2010年4月の日記

4月1日(木) エイプリル
◆曇り。なかなか春らしくならない。
◆春だし生まれた月だし新しくいろんなものが始まる季節だしここはひとつパァーッと景気良く行きたいところだがあんまり気持ちがアッパーにならないのはやはり天気のせいか。ここは観れば確実に元気になる映画でも載せて気分を盛り上げていきたい。映画
『パイレーツ・ロック』。ベタ上等! 大人の事情上等! 娯楽映画っていうのはこういうもんだ! 音楽でHappyになって何が悪い。ROCK 'N' ROLL!
◆自分のサイトなんだから宣伝も。今年に入ってから
『リライブ』(新潮社)『DOWN TOWN』(河出書房新社)が出ています。さらに今月は『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』(集英社)が文庫化、シリーズ本編最新刊『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』(集英社)が出ます。よし、ハイテンションでどんどん情報出しちゃえ。夏には『小説すばる』にも『東京バンドワゴン』短編書くよ!(ついさっき決まった)、あと、今年は早川書房さんや祥伝社さんからも本を出すよ!(たぶんね)、アンソロジーに載せていた『piecemaker』(ジャイブ)はもうすぐWEB展開するよ!(今書いてる(^_^;))。文庫化の話は確か『HEARTBEAT』(東京創元社)『21 twenty one』(幻冬舎)『そこへ届くのは僕たちの声』(新潮社)『うたうひと』(祥伝社)と、4冊ぐらいあるんだけどどうなったのかな!(誰に訊いてる)。書き下ろしも書きたいんだけどなかなか書けないんだ! 本当にごめんなさい!
◆いや浮かれているわけでも調子に乗ってるわけでも開き直っているわけでもなく、むしろいつまで経ってもまともなものが書けていない気がして自分に腹を立てているんだけど。頑張れよオレ。

4月2日(金) 日々
◆晴れ。良い天気。
◆久しぶりに春らしい陽気になった日。犬の散歩に出かけても寒くないので自然と足が伸びるし心なしか犬も嬉しそうだ。
北海道日本ハムは最下位なのだが、弱いというよりは噛み合わせが悪い。ピッチャーも打者も昨年から力が落ちているとは思えない。ではその噛み合わせの悪さはどこから来ているのかというと、勝手な想像だが、シーズン前の編成、つまり補強・放出の拙さがあったのではないかと思う。出してはいけない人を出して、取らなくてもいい人を取ったのではないか。それによって微妙な精神的な変化というか、そういうものがチーム全体のリズムを狂わせているような気がする。野球に限らずだけど、プロとはいえ、スポーツというのはメンタルに左右される部分が大きいのだ。もちろんまだシーズンは長いわけで、これからまだまだ好転する可能性もあるし結果良ければそれで良しなのだけど、今のところなんとなくそう思う。写真はグレン・グールド〈GLENN GOULD RYUICHI SAKAMOTO SELECTION〉
◆若い頃、憧れのミュージシャンだった
伊藤銀次さんがWEBで拙著に言及していた。嬉しいぞー。
◆本当に今の日本の政治家って何も仕事をしていないんじゃないかと思う。マジで政治に関しては最低最悪の国家かもしれない(今更言うことじゃないかも)。賢い一般国民がなんとか踏ん張って踏みとどまっているようなものだ。この状況を打開する方法は今のところ決してやってはいけない恐ろしいものしか思いつかない。ひょっとしたら、世界中の国家がもう、そういう状況なのかもしれない。

4月3日(土) 日々
◆晴れ。良い天気だったけど雪も降った。
北海道日本ハムはエースダルビッシュの快投でようやく勝った。しかも1点差を凌ぎ切っての勝利なので、これでようやくチーム内にもホッとした空気が流れたのではないか。明日の試合を良い形で勝てれば、ひと足遅れて長いシーズンを戦う素地ができそうな気もする。ただまぁ昨季ゴールデングラブを受賞をした守備陣がボロボロタイムリーエラーをする状況が今一つ心配なんだが。お払いした方がいいかもね。
◆写真は伝説となっている
〈THE BAND〉のラストコンサートを記録した〈THE LAST WALTZ〉。これもROCKだ! 若き頃同級生と観に行ったのを覚えているんだが、それが誰だったのか思い出せないんだ。ROCK 'N' ROLL!
◆某社さんから、読者カードが届いた。読者の方がハガキを書いて送ってくれたのだ。差出人を見て驚いた。中学校のときの恩師Y先生だった。以前担任した生徒だということが書いてあり、しかも当時僕がどういう生徒だったかなども書いてあった。『現在の小説家としての活躍を喜んでいる。ますますの御活躍を』と結んであった。実はY先生、脳梗塞に倒れて、以前にクラス会で何十年ぶりかでお会いしたとき、ほとんど僕らのことを覚えていなかったのだ。それが、僕の本を読んでしかも昔の僕のことも思い出してくれていた。そうしてハガキを書いてくれた。先生は、快復に向かっていたのだ。嬉しくて涙が出てきた。先生、これからもどうぞお元気で。僕はまだまだ頑張って物語を書きます。読んでください。

4月5日(月) 日々
◆晴れ。暖かい一日。
◆日曜日は惨敗の日。
コンサドーレ札幌はアウェイで岐阜と。またしても3-0という大敗。何もかもが噛み合っていない試合。開幕からずっとなのだが、チームとしてまったく出来上がっていない。正直これでは石崎監督の手腕にも疑問符をつけなきゃならないし、選手たちの意識にもブーイングをしたくなる。いったいキャンプで何をやってきたのかと。こんなチームがJ1に上がれるはずもないし上がってもまた一年で落ちてくる。やり直しをしろっ。そして北海道日本ハムも完敗。こちらはまだ長いシーズンというだけ救いはあるけど重症だ。両方に言えることなのだけど、開幕してまでスターティングメンバーに迷いがあったというのが一番の原因じゃないのかな。
◆山崎直子さん搭乗のディスカバリー打ち上げを、机の上のMacBook Proでずっと観ていた。僕はアポロ11号の月面着陸をリアルタイムで見ていた年代で、当時8歳だった。白黒テレビが居間の床の間のところに置いてあった。なんというか、素直に考えると40年の間にここまで技術が進歩しているのだなぁと。
◆痛ましい子供の事故のニュースがやたらと続く。大人が注意していれば防げた事故もあったはずだ。頼むから、小さな子供をおいてどこかに行かないでくれ。子供が大人しくしているはずないんだから。
小学館さんから『STORY BOX』徳間書店さんから『本とも』をいただきました。ありがとうございます。

4月7日(水) 解けた魔法、カカラナイ魔法
◆晴れ。穏やかな日。でも気温上がらないなー。
北海道日本ハムはまた勝てる雰囲気のない試合で負け。重症と言っていい。思うに、新庄とヒルマン監督の相乗効果でかかった魔法が解けてしまったのではないだろうか。確かに二人ともいなくなったシーズンも勝ってきたけどそれは魔法の効果が持続しただけだったのではないか。持続させていたのは二人の明るさを引き継いだ稲田やセギやスレッジだったのに次々に放出し、唯一の砦だったひちょりも二軍暮らしという状況でついに魔法が解けたのではないか。つまり梨田監督の魔法はまだ全然効いてない。
サッカー日本代表がセルビアに3-0で負け。キーマンである遠藤や中村が本調子でなく海外組もいないし最終選考で新しい選手を試すだろうからと勝ちはまったく期待していなかった。しかしそもそも何故遠藤と中村を二人ともスタメンで出すのか。どっちか一人を交代で出せばいい試合じゃないのかな。その後の選手交代も???ばかり。何をしたかったんだ? 新しい選手のパフォーマンスを見るんじゃなかったのか? 最後のオプションって石川だけだったの? 勝ちに行ったの? 勝ちに行ってあのスタメンと采配だったの? 監督は魔法をかけてなんぼの世界だ。それなのに、岡田監督の呪文はまったく呪文に聞えない。とはいえ、WCは人生最大の楽しみのひとつだ。そこに自国が参加するのだから、楽しまなきゃ損だ。どんなメンバーが選ばれようとも日本代表を応援してWCを楽しむ。
メディアファクトリーさんから『ダ・ヴィンチ』ポプラ社さんから『asta*』をいただきました。ありがとうございます。『asta*』には『花咲小路4丁目の聖人 HELLO!! Mr.SAINT!』が連載中です。

4月9日(金) 日々
◆晴れ。でも強風。
◆大ざっぱな話で、日本のテレビ文化というものは米英の物真似から始まっているんだろう。それはもちろん音楽の世界でもそうだろうし。美しかったり楽しかったりしたものを、何とか日本でもできないかと先人たちが工夫したり日本人好みにアレンジしたりして発展してきた。閑話休題。いいドラマには必ず〈匂い〉が、〈薫り〉があると思う。昔がなんでも良かったというつもりはまったくないけど、以前の方が〈匂い〉や〈薫り〉のあるドラマが多かったと感じる。じゃあその正体はなんだろう。俳優なのか脚本なのか監督なのか。いろいろひっくるめて全部なのか。もちろん今でもいいドラマは作られていて、それを見ると、いかに俳優をその気にさせているか、ということに気づく。いい演技なんかまったくできるはずもないそこらのタレント崩れでも、ハマれば光を放つ。逆に、よい個性を持っているのにまったく冴えない脚本と演出で死んでしまう俳優もいる。さらに閑話休題。テレビには娯楽と情報という両輪がある。娯楽は質の良いエンターテインメントを追求しなければならない。情報は報道として事実を正確に伝えることを大前提にしなければならない。両方とも、政治的経済的要素の入る隙間などないはずだ。ないはずなのに、結果としてスポンサーに左右される。事実を伝えなければならない報道においてもスポンサーの意向が優先される。娯楽番組などはスポンサーの御意向で雁字搦めだ。世界に隙間があるうちはそれでも良かった。それさえも味としてあるいは文化とされた。でも、もう世界に隙間はない。だから、このままでいいはずがない。いつか必ず、何かが崩壊する。その日は案外近いような気もしている。
集英社さんから『すばる』河出書房新社さんから『文藝』文藝春秋さんから『別冊文藝春秋』東京創元社さんから『ミステリーズ!』をいただきました。ありがとうございます!

4月11日(日) 日々
◆晴れ。最近風が強くて。
コンサドーレ札幌はホームに首位の柏を迎えて。1-1の引き分け。むろんホームでは勝ちたかったのだけど、試合内容から考えるとよく引き分けたと言っていい試合か。コンサがだらしないわけではなく、逆に柏が首位を走るチームにしては少々物足りなかった感じか。失点こそ2と素晴らしい柏だけど、得点が7。1試合に1点しか取れていないのだな。まぁそれでコンサも何とかなったようなもの。ただ、今日はチーム全員に必死さが見られた。こういう試合を続けてくれればいいんだ。北海道日本ハムは初の連勝。いいんじゃないかな。ようやく勝ち方を思い出してくれたみたいだ。両チームとも今の雰囲気でどんどんやっていただきたい。写真はジェイミー・カラム〈パースート〉。いいね。
◆江戸時代劇がファンタジーになってしまったように、昭和時代劇もいつかファンタジーになっていくんだろうか。いやもう既にファンタジーになってしまっているのか。既に平成も22年なんだ。僕が子供のころはあたりまえだったようなものが今では無理になってしまっている。逆に信じられなかったことが今ではあたりまえになっている。いつまでこの移り変わりを見つめていられるのだろうと考える年になった。
東京創元社さんからS・J・ローザン『夜の試写会』(創元推理文庫)をいただきました! ありがとうございます!
◆業務連絡:19日の週、東京に居ます。まだスケジュールに若干空きがありますので、関係者の方何かありましたら連絡ください。

4月12日(月) 日々
◆薄日差す。風も弱まった。
◆また続く幼児虐待のニュース。怒りに任せて日記を書こうと思ったけど、映画
『ショーシャンクの空に』のテーマソングを聴きながら怒りを鎮めて考え直した。考え方は人それぞれだろうけど、そして怒りは確かにエネルギーになるけど、そこから始めるのは良くないような気がしている。映画『ショーシャンクの空に』の中で主人公ティム・ロビンスは言った。『希望は素晴らしい』。子供は、未来への希望だ。たとえ大人たちが未来へ希望を抱けなくても、それは大人が決めることではない。判断できることでもない。未来は、子供たちのものだ。子供たちの存在そのものが未来であり、希望であるはずだ。私たちはできることは、せめて子供たちが歩んでいけるであろう最低限の力を蓄えさせてあげることだけだ。そういうことを、これから子どもを産み育てる若い人たちにわかってもらえるにはどうしたらいいのか。皆が考えてほしい。自分のできることを。自分が伝えられることを。僕は物語を書く。写真は、映画『グラン・トリノ』クリント・イーストウッドが選んだのは、そういうことだった。
角川書店さんから『野性時代』をいただきました。ありがとうございます。
◆僕はつぶあんが大好きだが、実はきなこも大好きだ。家にはきなこが常備してある。普通の白米ご飯にきなこをかけて食べたりもする。妻はもうあきれることも苦笑いすることもない。もっとも最近は糖分の取り過ぎに注意しているのでそんなにも食べないのだが。だが好きだヽ( ´ー`)ノ。

4月13日(火) 一ヶ月後のサイン会
◆しとしとと、雨。
北海道日本ハムはせっかくの最高の機会を逃してしまった。明らかに劣勢だった試合を粘りで食いつき、7-7の同点で最終回の裏の攻撃でランナーを出したというのに、サヨナラを掴めずに、一発に沈んだ。確かに今まで見られなかった粘りの野球ができたのは大きい。明らかにチームとしての復調が見て取れるけど、ひょっとしたら大きな一勝を逃してしまったのかも、という思いも拭えない。しかしまぁたぶんその思いは杞憂に終わるだろう。シーズンはまだまだ長いのだから。写真はこれは記録としてもちょっと見てみたい『メイプルソープとコレクター』。希代の写真家メイプルソープは広告屋時代から好きなカメラマンだった。
◆作家になって2回目の、本州では初めてのサイン会が決まりました。今月26日の新刊
『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』(集英社)の発売に合わせ、5月15日(土)14:00から、大阪の紀伊国屋書店梅田本店さんで行われます。実は意外と大阪近辺には叔父や叔母や従兄弟など親戚が多く住んでいるのですが、彼らを総動員しなくても済むように(^_^;)、関西方面の方々どうぞよろしくお願いします。詳しいことはもう少し時間が経ってから紀伊国屋書店梅田本店さんにお尋ねください。
◆仕事の依頼がある。サイン会を開いてもらえる。読者の方にサインを希望される。書店さんに丁寧なPOPを書いてもらえる。僕は十二分に幸せな作家だ。でもそれに甘えちゃいけない。凄い作品は書けなくてもいいけど、自分の子供に手渡したいと思ってもらえる作品を書きたい。その家の本棚に何代にもわたって受け継がれていくような作品を。

4月15日(木) 日々
◆寒い。雪がちらついたりしました。
◆どうもアイドリングが低い。テンションが上がらない。気分がダウナー。なにもかもが低空飛行だ。理由はわかっているのだが。無理やりに上げる方法もあるし、いずれ通常に戻ることもわかっているのだが。やはりこの低さは困る。何もしないでひたすら現実逃避をしたいところだがそうもいかない。仕事が俺を呼んでいる。そうだ、宇宙のことを考えよう。何を小さいことでうだうだ考えているんだと思えるように。遥か彼方の星の向こうに思いを馳せよう。写真は洋書で
〈Hubble: A Journey Through Space and Time〉
北海道日本ハムも相変わらずダメダメだ。どうなんだろうなぁ。ひちょりや金子や稲葉が帰ってきたらなんとかなるのかなぁ。こればっかりは判らんね。力は間違いなくあるのだから、上がっていけるとは思うんだけど、どうかなぁ。何よりも怪我人や病人が多すぎる。調子が良いと思ったら怪我してしまうし、本気でお払いをすることを考えなきゃならないんじゃないか。
◆大丈夫。明日はきっと良い日だ。未来はもっと良くなる。という気持ちを持つようにしないと本当にダメになると思うよ。たとえそう思えない世の中だとしても。

4月17日(土) ありがとうございます。
◆薄曇り。少しだけ気温は上がったか。
◆0:00過ぎからたくさんの方に〈誕生日おめでとー〉を言ってもらいました。この年になると誕生日はただ通り過ぎていくだけなのですが、やはり声を掛けていただけるのは嬉しいことです。ありがとうございました。たくさんの方の期待に応えられるように、また一日一日しっかり考えながら、喜んでもらえる作品を書いていこうと思います。twitterでご挨拶した作家の仁木英之さんとは奇遇にも同じ誕生日でしかも同じく丑年ということが判明して、今度は飲み明かそうと約束しました(飲めないけどね(^_^;))。
◆写真は羽海野チカさん
『3月のライオン』4巻。『ハチミツとクローバー』のときもそう思ったけど、羽海野さんの絵作りと言葉の交わり方はものすごいと思う。交錯する少女漫画の文法と映画の文法と小説の文法、日常と非日常のバランス、ギャグとシリアスの展開のバランス、そういったものが足並みを揃えて一作毎にどんどん深度を増していく。このままだと危ないんじゃないか? と心配になるところの際でぐっと持ちこたえる。名作であるハチクロが終わってこの物語を描き始めたときに「何故将棋?」と思ったけど、まるで彼女が描くためにあったんじゃないかと思えるほど、この世界が羽海野さんの感性をひきたたせている。凄いなぁとひたすら感心している。本当に凄い。
北海道日本ハムは、ようやく、ようやくいい流れで勝つことができた。しかもダルのトラブルを乗り越える形での勝利。これで本来の力を発揮できるようになってくれればいいんだけど。
集英社さんから『小説すばる』日本出版販売さんから『新刊展望』本の雑誌社さんから『本の雑誌』実業之日本社さんから『ジェイ・ノベル』をいただきました。ありがとうございます。『ジェイ・ノベル』では『coffee blues』連載中です。よろしくお願いします。

4月19日(月) スタンド・バイ・ミー東京バンドワゴン
◆札幌は晴れ。東京は薄曇り。
◆暑いよ東京。この時期に東京にやってくるのは『東京バンドワゴン』シリーズ絡みなのだけど、それも四年目になったわけだ。
『シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン』だけは実は5月末発売(他は4月)なので、2007年5月の日記を読み返しても大したことは書いていない。というわけで、シリーズ第3弾の『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』(集英社)文庫になりました。明日発売です(もう売ってる店もありました)。皆様のポケットに鞄の中に堀田家を入れてあげてください(^_^;)。どうぞよろしくお願いします。
◆まだ見本誌を見ていないのですが、今月の集英社さん
『青春と読書』には、今までのシリーズについてのコラムなども書いていますし、『フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン』も掲載されていますのでそちらもぜひ!
◆知らない方は混乱しますね(^_^;)シリーズが続いてしかもタイトルが長いから。今更ですが、1『東京バンドワゴン』、2『シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン』、3『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』、4『マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン』そして、新刊の『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』です。タイトルはすべてビートルズ繋がりで来ています。何故そうなったかも
『青春と読書』にはコラムで書いています。
◆東京ではれいによって打ち合せやら取材やらサイン本作りやら。それ以外はとにかくいつものペースを崩さないようにしてます。起床就寝時間もいつもと同じ。疲れると執筆できないからね。

4月20日(火) 東京の日々
◆曇り後雨。
◆最近東京に来ると雨にあたるような気がしている。今日は朝から新潮社の担当編集AちゃんとOくんと三人で、新連載のネタ集めに都内あちこち歩き回って某所を取材。お二人とも長い間つきあっていただいて本当にありがとうございました。お疲れさまでした。非常におもしろい取材でした。新連載なので何もここでは書けないんだけど、新しいとぼんやり思っていた出来事が実は全然古くて、その根っこにあるものはまるで変わらないんだなぁと実感できた。この取材の結果、おもしろい物語が書けるかどうかは僕次第ということでがんばります。写真は往年の名作青春ドラマ
『俺たちの旅』。〈男はみんな心のどこかに寂しさを抱いているのです〉。男だけじゃなく女も。14歳で中学二年生だった僕はこのドラマに夢中になった。中三になるまでドラマは続いた。ドラマを観るそれ以前からそういう傾向はあったと記憶しているけど、「自分の好きなことだけして生きていきたい」と他人に向かって言葉にしたのは、明らかにこのドラマの影響だったと思う。それを今日、思い出した。
◆思えば、そうやって生きてこられたのは運以外のなにものでもなく、それと、支えてくれた人たちがいたからだと思う。同時に、数多くのなにかをも失ってきたのだと思う。やっぱりそういうことなんだよ。

4月22日(木) 東京の日々
◆昨日は晴れたけど雨。
◆昨日は打ち合せと執筆のみでほとんどホテルから出なかった。なので暑かったそうなんだけど全然知らない。今日は打って変わって寒い日になったのだけど、まぁ北海道の今頃なら普通の気温だ。特に寒くはないぞはっはっは。例によって朝から執筆して打ち合わせしてさらに書いてなんとか締切りに間に合わせて、その後は集英社さんへGO。
『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』を200冊ほどサインをしてきました。全国のどこかの本屋さんに出回ると思います。実は、一冊だけハートマークをつけました(^_^;)。もし、購入された方がいらっしゃいましたらご連絡ください。特典はないですけど(^_^;)。写真はサンボマスターの新譜『きみのためにつよくなりたい』。サンボよ、お前たちはそのまま進め。突き進めROCK 'N' ROLL!!
◆集英社のバンドワゴンチームの皆さんに打ち上げをしていただきました。皆さんありがとうございますごちそうさまでした。なんとかこのシリーズを続けていけるように頑張りますのでよろしくです。年齢層の高いグループ三人でバブル期の話で盛り上がってしまったことをお詫びします。なんだかんだでいい時代だったと思うよ。

4月23日(金) オール・マイ・ラビング東京バンドワゴン
◆東京は曇り霧雨。今日も気温低いですね。
◆今日は打ち合わせで近所へ。またたくさんお仕事をいただきました。
幻冬舎のNさん、Sさんありがとうございますがんばります。祥伝社のNさん食べ過ぎないでください。そんな打ち合わせをこなす東京の日々ですが、早くも売っていました。新刊『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』(集英社)です。シリーズ第5弾になりました。これも応援してくださる皆様のお蔭です。いつものように、堀田家の一年の出来事を書いてみました。写真にはありませんが、帯にはアーティストの〈JUJU〉さんが推薦文を寄せてくれています。これは本当にJUJUさんが『東京バンドワゴン』を好きで読んでくれていて、編集の方からお願いして書いてもらいました。JUJUさんも快諾してくれたそうです。ありがとうございました! 相変わらず堀田家には様々な問題や小さな事件が舞い込んできたり首を突っ込んだりしています。今回は今までずっと出ていたけどスポットの当たらなかった身内のお話もあります。花陽や研人も大きくなってきて出来事も増えてきました。勘一にも我南人にもいろいろありますけど、相変わらず元気で頑張っています。他の皆も元気です。できればずっとずっと続けていきたい堀田家の物語。これからもどうぞよろしくお願いします。
◆ところで主人公は作者としては堀田勘一のつもりなのですが(^_^;)、どうなんでしょうね皆さんの意見は。やはり我南人が主人公になるんでしょうか。あるいはサチでしょうかね。
◆今回もたくさんのお仕事をいただいた。気を引き締めよう。惰性で動かないようにしよう。もっといいものを書きたいと常に思うようにしよう。まったくこの年になってもパッとしない自分を戒めよう。

4月25日(日) 日々
◆薄曇り。なかなか気温が上がらん。
コンサドーレ札幌はホームで水戸と。二週間空いてしっかり課題を練習してきただろうから今日は勝てるかと期待したけど1-2で負け。しかし、内容は悪くはなかった。あぁちゃんと課題克服のための練習はしてきたんだなと感じさせた。誰もさぼっていなかったしそれぞれの動きがしっかり効いていた。それでも勝てないのは、ゴール前の圧力の無さ。この課題だけは克服されてなかった。取られた2点もCKのセットプレーなのだが、これも課題だがまぁ運もなかった。結局のところ、最大の課題が解消されていないのだ。むろんまだあきらめるのは早いしあきらめないけど、現状、J1に胸張って上がれるチームにはなっていない。さーらーにー、北海道日本ハムは最下位争いの楽天に3タテ。こちらはもう貧乏神に取り憑かれたとしか言いようの無い有り様。誰でもいいからなんとかしてくれないか。北海道中のお母さんがずっと機嫌が悪くて困ってるご家庭も多いはずです(^_^;)。写真は〈クリント・イーストウッド ワーナー35周年記念 35枚組BOX 〉。高い! でも欲しい!
◆集英社さんが作ってくれている〈東京バンドワゴンシリーズ〉のサイトが『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』の発売を機に更新されます! 本日の0:00に更新されるはずなのでぜひ。『青春と読書』に書いた僕のコラムや書店員さんによる『勝手にキャスティング』などが読めるそうですよ。

4月26日(月) 日々
◆晴れ。少し春らしくなった。
◆同じ物語を作る職業でも違うジャンルの漫画家さんの周縁がここ何年か騒がしいような気がしている。もちろんそれは小説家にも関わる部分ではあるのだけど、漫画家さんの方が切実な部分が多いのか。電子出版も含め、編集者と出版社との関係などなど。考え方は人それぞれ。読者に向かって作品を書いていることには違いないのに、少しずつ違う。
◆少し真面目な話をするなら、担当編集者は僕の作品を愛してくれる人になってほしいと思う。幸い僕の場合はほとんどがそうなのだけど(そ、そうですよね?(^_^;))、出版社によってはせっかく良い関係が築けたと思ったのに担当変えが行われ、事務的に担当が割り振られることもある。むろん、編集者もプロだ(そのはずだ)。どんな作家に相対しようがベストを尽くしてよい作品に仕上げようと努力はするだろうけど、そこには〈商売〉という大きな川が横たわる。事務的に商売的に考えるのなら僕などはそこに橋を掛けようなどと考えられずに向こう岸に置き捨てられてもしょうがない作家だ(売り上げ的に)。でも、我南人じゃないけどLOVEがあれば、橋を掛けられなくても小舟を使おうか、ロープを投げようかと考えてくれる(はず)。むろん、出版業とは、創作とはそんな甘いもんじゃない。でも、好きでもない物語を作り上げることに何の意味があるんだろう。写真は私のtwitterでもお馴染あまく危険な香り(^_^;)の
山下達郎〈GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA〉。映画主題歌やテレビ主題歌でまたタツローさんがヒットチャートを賑わせるんじゃないか。そうしたら、またあの80年代のような世界が希望へ向かう空気にならないだろうか。
祥伝社さんから『小説NON』小学館さんから『きらら』筑摩書房さんから『ちくま』PHPさんから『文蔵』集英社さんから『青春と読書』をいただきました。『青春と読書』は『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』発刊記念で特集を組んでもらいました。ぜひどうぞ。『ちくま』では『話虫干』、『文蔵』では『ラプソディ・イン・ラブ』を連載中です。

4月28日(水) 日々
◆風が強くて雨も降って寒い。
◆たぶん全国的にそうなのだろうけど本当に春が遠い。庭の桜の木もまるで蕾が膨らんでこない。そして気がつけば世間ではGWではないか。確か相当昔にGWに大雪が降ったことあったけど、今年もありそうな気配が濃厚。
◆そうして相変わらず寒さ全開なのは
北海道日本ハム。せっかく昨日若いピッチャーが意地を見せて良い勝ち方をしたのに、今日は若いピッチャーを打線が見殺しにしてしまった。もちろん選手たちに責任があるんだけど、やっぱり首脳陣だと思う。たぶん、十中八九、今年はもう浮上することはできないんじゃないか。そんな気持ちになってしまうほどのチーム状況だ。まぁその予想を覆してほしいんだけどさ。なんとかしろっ。写真はすっかり忘れていた〈ドラゴンクエストモンスターズ2〉。発売じゃないか。届く前にいろんなものを終わらせておかなきゃならないじゃないか。
幻冬舎さんから『papyrus』をいただきました。ありがとうございます。
◆いかんいかん。気を引き締めよう。こんなことじゃダメなんだ。ダメなのに生活に流されてやってしまうんだ。わかっているのに。もっと誠実に作品に向き合わなきゃダメだ。誠実に、でも、柔軟に。それが難しいんだよなぁ。

4月30日(金) 日々
◆今日も雨が降って気温が低い。
◆なんとかならないのかこの天気。そんなに憂鬱になるわけでもないんだけど、やっぱり春の空気が欲しいんだよいいかげん。そんな中、どっぷりと泥沼に入り込んでいた
北海道日本ハムはようやく、ようやくほんのわずかだけど希望が見えるようなサヨナラ勝ち。糸井と田中は完璧に調子を取り戻した。投手が踏ん張って、打線がそれに応えたという形だけど、その前に満塁の得点機を三度も逃したというのが調子の悪さで、それを乗り越えてサヨナラ勝ちというところが希望の光だ。もし、明日も良い形で勝てたのなら、その光は浮上のきっかけになるはずだ。写真は名作と言っていいと思うドラマ『ケイゾク』。でも後半の鬱展開から映画へのシュール展開は正直どうかと思うのだが。スペシャルは観てないんだよなぁ。そこでどうやってケリをつけたんだろう。観たいけど、買うにはちょっと高いかなぁ。
◆たまに訊かれる質問に「自著で思い入れの強い作品は?」なんていうのがあるけどそりゃもう自分で書いたのだから全部そうなんですけど。でもあえて、というなら今夜は
『ブロードアレイ・ミュージアム』(文藝春秋)を挙げる。ピクリとも売れなかったんだけど(^_^;)、敬愛する作家デイモン・ラニアンに捧げるつもりで書いた、憧れの古き良きブロードウェイを舞台にした物語。たまーにネットでこの作品に共感してくれている感想を見つけると嬉しくなる。もっともっと軽妙洒脱な作品を書いてみたい。僕はまだまだ重すぎるように思う。軽く柔らかくどこまでも高く上がっていって、でもはっきりと見える作品。