2008年9月の日記

9月3日(水) 長月かー
◆曇り。じめじめと雨が降る。
◆秋口になって天候不順の多い札幌近辺。昨日の夜なんかちょっと寝苦しかったぐらいじめじめしていた。そのせいなのか変な夢を見て夜中に起きたんだけど内容は覚えていない。怖い夢ではなく、なんかとんでもない夢だったような気がする。今日になっても天気はパッとしない。と、いっても締切りに追われ犬の散歩以外は外に出ない毎日が続いているのだが。マジで自分の足腰が心配になっている。犬の散歩を長男がした日なんか一日で百歩も歩いていないんじゃないかという気がする。写真は好きな映画
『きょうのできごと』。今日も執筆のみ。
倉阪鬼一郎さんから『紙の碑に泪を』(講談社ノベルス)をいただきました。倉阪さんありがとうございます。徳間書店さんから『本とも』をいただきました。今月号には隔月連載中の『早坂家のこと brother sun』が掲載されています。早坂家のこともだんだん佳境に。どうぞよろしくお願いします。
◆新しい連載はウェブでも始まります。
河出書房新社さんのウェブサイト、こちらですね。特に凝った仕掛けはなく、ごく普通に連載です。『DOWN TOWN』というタイトルで、僕が高校生の頃の時代、デビュー作のように半ば自伝的な性格を持ったものになる予定(もちろんフィクション)です。〈ぶろっく〉という喫茶店に集う若者たちの群像劇。たぶん、来週辺りから隔週更新で始まります。どうぞよろしくお願いします。今年はもう一本どこかで新連載が始まりますのでそれはまた後日。

9月4日(木) 秋晴れ
◆青空。しかも暑い。
◆昨日までとは打って変わって素晴らしい秋晴れの一日。いや気温が高かったので、まだ秋というよりは、夏の終わりのなごりの一日という感じかな。ちょっと動くと汗が噴き出すぐらい。空気もカラッとしていてやはりこうでなくては。写真は以前にイラストレーターの
クサナギシンペイさんにお願いして譲ってもらったイラスト。そう『そこへ届くのは僕たちの声』(新潮社)の装幀の原画です。素晴らしい。クサナギさんのイラストのタッチは本当に好きだ。
◆最近手に入れたカメラでときどき写真を撮っている。ライカのカメラなんだけど夕暮れ時に撮ると思わぬ色合いで撮影されていて面白い。詳しくはないんだけどこれがライカのレンズの特徴なんだろうか。いずれこのサイトでも撮った写真のページを作りたいんだけどいつになるのか。
◆もう予約も始まっているよう。今月の25日に新刊が出る。
『空へ向かう花』です。本当に久しぶりの講談社さんから。二作目以来なので四年ぶり。講談社さんに冷たくされていたわけではなく、僕の怠慢のせいです。重たいものを背負ったハルとカホ、という小学生の男の子と女の子、大学生のキッペイに壮年のイザ。世代の違う四人の出会いと行く末を描いた物語。装幀はまた僕に似合わないとても可愛らしいものが上がってきてます。なんかお願いばかりしてますけど、どうぞよろしくお願いします。

9月6日(土) じたばた
◆晴れ。なんか蒸し暑い。
◆引き続き天気は良いのだけど少し湿度が高い。全然秋らしくないけど昨日の夕方はものすごい数のトンボが飛び回っていた。僕は身体がひんじゃくなのでジャケットとか羽織れる秋とか冬とか春の方が嬉しくなる(いや夏自体は好きですけど)。Tシャツなんか全然似合わない。東日本一Tシャツが似合わない作家と断言できる。そろそろ秋物の服なんかを出しておきたいところだがこの暑さではそんな気にもならないか。写真はいつまでもお若い
竹内まりやさんのベストアルバム。
ポプラ社さんから『asta*』をいただきました。ありがとうございます。今号で連載していた『Cow House』は終了です。おもしろかったのかどうか全然わからないけど、担当編集のYさんお疲れさまでした。来年には単行本化される予定ですのでよろしくお願いします。『asta*』さんからはめちゃ嬉しいエッセイの依頼があったので、書きます。テーマは内緒だけど本当に楽しみだ。
◆楽しみといえば
『小説すばる』さんから座談会の依頼が来た。実はそういうのは初めてだ。まぁ高い飛行機代払ってまで呼ぶ必要もない小者のせいもあるだろうけど(^_^;)。パーティもあるので来月上京します。ここらで会ってちょっとシメとかんといかんな、という編集者の方ご連絡ください。
◆ポテトサラダにレーズン入れますよ、と
東京創元社の担当さんからメール貰った。良かった、うちだけじゃなくて(^_^;)。

9月8日(月) 決められたリズム
◆晴れ。暑くもなく、ほどよい天気。
◆さてサッカー日本代表はいよいよWC最終予選へ。勝ったのは良し。っていうか最終予選はそれだけでオッケー。どんなに内容のない試合だろうとまずは勝つことが第一義。しかし、いいサッカーをしてもらいたいのも事実。チームとして熟成されてきたかと問われればうーんと唸ってしまう。監督が理想とするサッカーを目指すのか、集められたメンバーで最良のチームを考えるのか、卵と鶏の話になってしまうけど、岡田監督はどんなことを考えているのかな。
コンサドーレ札幌を指揮しているときにはいろいろあって、とにかく居るメンバーで最良の方向性を考えていたような気がするんだけど今はどうなんだろう。まぁとにかく、勝ってくれ。WCへの切符を手に入れてくれ。頼む。写真は突然観たくなってきた映画〈バグダッドカフェ〉。いい映画だよねー。
◆良識の欠如。それは大人としてあたりまえだろう、と思っていたことを本質的にまるで理解できないというか、わきまえていないというか、そもそも〈わきまえる〉ということ自体がDNAの中に組み込まれていないような人が増えている。違うな、幅を利かせているんだ。昔からそういう人はいたんだけど、わきまえることを知った人がきちんとそれを表に出していたから、そういう人は引っ込んでいた。今は、わきまえることを知った人が弱くなってしまったんだ。どうしてかを考えると、損をしてしまうからじゃないか。きっと高度成長期の頃から、わきまることはすなわち損をしてしまうこととイコールになってしまった。だからなんじゃないかと、思う。やっぱり一度日本は積極的に貧しさに向かって進むべきなんじゃないか。たとえば、それは……長くなるのでやめた(^_^;)。

9月10日(水) 日々
◆晴れ。さわやかな天気。
◆天気も良く気温も上がっていたんだけど、もう風が涼やかになってきた。明らかに夏の風ではない。秋かなぁ。写真は斉藤和義さんのベストアルバム。息が長く、かつ粋なミュージシャンの一人。こういう人がいてくれると安心する。
PHPさんから『文蔵』をいただきました。ありがとうございます。それから、先日告知した河出書房新社さんのサイトでの連載が始まりました。こちらですね。『DOWN TOWN』という物語。それから、もうひとつ。メディアファクトリーさんの『ダ・ヴィンチ』でも連載が始まります。『僕たちの旅の話をしよう』という少年少女の物語。それから、柏艪舎という札幌の出版社さんから10月に出る北海道在住の作家さんばかりで組んだ短編アンソロジーに参加しています。こちらがサイト。さーらーにー、11月には新潮社さんから出る文庫アンソロジーにも参加しています。あ、11月には小学館さんから新刊も出るんだった。詳細はまた後ほど。どうぞよろしくです。
◆iPodが軒並み新しくなった。iPhone、どうするかなー。まだ必要は感じないからそのままでいいか。

9月11日(木) 外出
◆晴れ。さわやかな天気。
◆ふっと気づくと〈札幌芸術の森美術館〉で開催中の
『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』がもうすぐ終わってしまう。締切りなどのスケジュールを考えると今日を逃すとアウト。なので行ってきた。この芸術の森は国際版画展の仕事をしているときによく通ったところ。文字通り山の森の中の素晴らしい環境なので札幌においでの際はぜひどうぞ(遠いんだけどね)。男鹿さんの絵はやはり森や空が秀逸。あの質感は凄い。写真は好きな写真家ホンマタカシさんの〈TOKYO SUBUBIA〉
◆朝、犬の散歩に出たら空に地震雲らしきものが出ていた。地平線に沿うように並行に分厚い雲のライン。これはどこかで地震があるんじゃないかと思ったその直後に! 十勝の方で震度5でした。我が家近辺は震度3。特に被害はないようです。しかし地震雲って本当に当たるのかもしれない。これで個人的には三度目の遭遇。
◆人は見かけによらぬもの、というけれど、やはり顔や雰囲気に滲み出るものはある。風格にしても品格にしてもそういうものだと思う。首相が誰になるのかわからないけど、どの顔ぶれも見てもこれが日本の首相だと誇れそうな見かけの人はいない。むしろお前はゼッタイ能無しだろうという顔さえある。
◆政治家の仕事ってなんだろう。国を良くすることが仕事なんじゃないか。だとしたら歴代の政治家はほとんどすべて無能だという結論にならないだろうか。そう思うんだけどなぁ。

9月13日(土) 戦え!
◆晴れ。少し暑かった。
◆次男が月見バーガーを食べたいというので昼ご飯に買ってきた。僕はジューシーチキン赤とうがらしというのがあったので食べてみたけどけっこうこれ辛いじゃん。我が家のファーストフード率はそんなに高くない。月に一、二度ぐらいか。僕は若いときもそんなにハンバーガー食べなかったな。飲食店でバイトしていたせいか。写真はノベライズを書いた映画
『うた魂』のDVD。朝日新聞出版さんからいただきました。ありがとうございます。ノベライズの本はそんなに売れていないので申し訳なく思う。初版しか出ていない本は、正直、赤字なのだ。
集英社さんから『小説すばる』をいただきました。ありがとうございます。今号には連載中の『HERO』が掲載されています。次回で最終回の予定です。
コンサドーレ札幌は清水と。3-1で負け。もう全然ダメダメな試合。走れない取れない繋げない戦っていない。この中断期間監督も含めて何をやっていたんだと怒鳴りたくなるような布陣と内容。最後まであきらめないのがサポーターだけど、正直、覚悟はしている。来期またJ2から出直そう、と。ああ、言いたいことは山ほどあるが、しょうがない。次だ次。次こそ、負けてもいいから戦う試合を見せろ。

9月15日(月) 日々
◆晴れ。もうすっかり秋の風。
◆今我が家は玄関前の改修工事中。築十二年になるのだが、もともと地盤が弱い土地で、玄関周りの木製階段が沈下でうねったりななめったりでここ二三年は冬は危険地帯だった(すべるんだよね雪で)。で、工事の担当者から衝撃報告。「家、二センチほど傾いてますね」。ガーン。道理でビー玉が転がるはずだ。まぁしょうがないね。写真はCIAとの戦いを描いたジェイソン・ボーンシリーズの第三作
『ボーン・アルティメイタム』。このシリーズ、登場人物がほとんどすべて特殊訓練を受けた連中ばかりでしかも一般には極秘で動かなきゃならないためにアクションものにかかわらず悲鳴というものがほとんどない。敵も味方もとにかく眉間に皺寄せて淡々と戦っている。三作ともに緊迫感がすごく、そのせいで楽しんだのか疲れたのかよく判らない作品。スカパーで三作品録画したんだけど、取っておいてもう一度じっくり観ようと思う。主題歌はカッコいいよねー。
マガジンハウスさんから『ウフ.』をいただきました。相変わらず宮崎あおいちゃんがカワイイです。実業之日本社さんから『ジェイ・ノベル』をいただきました。角川書店さんから『野性時代』をいただきました。ありがとうございます。
『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』の会場でジブリグッズをたくさん売っていたのだが、ぬいぐるみ好きの僕にとってあれは本当に強力過ぎる最終兵器揃いだ。幼稚園児よりはるかにデカイトトロやらネコバスなど何度抱きしめたい誘惑にかられたことか。いや抱きしめないし買わないけどね。そこは一線を越えないようにしないと。うっかり越えると男として人間としての何かが決壊してしまうから。うん。

9月17日(水) 日々
◆晴れ。夜風が冷たい。
◆せっかく2位のオリックスに三連勝したのに最下位の楽天に連敗。しかしまぁチーム状態を考えるとよくこの順位を保っているといっていいか。もう少しだ。がんばれ
北海道日本ハムファイターズ。終戦間近のコンサドーレ札幌の分まで北海道を盛り上げてくれ。写真は映画『善き人のためのソナタ』。静かな強さを感じさせるとてもとても良い映画。でも基本的な色調は暗いのでダウナーなときには観ない方がいいかもしれない。
朝日新聞出版さんから『小説トリッパー』をいただきました。ありがとうございます。今号では〈特集 すべてはマンガからはじまった〉の中で〈あのマンガとの運命との出会い〉というコラムを書いています。何にするかかなり悩んだんですよ。とにかくもう大好きなマンガが多過ぎて。で、たくさんの方が同じテーマで書かれるということなので、たぶん誰も採り上げないだろうなぁと思って田渕由美子さんについて書きました。日本出版販売さんから『新刊展望』をいただきました。ありがとうございます。
◆誰もがそう感じていたと思うが、まさか小学生の次男までもがそう思っていたとは。「なんかニュースで騒いでいるリーマンってサラリーマンのことだよね?」。違うんだ息子よ。しかしなんでおまえリーマンなんてそんな俗語を知ってるんだ。どんなマンガで読んだんだ。
◆失われゆく日本の技術というものがたくさんあると思う。そういうものを、伝承させるための手段や制度というものを政府には真剣に考えてほしい。ニートだなんだと騒いでいるけど、受け口をきちんとしてやれば、日本の伝統技術の素晴らしさに目覚めて継承してくれる人材はたくさんいるはずだ。そういうものに税金が使われるのなら、それは素晴らしいことだと思う。

9月20日(土) むー
◆晴れ。もうすっかり秋。だけど陽差しは暑い。
コンサドーレ札幌。序盤から10人になって3-2で負け。まー10人で(しかも最後は9人で)よくやったと言えばいいのかなぁ。負けたけど。いきなり守備の要の箕輪がレッドカード。厳しいだろそりゃ。イエローでPKでいいだろ。というのは負け犬の遠吠えか。来期はJ2か。むろん奇跡を起こすことを期待して願っているけど、上層部にはもう来期を見据えて赤字の問題をなんとかしていただきたい。そして今度こそ、J1に戻ってもしっかり戦えるチームを作ってほしい。さらに北海道日本ハムファイターズも4連敗。あーあ。写真はスコット・マシューのアルバム。なかなかに渋くかつ繊細なボーカル。なんでもアニメ『攻殻機動隊』の中で歌を歌っていたとか(余談だけど僕はかなりアニメも好きだけど、押井作品には縁がない。そういえば庵野作品もそうだなーなんでだ)。かなり、これは心地よいです。
小学館さんから『きらら』をいただきました。集英社さんから『青春と読書』をいただきました。ありがとうございます。
◆もう日本という国はダメなのかもしれないと思うことが一ヶ月に一回ぐらいある。むろん、生まれた国なので愛着がある。日本が生んだ様々な文化も大好きだ(何よりお米の飯が好きだ)でも、この国はどんどんダメになっているような気がする。政治が、政府が、きちんとこの国の進むべき道を示し絵を描かないとダメなのに。それとも、文化で変えることができるだろうか? むー、わからない。

9月22日(月) 筋肉痛
◆晴れのち曇り。
◆昨日、元同僚のディスプレイデザイナーの個人事務所引っ越しの手伝いに行ってきて、筋肉痛。同じ住所内での引っ越しだったので台車を転がして荷物を運んだ。実は私は台車で荷物を運ばせたら東日本一上手い作家であると自負している。広告会社にいた若いころ、イベントプランナーなる世界一怪しい肩書きを持っていたので、現場作業で荷物を運ぶことがやたら多かったのだ(むろん、予算のない人員不足のイベントの際)。久しぶりに現場体質の血が騒いだが、予想通り今日は筋肉痛だ。写真は急に観たくなって観た映画
〈サイダーハウスルール〉のサントラ盤。いい映画だよねー。原作を上手く消化した映画の代表格ではないかと。
◆見本はそろそろ届くとのことで、ネットで書影も出てきたようです。26日に出る新刊
『空へ向かう花』(講談社)。可愛いイラストですよ。見本が来てからまた。
エスクァイアさんから雑誌〈Esquire日本版〉をいただきました。今号には僕が書いた書評が載っています。今回は飯嶋和一さんの『出星前夜』(小学館)を。おもしろいですよー。大好きです飯嶋さん。祥伝社さんから『小説NON』をいただきました。ありがとうございます。
◆第一報をニュースで見たときから、たぶんそうじゃないかな、と思って触れずにいたニュース。また、母親が子供を。くりかえすどうしてなんだ、という思い。

9月23日(火) 空へ向かう花
◆曇り、風が強く、夜は寒いぐらい。
コンサドーレ札幌は無失点試合を継続中の大分から2点奪ったもののロスタイム失点で負け。まぁ奇跡は起こらないが、最後まで頑張ってほしい。北海道日本ハムファイターズは三連勝。なんとかCSをホームで行うためにもう少し頑張れ。そんな日に見本が届きました。26日に発売予定の『空へ向かう花』(講談社)です。地の紙色はもうちょっと黄みがかった色かな? ハルとカホという小学生の男の子と女の子。ともに、大人でも堪え難いほどの重いものを背負ってしまった子どもです。その二人と出会った大学生のキッペイと壮年のイザ。四人が、ハルとカホを中心にして、何をどのように乗り越えるべきなのかを、考えていきます。
◆自分でもわからないままに、デビュー作の頃から作品の中に何度も出てきた〈子どもと大人〉というモチーフでの、正直、かなり重たいものを含んだ物語です。どこへ、どう一歩を踏み込んで書くべきなのかを、いろいろ考え悩んだ作品。明確な答えはいまだに出ていないけれど、こういう形で出来上がりました。よろしければ、ぜひ読んでみてください。
◆続けていろんなものが出るので、整理。10月ですが、
幻冬舎さんから文庫版『ホームタウン』。ほんの少し手直ししてます。柏艪社さんという札幌の出版社から出る『宴 Utage』というアンソロジーに『fishing with My Brother』という短編で参加しています。ジャイブさんから出る『HeartBeat』というアンソロジー(タイトルは偶然です(^_^;))には『piecemaker』という連作短編で参加しています。今後、ジャイブさんから出るアンソロジーに続きが載っていきます。11月には小学館さんの『きらら』で連載していた『のこされるもの』が単行本で出る予定です。新潮社さんから出る『七つの死者の便り』という文庫アンソロジーに、『小説新潮』に掲載中の『バクシリーズ』の一編『最後から二番目の恋』という短編で参加します。ずいぶん出るなぁ、と自分でも思ってしまいます。申し訳ないですが、よろしくお願いします。

9月26日(金) スマイル
◆曇ったり晴れたり。大きな雲がたくさんあったなー。
◆竹下登元総理の孫のDAIGO。ひとつ気がついたことがあるのだが、なかなか賛同者がいない。彼は30歳なのにあんな言葉遣いでフラフラしてるように見えるのに、何故か憎めないキャラだ。その理由はあの笑顔ではないかと。何をしてもあのふにゃっとした笑顔で微笑まれるとまぁいいかと許してしまう感じの笑顔。実は、デビュー当時の、つまり仮面ライダーの頃のオダギリジョーの笑顔にそっくりだと思うのだがいかがでしょうか。オダギリジョーも、どんなことやってもあのふにゃっとした笑顔で許されるような気がするのだが。そう感じるのは私だけでしょうか。写真は、
つじあやのさんのニューアルバムで〈COVER GIRL 2〉。いいっすよねー、つじさん。またこのカバーアルバムは選曲も良いし、ライブ録音のゆるーい感じも良いんだ。思わず微笑んでしまいます。つじあやのさんって、友だちに一人欲しいタイプの人って感じがしませんか。
早川書房さんから『ハヤカワミステリマガジン』をいただきました。ありがとうございます。『僕は長い昼と長い夜を過ごす』連載二回目が載っています。今日、三回目を書き上げました。そんな感じのスケジュールです。筑摩書房さんから『ちくま』をいただきました。ありがとうございます。
◆さすがにちょっとお疲れ気味だなと自分でも思う。それは肉体的とか精神的にとかじゃない。広告屋時代にも経験してる〈乾き気味〉ってやつだ。恵みの雨ってやつを降らせてあげないとな。

9月27日(土) 日々
◆晴れ後曇り後雨。
◆すっかり寒くなってしまった北海道。暖房を入れ始めなきゃならない地方もあるようだ。我が家はもう少し我慢できるか。カーディガンを羽織ったり、靴下を履いたり。灯油も高いしね。河出書房新社さんのサイトで連載している
『DOWNTOWN』はサイフォンでコーヒーを淹れる喫茶店が主な舞台だ。実はかつて僕が高校生のころ常連だった店なので分かる人にはすぐに分かる。そこのカウンターに座ってサイフォンのコーヒーを見ているのが好きだった。札幌で浪人の一人暮らしを始めてまず買ったのも写真のようなサイフォンだ。床が傾いているようなボロボロのアパートで、毎朝これでコーヒーを淹れて、友人が来たら淹れて、勉強するときに淹れて、部屋の中はいつもコーヒーの薫りが漂っていた。今はコーヒーメーカーになってしまったけれど、ときどき無性にサイフォンでコーヒーを落としたくなる。何度も書いているが、野望のひとつはコーヒーショップの頑固じじぃになることだ。その店は、サイフォンでコーヒーを落とすことに決まっている。
早川書房さんからジョン・スラデック『見えないグリーン』(ハヤカワ文庫)をいただきました。この名作が文庫になったんだー。東京創元社さんからトロイ・クック『最高の銀行強盗のための47ヶ条』(創元推理文庫)をいただきました。なかなかおもしろそうですね。ありがとうございます!
◆いつもカートンで買っている煙草をうっかり切らしてしまって真夜中に近所のコンビニへ。あまり売っていない煙草なんだけど、ここにはご近所さんのよしみで置いてもらっているのだ。最初の頃はほとんど僕専用だったのだけど、最近はちゃんと陳列している(^_^;)。真夜中に一人で歩くのは、なんだか独身の頃を思い出すので、実はちょっと嬉しい。家族持ちならではのささやかな喜び。

9月28日(日) 明日に向かって撃とう
◆晴れたり曇ったり。雨も降る。
◆昨夜に飛び込んできた訃報は、
ポール・ニューマン。もちろん、大好きな役者さんだった。名作『スティング』はいったい何度観たか数えていないし、これからもたぶん何度も観る。この映画で本当の映画のおもしろさを、物語の楽しさを学んだような気がする。『明日に向かって撃て!』のカッコ良さにはしびれっぱなしだった。心から、心の底から、ご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。
◆最近、アイリッシュの音楽を聴いている。あの独特の笛やハープやバイオリンの音楽。たぶん誰もが聴けば、哀感漂うその旋律に心地よさを感じると思う。アイルランド民謡というのは僕らの時代は音楽の教科書にもたくさん載せられていたはず。今はどうなのだろう。良く聞く話だけど、アイルランドの酒場に行った人は、そこで謳われる民謡のほとんどを日本語で一緒に歌えたとか。そういう背景もあるだろうし、特に僕ら北海道の人間にとっては、同じ北の地の島国同士。風土やメンタリティには近しいものがあるんじゃないかと思う。
コンサドーレ札幌はFWのダヴィとDFの箕輪という攻守の両輪を欠いたまま残りを戦う。FC東京との今日の戦いは2-1の負け。いい試合をしていたが、得点シーンのときだけ、勇気と集中力を欠いた。そこで得点できるのがトップ争いをしているチームとの差。総合力の差。もちろんサポーターは最後まで残留をあきらめずに応援し続けるけど、首脳陣はこの先にある戦いの準備をきちんとしてほしい。長年暮らした古巣J2を戦い抜くために。そして今度こそ、J1を戦い抜ける力をつけるために。

9月29日(月) 日々
◆晴れたり曇ったり。
◆Jリーグの上位争いも混戦だが、野球もかなり混戦だ。北海道日本ハムファイターズはあと1試合を残して自力CS出場の目が消えている。北海道のファンの願いか叶うか。まったく関係ないのだが、必殺シリーズの連続ドラマが復活するとか。スペシャルで二代目主水ともいうべきスタンスを演じたヒガシが主演で。まぁジャニーズドラマになっているんだけど、あのときぐらいのドラマをやってくれるのなら歓迎だ。期待して待っていよう。写真は昨日書いた最近よく聴いているアルバム
〈Song of the Irish Whistle〉。かなり、いいです。心が落ち着いていきます。アイルランドに行きたいなー。
西條奈加さんから『金春屋ゴメス』(新潮文庫)をいただきました。西條さんありがとうございます!
◆ついつい、家にあるDVD
『明日に向かって撃て!』を観てしまった。久しぶりだったので忘れているシーンもあって、すっかり堪能。そういえば西部劇ばっかり観た時期もあったなぁ。あの革のロングコートがカッコよくて、もう二十年前だけど古着屋でもうそのまんまの革の山吹色のロングコートを見つけたときに買ってしまった(アメリカ製)。ロングもロング、身長173センチの僕のくるぶしまであるような長さ。去年はあまり着なかったけど、今年は袖を通してみようかな。