2月10日(水) DOWN TOWN
◆晴れたり雪が降ったり。いつもの冬の一日。
◆えさ場では日々スズメとヒヨドリの戦いが続いているのだ。やっぱり身体の大きいヒヨドリの食事が優先なんだねぇ。スズメが一斉に飛びかかれば勝てると思うんだけど。さて河出書房新社の担当のTくんが画像を送ってくれました。いつもは見本が届いてからスキャンするんだけどせっかくなのでアップ。19日発売予定の『DOWN TOWN』(河出書房新社)です。1970年代後半、高校生だった僕は故郷の旭川市で〈ぶろっく〉という喫茶店に入り浸っていました。寝る時間を除けばきっと学校で過ごす時間の次に長くそこで過ごしていたと思います。当時の喫茶店という存在がどんなものだったかを説明するのは難しいと思います。その店で僕は煙草を吹かしてコーヒーを飲んで、シュガーベイブやサム・クックやオーティス・レディングや石川セリや日野皓正やフリードウッドマックやフィービ・スノウのLPを聴いて、年上ばかりの常連たちと文字通り、言葉にするのは恥ずかしいですが青春の日々を過ごしていました。装幀のイラストも当時の店の様子がものすごくきちんと再現されています。もちろん作中の出来事はすべてフィクションですが、当時の思い出がたっぷりと染み込んだ物語です。楽しんでもらえれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。
◆東京創元社さんから『ミステリーズ!』、文藝春秋さんから『別冊文藝春秋』をいただきました。ありがとうございます。
◆へー、『踊る大捜査線』に和久さんの甥っ子という設定か。まぁ、ありっちゃありだな。
2月15日(月) ALL FOR 2010
◆夜になって大雪に。明日も雪かきだ。
◆サッカー日本代表(男子)は東アジア選手権惨敗。まぁ結果だけ見れば、永遠のライバル韓国に負け、驚くほどのサッカーをしてきた中国に引き分け(韓国は負けてる)、神がかったGKが活躍した香港に勝ち、と、割りといつも通りの感じだけど、その内容は何もいいわけできない。岡田監督の目指す〈世界を驚かす日本のサッカー〉を、僕は〈動くピンボールマシンサッカー〉だろうと理解している。ピンボールのフラップが二つ三つ常に寄り添いパスをはね上げ回しゴールへ向かって進み、邪魔なピンにぶつかり戻されようとも次々にフラップがボールをはね上げてゴールを狙う。違うだろうか。だから、背の高いFWを必要としない。俊敏さと正確さと運動量があればいい。(岡田監督が四強を本気で考えているのなら)それこそが四強に繋がる道だと。逆に言うと、ポストプレーの出来るFWを使ってするサッカーでは世界に勝てない、四強に届かないと岡田監督は考えているのだろう。でも、このていたらくだ。岡田監督は自分の理想とするサッカーをきちんと選手に伝えて、それを選手は理解しているのだろうか? だとしたら問題解決の道は単純だ。もっと練習して理想のサッカーを追い求めなきゃならない。実際昨日の試合に俊敏さも正確さも運動量も見られなかったのだから。でも収穫がまるでなかったわけでもない。個人的には稲本の、世界と戦ってきた能力の高さと、遠藤の必死さだった。後半終了近くの遠藤のプレイは、まるでドイツWCの中田のようだった。動かない仲間を鼓舞するように全身から気合いを発散させてボールを追っていた。あんな遠藤を僕は初めて見た。惨めな敗戦でも得るものは確かにある。周囲にどんな思惑がどんな雑音がどんな柵があろうとも、選ばれた人間のするべきことはただひとつ。相手を倒すことだ。戦うことだ。俊敏さと正確さと運動量を手に入れて、もしそれでも倒せない相手がいるとしたら、そこに加えるべきは絶対に負けないという不屈の意志の連動だ。ピッチの11人が同じ絵を描いていないと、力は発揮されないことを前回のWCで学ばなかったのか。すべての力をピッチに注げ。サポーターに出来ることもそれしかないはずだ。
◆角川書店さんから『野性時代』、実業之日本社さんから『ジェイ・ノベル』、集英社さんから『小説すばる』、日本出版販売さんから『新刊展望』をいただきました。ありがとうございます。