(^_^;)、メールか掲示板に書いていただければお返事します

12月27日(木) 歌を唄おう
◆曇り。
◆このまま31日まで更新しないのもまずい(いやまずくはないが)ので、ここで一息ついてやっておこう。ずーーーっと書いてます。他に何もしていない。今年の冬は雪も少なくて、まだ雪かきらしい雪かきもしていないし。毎日朝起きて犬の散歩して書いて昼ご飯食べて書いて犬の散歩して書いて晩ご飯食べて書いて書いて書いて寝る。の繰り返し(^_^;)。マジで他に何もしてないッす。写真は映画のサントラ盤
〈ワンス ダブリンの街角で〉ですね。なかなか良さそうな映画なんですけどまだ観ていない。でもこのサントラ盤はいいです。染みます。染みまくりですね。年末と正月を二人で静かに過ごしたい恋人たち(もしくは夫婦)は、これを聴くべきです。きっと二人の心の中に小さな温かい灯をともしてくれるはず。淋しい独り者もこれを聴いて自分の心を優しくしておきなさい。きっといいことあるから。
◆いいなーこの話プロトくんところから拾った。いい話っていうより楽しいよね。きっとやった人は善意っていうより、なんかおもしろいから参加したのも多いんじゃないだろうか。そういう心の余裕はぜひ欲しい。特に年末年始はいかがでしょうか。心に小さな余裕を持って毎日を。自分のためにも。

12月31日(月) 良いお年を
◆晴れたり雪が降ったり。
◆実家に帰ってきてはいるものの、皆から一人離れた部屋で執筆中。まだ終わりません。っていうかずっと終わらない。明日は正月で休めるかどうかの瀬戸際状態。というわけで、普段より忙しい日々を送っている年末です。皆さん、新年を迎える準備はできたのでしょうか。
◆良い年だったと思う。信じられないぐらいの執筆依頼を抱えたまま、年を越すことになる。これを幸せな状態と言わずに何を言うんだと。家族の生活の心配をしないで新年を迎えられることに、本当に感謝します。僕の作品を世に出してくれた編集者、いいと思って売ってくれた本屋さん、読んでくれた読者の皆さん、本当にありがとうございました。
◆それに応えるために報いるために精一杯書いてきたつもりなんだけど、書けば書くほどまだ自分には足りないものがたくさんあるという思いが強くなってくる。こんなものでお前は作家と呼んでもらっているのかと情けなくなってくる。デビューしてからこの文章を何度もここに書いている。進歩がない。
◆この状態を続けていかなければ、プロとは言えない。そのために何をしなきゃならないのかは、わかっている。来年の豊富は、ただ書き続けることです。高く高く、どこまでも高く。遠くへ。
◆世の中に、悲しみも苦しみも尽きないけれど、同じぐらい楽しみも喜びもあるんだと思い続けたい。◆皆さんの新しい年にたくさんの幸せが訪れますように。ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。
◆「良いお年を!」この言葉が僕は好きです。誰もが他の人の幸せを願うみたいで。
◆では、良いお年を!