8月1日(金) 8月じゃん ◆曇り。蒸し暑い。こんなのはいやだ。 ◆もうすぐオリンピックが始まる。中国の状況がどうよとかいろいろあるだろうけど、スポーツの祭典としてのオリンピックは良い。ワクワクする。さらに夏の甲子園も始まる。今年の北海道勢はどんな試合を見せてくれるのか。なお、サッカーオリンピック男子日本代表の第一試合の時間に祥伝社さんとの会食を入れてしまって「しまった!」と後で叫んだのは内緒だ。いやいいんです。録画放送で観ます。写真は映画『再会の街で』。主人公がスクーターでニューヨークの夜の街を走り回るのだけど、その風景がいい。とてつもなく良い。あぁこうやって夜の街をふらふらと自由に歩き回りたいと思わせる。そして、描かれる男同士の友情も心地よい。ちょっと文化的な違いなのか辻褄が合わないように感じる箇所もあったけど、いい映画だった。たぶん中年男をたまらない気持ちにさせる映画だと思う。今が不幸だというわけじゃない。家族が重いわけではない。ただ、いっとき味わっていたあの自由な時間を取り戻したいという気持ちは、一生消えることがないのだと思う。 ◆たとえば、誰もが懐しいと感じる田舎の風景。田んぼがあって木々が緑で田舎道が続いて、なんていうのは実は〈自然〉の風景ではない。人間が作り上げた〈人工〉の風景だ。温暖化と騒いでいるけどそれは人間にとってとんでもないことになりそうだから騒ぐのであって、地球にしてみればどうでもいいことだ。過去、地球がどんな環境だったかを考えればいい。だから、青い地球を守れ、なんて宇宙戦艦ヤマト規模のことなんか考えなくていい。周りにいる人たちと共に優しい時間を過ごしていけるようにしよう、と考えればいい。それすら嫌だと言う輩は生きていく資格などない。生きるのに資格が必要なのかと問われれば、必要だと答える。共に生きようと思わなければ、駄目だ。と、思う。 8月2日(土) これでいいのだ ◆曇り。雨も降る。じめじめ。 ◆赤塚不二夫さんの訃報が飛び込んできた。ずっと闘病生活で、意識不明の状態が続いていると聞いていたので、ついに来てしまったかと思う。「おそ松くん」「もーれつア太郎」「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」、幼稚園から小学生にかけて赤塚不二夫さんのヒット作を観て笑い転げていた。この四作品のアニメの歌は今でも全部歌える。漫画のシーンを思い浮かべることができる。楽しい子供時代を過ごすことができました。ありがとうございました。御冥福をお祈りいたします。 ◆写真は映画『潜水服は蝶の夢を見る』。美しい映画だった。もう少し、闘病記のようなドキュメンタリータッチのような映画かと思っていたけど(確かにそういう側面はあるのだけど)、むしろ主人公である彼の持っていた内面世界の美しさや脆さやそういうものを表現しようとしたのではないだろうか。そういうふうに見て取れた。静かな、静かな美しい映画。 ◆NHKでやっていた緒形拳さん主演のドラマを観た。広島のドラマだ。丁寧にきちんと作られていてとても好感が持てた。おもしろかった。どこぞのバカなドラマなんかと同じ土俵に並べるのが失礼なぐらい。ここ数年のテレビドラマの状況には失望しか感じていなかったけど、まだ大丈夫だ。きっと。 8月3日(日) それでいいはずねぇだろ ◆雨。明日からは晴れるとか。 ◆まだ20歳ぐらいの頃、コンサートの照明のアルバイトをしていた。ある夏にジャズフェスの仕事が入って、僕も参加した。ステージで照明を組み終わり、リハが始まったら見慣れた顔の二人がステージに上がってきた。タモリと赤塚不二夫さんだった。僕はその二人にステージの脇からライトを当てていた。リハが終わって下手側にはけてきた赤塚さんが、僕らスタッフに「ぃよろしくぅ!」と笑って手を振ってくれた。嬉しかった。若き日の、良き思い出だ。 ◆写真は〈羊毛とおはな〉の新しいアルバム。今回も素晴らしい。この二人はどんどん良くなっていく気がする。もっとメジャーシーンに出ていってくれればいいのだけど。 ◆ついでに軽くイラッと来たので書いておく。女子高生のヒッピホップユニットとかで『太陽にほえろ!』のテーマでラップしてメジャーデビューしたとか言ってるのだが、どうしてこんなにレベル低いものを出すんだ。女子高生はいいよ(カワイイし)、『太陽にほえろ!』という名曲でラップするのも全然かまわない(名曲だから使ってみたいよね)。だったら、素晴らしいものを出してくれ。カッコいいものにしてくれ。このユニットに関わったスタッフ全員にブーイングしておく。 8月4日(月) あちー ◆チョーどっピーカン。夏だ夏だ夏だ。 ◆なのに次男の学校のプールは月曜はお休みという罠。ま、明日も明後日も暑いらしいからいいよな。学校のプールって、すごく懐しい。今でもあの消毒液の匂いがするんだろうか。写真は井上陽水の新譜『弾き語りパッション』。全編ライブでの弾き語り。確かに陽水さんは時代を超えてきたと思うのだけど、それはなんだったのだろうと考える。あの頃の吉田拓郎やかぐや姫たちとの違いは。もちろん彼らの輝きが今も色褪せることはないのだけど、それでも、やはり彼らを置き去りにして井上陽水は時代を超えてきたと思うんだ。 ◆いただきものを。筑摩書房さんから『ちくま』をいただきました。表紙は奈良美智さんなんだよねー。かわいい。徳間書店さんから『本とも』を。今号には『早坂家のこと』は載っていません。次号です。早川書房さんからデニス・ルへインの5年ぶりの新作『運命の日』の見本版をいただきました。こういうの初めてだー。なんか嬉しい。それぞれの担当者さま、ありがとうございました。 8月5日(火) あちー ◆引き続きチョーどっピーカン。夏だ夏だ夏だ。 ◆午前中から学校のプールに走っていった次男が昼に帰ってきてご飯食べて午後から友達と遊びに行って晩ご飯の前に帰ってきて、で、晩ご飯ができたので呼ぶと、居間のソファで熟睡していた。いいなぁおまえ小学生で。うらやましい。写真はデザイナーの原研哉さんの本で『白』(中央公論新社)。どういう本なのかを説明するのは難しいんだけど、冒頭の一行を引用するだけでわかってくれるだろうか。〈白があるのではない。白いと感じる感受性があるのだ〉。〈白〉をめぐる原さんのデザイナーとしての、表現者としての、本。美しい。 ◆いただきもの。PHPさんから『文蔵』八月号をいただきました。ありがとうございます。 ◆いただきものといえば、各出版社さんからお中元や暑中見舞いの品をいただいている。たいして売れてもいない作家に申し訳ありません本当に。早く恐縮しないぐらいに儲けさせてあげたいものだがこればっかりはいかんともしがたい。がんばります。 ◆今年の夏休みこそ、いやそんな休みはないんだけど、自由研究として本棚をなんとかしたい。できるだろうか。しかし既存の棚を買ってももう置くスペースがない。どうしたらいいのか。悩む。 8月8日(金) あちー ◆引き続き空は青く日差しは強く。 ◆この一週間で北海道の短い夏は終わりじゃないかっていうぐらい晴天が続いている。それでも夜は涼しいんだよね。ここ何年か二、三日寝苦しいほどの熱帯夜があったんだけど今年はまだない。まぁなくてもいいんだけど。お盆を前にしてプライベートでも慌ただしい日々が続く。体調管理に気をつけないとやられてしまいそうだ。暑中お見舞い申し上げます。皆さまもどうぞお身体ご自愛ください。写真は30周年を迎えたサザンオールスターズのニューシングル。すごいよやつらは。 ◆祥伝社の担当Nさんと編集長のTさんが来札。わざわざ『うたうひと』おつかれさん会にやってきてくれたのだ。ごちそうさまでした。ありがとうございました。引き続き連載『ピースフル』もがんばります。Nさんのお父さんが僕と同い年と聞いて軽く眩暈が。 ◆東京創元社さんから『ミステリーズ!』をいただきました。ポプラ社さんから『asta*』をいただきました。ありがとうございます。『asta*』の方では連載『Cow House』がクライマックスを迎えます。 ◆オリンピック、日本選手団の先陣を切ってサッカー日本代表の試合。男女とも計算が狂った感じか。特に男子の方は悪いパターンがわんさかと出た感じ。しょうがない。顔上げて前を見ろ。次だ次。 8月10日(日) 夏の悲喜交々 ◆神戸も札幌も晴天。 ◆叔父の通夜と葬儀で急きょ神戸へ行って帰ってきた。今回は札幌=神戸の直行便で。お見舞いに行ってきたのは確か6月末だったか。そのときは元気でもう少しなんとか、と思っていたのだが、残念だった。久しぶりに会う親族たちと泣き、笑い、食べ、騒ぎ帰ってきた。たくさんの叔父叔母たちに囲まれ僕は〈小路さんところの幸也ちゃん〉になり、従兄弟たちの中では年上の〈幸也にいちゃん〉になる。夏の日の、賑やかで楽しくも少し物悲しい旅。しかし先般も思ったが、神戸も暑い。札幌は本当に涼しい。写真は名優二人。『最高の人生の見つけ方』。年若くして逝った叔父の人生を偲ぶ。 ◆で、甲子園もサッカーオリンピック代表もコンサドーレ札幌もすべてが飛んでしまったわけだけど、見られなくて良かったのかもしれない。唯一の救いは駒大岩見沢の見事な勝利。日本のサッカーは、次へ進むために本当にどうしたら良いのかを考えてほしい。コンサドーレ札幌の幹部は来期も見据えて、早い判断をしてほしい。とにかく、がんばれ。 ◆文藝春秋さんから『別冊文藝春秋』をいただきました。今号で連載していた『ブロードアレイミュージアム』は完結です。しっかり推敲して、来年には単行本としてお届けしたいと考えています。 ◆オリンピックを本当の意味で平和の祭典にすることは、もう人類には不可能なことなのだろうか。 8月13日(水) 少し疲れてる ◆晴れたり曇ったり一時雨だったり。 ◆さすがにここ何日かの移動続きで身体がまいっているらしく、どうにも怠い。神戸から帰ってきてすぐにロングドライブでの墓参り連続という強行スケジュールもきつかった。少し休まないとなぁと思いながらオリンピックで燃えてしまったり。いかんいかん。締切りはお盆休みなど関係ないのだ。 ◆甲子園での駒大岩見沢の活躍も終わり。よく頑張ってくれた。また楽しい夏を過ごさせてくれてありがとう。来年の球児たちも頑張ってくれ。サッカーオリンピック日本代表は男子はついに一勝もできなかったが、なでしこが頑張っている。もう少し楽しませてくれそうだ。写真はチャールズ&レイ・イームズ映像作品集のDVDBOX。著名なインダストリアル・デザイナーであるイームズが残した映像集。これ欲しいなー。買っちゃおうかなー。うーん。 ◆神戸で乗ったタクシーの運ちゃんが話し好きのおじいちゃんで、神戸の歴史やら震災のこととかあれこれ楽しく話してくれて非常におもしろかったのだけど、交差点に入る度に左右を見て「よし、よし」と確認するのだけどどうしても信号を見ていないような気がしてハラハラしていた。運転手の京都出身の糸井のおじいちゃんありがとうございました。楽しかったです。お元気で安全運転してください。 ◆もう講談社さんのサイトで告知されてますね。『空へ向かう花』というタイトルで来月末に本を出します。講談社さんですけど、パルプタウンのシリーズではありません。まったく別の物語です。どうぞよろしくお願いします。 8月14日(木) 日々 ◆曇り。すっかり涼しい。もう夏は終わったか。 ◆怖いものは好きだ。好きだが怖い。夏のテレビの心霊写真特集など季節の風物詩として妻と二人で喜んで見ている。まぁ肝試しやお化け屋敷と同じことで野暮なことは言いっこなしだ。でも、ホテルに一人で泊まるときなどは、季節に関係なく怖い。もう一人で寝なくなって二十年以上経つので、誰もいないという気配に慣れないのだ。なので、ホテルに泊まったときにはテレビをつけっぱなしにして寝る。どんな気配がしてもテレビのせいだ、という意識があるのよく寝むられる。温暖化や環境対策には逆行するが許してもらいたい。でもいちばん怖いのはやっぱり人間なんですよ、というバットマンの新作『ダークナイト』。渋い。とことん渋いビジュアルだ。前評判もいいし、これは観なければなるまい。バットマンからつい黄金バットを連想してしまうのは世代だなー。調べてみるとアニメ『黄金バット』を放映していたのは67年。それ以降はないので、馴染みがあるのも僕の年代で最後だろうな。好きだったなぁ、あのキャラクター。あの高笑いも。コウモリだけが知っているのだよ。 ◆角川書店さんから『野性時代』、実業之日本社さんから『ジェイ・ノベル』をいただきました。ありがとうございます。 8月15日(金) 戦争は、しない ◆曇り後雨。少しじめじめした日。 ◆若いころからなので体質だと思うのだけど、半袖が着られない。半袖を着ると、ちょっとした気温の変化で右腕の肘の辺りが痛み出すのだ。なんというか、神経痛っぽい痛み。冷えたような痛み。なので僕はほとんど半袖の服を持っていない。だからというわけではないが、色白だ。 ◆ニュースを観ながらご飯を食べていて、次男が終戦のニュースに反応していたのでいろいろと話をする。むろん僕も戦争を知らない世代だが、父母や祖父母たちから聞かされた話を伝えるのは義務だと思う。北海道は空襲なども少なく、その爪痕を見ることはほとんどない。ただ僕は旭川市出身で、あそこはかつて第七師団が置かれて北の軍都でもあった。その辺りの話も父から聞かされたこともある。広島や長崎などの悲惨な地域のようにきちんと語り継ぐことが難しい地域ではあるのだけど、機会があればきちんと話したい。戦争は、二度としない。してはいけない。日本という国が未来永劫、守らなければならないことだ。 ◆オリンピックの柔道で男子が惨敗する状況で、〈世界の〈JUDO〉に、一本勝ちにこだわり続ける日本が遅れている〉という話があった。まぁ変わり行くものに対応しなきゃならないのは当然だけど、日本だからこそ、〈一本〉にこだわり尚且つ勝つ柔道をしなきゃならないんじゃないかと思うのだけど。 ◆マガジンハウスさんから『ウフ.』をいただきました。ありがとうございます。 8月18日(月) ダメダメの日々 ◆晴れ。でも陽が沈むとすっかり涼しい。 ◆赤とんぼも飛んでいたから、もう秋の気配がそろそろとやってきているのか。もう少し夏にはがんばってもらって、残暑を味わいたいとは思うのだけど。そんな中で執筆は進まない。ときどきやってくる停滞だ。いかんいかんと思いながら全然進まない。コンサドーレ札幌も日ハムもそろってパッとしない。むろんそれが執筆停滞の原因ではないが、どうしたもんだかと考えている。写真は映画『フローズン・タイム』。R指定になっているからさて、と思ったけどそんな指定の必要はあったんだろうかと思うほど、ちょっと不思議な視点のキュートなラブストーリー。まぁ確かにオールヌードは出てくるけどそれが目的のものじゃないしなぁ。きれいな映画だった。 ◆集英社さんから『小説すばる』『青春と読書』を、日本出版販売さんから『新刊展望』をいただきました。ありがとうございます。 ◆サッカーオリンピック女子代表。アメリカの強さに負けてしまったが、3位決定戦がある。準決勝まで来たこと自体が素晴らしい。下を向かずに、次だ次。既に歴史は作った。次は歴史を変えろ。 8月22日(金) 冷や汗 ◆晴れ。でももうすっかり涼しい札幌。 ◆びっくりするぐらい執筆が進まない。いやオリンピックばかり観ているからじゃない。本当に何も浮かんでこない。更新していない間ずっともがき苦しんでいたんだけど結果が出ない。まるでサッカー日本代表みたいじゃないか。それとも星野ジャパンか。とにかくまずはなでしこジャパン。素晴らしかった。いちサッカーファンとしてあなた方のことを誇りに思う。代表として何を背負うべきかということを、あなた方は思い出させてくれた。帰ってきて、ぜひA代表のケツを思いっきり蹴り飛ばしていただきたい。ついでに岡田監督のケツも。そしてソフトボール日本代表。おめでとう。努力の先にあるものを多くの人に見せてくれたと思います。素晴らしかった。星野ジャパンはかなりのダメージを受けたと思う。ひょっとしたら個々の選手においては野球人生に消えないほどの傷を。では、それは何故だったのかということを、きちんと考えた方がいいのだろう。 ◆で、マスコミの皆さん、観戦している皆さん、感動をありがとうって台詞、もうやめませんか。 ◆西澤保彦さんから新刊『夢は枯れ野をかけめぐる』(中央公論新社)をいただきました。いつもありがとうございます! 小学館さんから『きらら』をいただきました。ありがとうございます。 ◆締切りが立て込んでいるのにこのていたらく。引き続きしばらく更新はできないと思います。 8月27日(水) 生存確認 ◆曇り。最近なんか湿気がある。 ◆ここらで更新しておかないとまずいんやないかーい、とルネッサンス貴族風に言ってみる。体力的にも精神的にも調子は最悪。どうしてくれようかっていうぐらい最悪。いただきものの整理を。エスクァイアさんから〈エスクァイア〉をいただきました。今号には書評は載ってません。早川書房さんから『ミステリマガジン』10月号をいただきました。今号から新連載が始まっています。『僕は長い昼と長い夜を過ごす』という長いタイトルの物語。どんな物語かというと説明がむずかしい(^_^;)。札幌から東京に出て、おかしな体質を持ち、おかしな事件に巻き込まれる若者の物語。でもミステリじゃないような気がします。祥伝社さんから『小説NON』をいただきました。ありがとうございます。 ◆講談社のKさんが来札。とある文芸誌での新連載についてあれこれと。Kさんの話しはあちこちの編集者さんから聞いていて、会ってみると本当に男前な方でした(女性だけど褒めてます)お疲れさまでした。ごちそうさまでした。頑張ります。 ◆新潮社さんが来札。『小説新潮』担当のAちゃんと、新しく担当になったOくん。Oくんは九州生まれのイケメンでした。ごちそうさまでした。引き続き連載と書き下ろしの方も頑張ります。 ◆コンサドーレ札幌はガンバ大阪と3-3の引き分け。だが、いい試合だった。選手全員から勝ちたいという意志と攻撃的な姿勢が90分間見て取れた。こういう試合を続けていけば奇跡が起こるかもしれない。 ◆いつになったらこの状況を抜けきれるのか。急がねば。書かねば。少し休んだ方がいいかなぁ。 8月29日(金) 素晴らしきかなこの人生 ◆曇り。ものすごい湿気。なんだこの天候は。 ◆追い込まれて書いているうちに調子がだんだん良くなってきた。要するに気持ちの持ちようでなんとかなるということだということにしておこう。作家のくせになんていう文章を書いているんだ。しかしまだまだ。締切りが俺を呼んでいるぜ。写真は本屋に行けないのでネットで購入した『エリック・クラプトン自伝』。なんてカッコいいんだ。まださわりしか読めていないけど、本当に彼の人生のすべてが詰まっているようだ。クラプトンのLPに針を落として文字通り擦りきれるまで毎日のように聴いていたのは、もう二十数年も前のことだ。でも、今も僕のiPodにはクラプトンのギターが何十曲も入っている。 ◆筑摩書房さんから『ちくま』をいただきました。ありがとうございます。あいかわらず奈良美智さんの女の子の絵がカワイイ。そういえば奈良美智さんを知ったのも二十年ほども前じゃないか。広告制作の仕事をしていた頃。雑誌『BRUTUS』だったと思う。幻冬舎さんから『papyrus』をいただきました。ありがとうございます。幻冬舎から出した『ホームタウン』が文庫になります。何事もなければ、10月には。少しだけ手直ししてます。よろしくお願いします。 ◆なにぃ、V6の岡田と蒼井優ちゃんが熱愛ィ? ま、しょうがないやな。いい男だもな岡田くん。 ◆iPhoneガールは〈美しいミス〉として責任は問わない、か。いいね。中国の会社もAppleもGJ。 8月31日(日) 本当はどうなんだ日記 ◆晴れ。まるで夏が戻ってきたかのような空に暑さ。 ◆久しぶりに家中の窓を全開にして過ごした一日。清々しいのに執筆は遅々として進まない。どうしてくれようかと思う。 ◆夕方になると急に涼しくなったので窓を閉めたのだが、次男を剣道の大会に連れて行っていた妻が帰ってきて急いで作った晩ご飯はラーメンだったので汗が吹き出てきてまた窓を開けるという罠。なお、私は生まれが旭川で19歳からずっと札幌というラーメン二大激戦区育ちなのだがラーメンになんのこだわりもない。旭川に暮らしていたころもまるで関心がなかった。あ、でも外でラーメンを食べるときはみそラーメン派だ。 ◆写真は大好きな〈SION〉のニューアルバム〈住人〉。相変わらずのSION。彼が唄っていてくれるだけで勇気づけられる。 ◆先日新潮社のお二人とご飯を食べているときに『ポテトサラダにレーズンを入れる』という話をした。いや実は僕は実家にいたころからポテトサラダにレーズンが入っていたし、妻が作るそれもレーズンが入っていたのでそれがスタンダードだと思っていたのだが違うようだ。別に北海道に特有の文化でもなく、妻が奥さん仲間に確認すると「ええっ?」と驚かれたそうだ。ポテトサラダにレーズン、入れません? 私の母がそうやって作っていたぐらいだから、昔からそういうのがあったと思うんですが。 ◆東京創元社さんから高城高さん『暗い海深い霧』(創元推理文庫)をいただきました。ありがとうございます!