4月14日(土) なごり雪
◆北海道はあちこちで季節外れの降雪。なごり雪などというロマンチックなものではなく洒落にならないぐらい降って、東京から戻る飛行機が欠航。運良く直前の便に乗れたけどね。まいったまいった。
◆だからといって写真は名曲『なごり雪』ではなくて、〈USA for AFRICA WE ARE THE WORLD〉。どうしてこんなすごいメンバーが集まっているんだと驚いたけど、今になって見るとあの人は今どこに? なんて人もいるね。もう22年も前なんだなぁ。その頃の僕は先輩と二人で〈Ramblin' St.〉という名のカフェをやっていた。店の奥のカウンターと、通りに面した窓のカウンターと、大きめのテーブルがひとつ。その店にこの曲が何度となく流れていた。あたりまえなんだけど、音楽がこんなにも大きな力になるのに、何も持ってない、何もできない自分が少し悔しかったのを覚えている。あと、ぜんぜん客が入らなくてものすごく貧乏だったなー。いやマジですごかった。自動販売機のおつり返却口に100円が忘れ去られていたのを見つけたときに嬉しくて涙が出そうになるほど貧乏だった。
◆そんな時代を経験しなくても生きては行けるんだけど、経験するとお金の有り難みがよくわかる。そして、人間はお金がなくなると心が荒むっていうのもよく理解できる。そして、街に生きていく以上はその仕組みの中でお金を稼いでいくしか〈ちゃんと生きる〉手段がないんだってよく判る。
◆人の心は金で買えやしない。本当に大事なものは他にある。でも、この社会で、街で生きていくのなら、その大事なものを守るためにはお金は必要なんだ。そのことに気づけば、今自分が何をするべきかは見えてくると思う。
◆角川書店さんから『野性時代』、講談社さんから『メフィスト』をいただきました。ありがとうございます!