2010年6月の日記

6月2日(水) 日々
◆曇り後小雨後晴れ。
◆天気がコロコロ変わった一日。今月はもう締切りがテンパっていてどうにもならない状態。長編の直し1本ノベライズ1本連載4本短編2本ってどうなんだ。しかもそんな中で岐阜と富山に講演に行くんだ。あ、札幌でも講演あるんだ。さらにワールドカップだ。しかも運動会の日焼けがカユイ。間違いなくオレは死ぬと思うという状態なんだけど、月が変わったので更新しておく。今月僕がどんなにバカなことをやったり言い出したりしても「あぁテンパってんだな」と思ってください。鳩山辞任? 政治に関してはいい加減誰もが気づく頃だと思うんだけど、いまだに政治家に取り入ろうもしく政治家になろうとする人間は後を絶たないのだからやっぱりバカが多いのだろう。あと、EXILEがサッカー日本代表にかかわるのをやめてくれないか。いやEXILEになんの恨みもないけどさ。写真は映画
『今度は愛妻家』。主演のお二人も監督も好きなので見てみたいとは思うのだけどどうなのだろう。
小学館さんから『STORY BOX』いただきました。ありがとうございます。
◆何の内容もない日記で本当に申し訳ないので裏話をひとつ。今月は
早川書房さんから『僕は長い昼と長い夜を過ごす』という新刊が出ます。実はこのタイトル。もう十何年も前に集英社さんの〈小説すばる新人賞〉に応募して最終選考に残った作品と同じタイトルです。内容はまったく違うのですが、主人公の特殊な設定だけが同じです。気に入っていたのでいつか使いたいと思っていたのですよ。

6月5日(土) 日々
◆晴れ。
◆もう限界ギリギリまで追いつめられているのだが、更新をしておかないとダメになってしまいそうなのでしておく。習慣とはそういうもの。
サッカー日本代表は親善試合のコートジボアールに完敗。実はダイジェストでしか観てない(録画してあるが見る間も惜しい)が、おおむね予想通りの結果ではないかと。もちろんこの試合でシステムが機能して素晴らしい結果を残してくれれば自信を持って乗り込めたのだろうけど、そんなに日本代表は強くない。そんなの判り切ってることで、その弱い中でどれだけあがいていい試合を見せてくれるかというところを楽しみにしているのだ。ごちゃごちゃ言うなら見るな。本番でのサムライブルーが蒼く光り輝くことを期待している。それにしても闘莉王の決定力は素晴らしい(^_^;)。断言しよう、ワールドカップでの日本代表最初のゴールは闘莉王だ。間違いない。写真はローリングストーンズ〈メインストリートのならず者 スーパー・デラックス・エディション〉
◆いつの間にか首相が替わってしまった。何度も言うが日本に政治はあるのか。誰かぶっこわしてくれ。
コンサドーレ札幌は草津と引き分け。そして北海道日本ハムは巨人に負け。ここのところの日ハムの負け方はキツイ。どちらのチームも今季の上位はあきらめた方がいいかもしれない。でもその中でも楽しむのが本当のサポーター、ファンってもんですよ。がんばれ。心の底から応援している。

6月8日(火) 日々
◆晴れ。気持ちの良い日。
◆ようやくひとつノベライズの仕事を終えて一息。しかしまだ今月は自分の長編の加筆修正があるのだ。連載という山もいっぱいあるしそういえば文庫書き下ろしのプロットも考えなければならないし、新連載のプロットもだった。こんな売れない作家にお仕事をいっぱい持ってきてもらえるのは本当に幸せなことだ。倒れるまで、いや倒れても書かねば。写真は映画
『ナイン』。観ていないんだけどたぶん好きな映画だと思うんだよなー。観なきゃ。
◆そういえば右手中指第二関節内側のガングリオン(らしきもの)、あれから大きくも小さくも痛くもならない。単なるタコじゃないかって気がしてきたけど、どう考えてもこんなところにタコができる作業なんかない。
◆どうでもいいことなんだけど、SMAPの中居くんの司会術は好きじゃない。まぁそもそも彼の素の(たぶんそう思われる)喋り方が好きではないのだけど。うん、どうでもいいことだったな。
◆世間を騒がすiPadやiPhone4に関しては、まだ待ちの姿勢を崩してはいない。すぐにも買いたいのは山々だし買うのが本当のMac使いであろうとは思うのだけど、そもそも僕はMacBook(過去におけるPowerBook)が大好きなのだ。それを使い倒したいのだ。もう少し考えようー。

6月9日(水) ロックの日
◆曇り風強し後に雷雨。
◆20年ほど前に作った麻のスーツのパンツがきつくなってしまったことにちょっとショックを受けている。わかってはいたが、やはり腰回りに肉がついてしまっている。まぁそもそもが細過ぎたのだが。20年前はジーンズ27インチで余裕だったのだ。しかし中年太りになってしまっているのは事実。ランニングを初めて体重は落ちているのだが、なかなか肉は落ちないなぁ。なんとかしよう。写真は
〈Dragon Ash〉『AMBITIOUS』。いいねー燃えてくる。彼らもロックだぜ。ROCK 'N' ROLL!!
◆某所で『後世に残したい日本のロックバンド』という企画をやっていた。選ばれたトップ10に文句を言うつもりはない。どれも素晴らしいバンドだ。でも、アンケートを取ったのは10代〜40代の男女125人って、50代60代はムシですか。ま、いいんですけどね。本当に残らなきゃならないバンドは他にもたくさんいるんだよ。
◆ワールドカップが始まる前に上げなきゃならない原稿はたくさんあるんだけどもう間に合いそうもないなぁ。なんとかしなきゃ。
集英社さんから『すばる』徳間書店さんから『本とも』朝日新聞出版さんから『アエラ』をいただきました。ありがとうございます。

6月10日(木) 日々
◆晴れ。風もなく初夏の天気。
◆まだ夜になると空気が冷たくなるけど、確実に季節が変わってきたと感じる一日。ほんの少しだけのランでどっと汗が噴き出した。いよいよ始まるWC。ただただ楽しみだ。世界最高峰のプレーが毎日のように観られるこの喜びに存分に浸りたい。が、締切りは数多くある。うまくやらねば。写真は我が家の愛犬。散歩帰りにちょっと外に繋いでブラッシングをしようと思い、ついでに後ろの桜と一緒にパチリと撮ったら奇跡のように笑った(ような)写真が。本人に見せても知らんぷりでした。
◆良い国になるためにはどうしたらいいんだろう。そもそも良い国とはどんな国なのか。争いのない国なんて人類の歴史上存在しない(はず)。争いの形が変化しているだけ。かつて日本は〈善き笑顔の人々の国〉と言われた。ほんの100年や200年ほど前の話だ。鎖国状態から脱して多くの外国人がこの国にやってきて、そして多くの外国人がその素朴さと人の善さに驚きそう評した。では、鎖国中の日本は良い国だったのだろうか? 結論なんか出るはずがない。だから、常に良き状態を目指して未来へ進むことだけが何かを保証してくれる。その良き状態とは何か? を国は国民に提示しなければならない。それができないから、今の日本はこういう状態になっている。間違いなく日本はこのまま、混沌としたままこの先何十年と歩んでいく。何かが起こらなければ変わりようもない。そしてたぶん、その何かを起こすのは政治家ではない。絶対にそれはない。
ポプラ社さんから『asta*』を、東京創元社さんから『ミステリーズ!』を、文藝春秋さんから『別冊文藝春秋』をいただきました。ありがとうございます。

6月11日(金) ワールドカップ!!
◆晴れ。暑い一日。
◆夏ではないかと思うぐらいの陽気。札幌市内では25度にもなったそうだ。基本一日中家にいるのだが、窓を開け放てば家の中はまさしく心地よい状態。暑くもなく心地よい風が通り過ぎる。そんな日にいよいよサッカーワールドカップ2010が開幕する。今まさに開会式が始まろうとかいう時間。原稿書きもプロットもほっぽり出してテレビの前で座っている。四年に一度、世界最高峰のチームが集う大会。ま、ぶっちゃけレベルで言えばCLとかヨーロッパリーグの方が上じゃないかって話もあるんですが、そこはそれ。やはり全世界のチームが戦うというワールドカップ。愉しみましょう。全力で日本代表を応援していますが、最大限に日本が良い状態で120%の試合をしても1勝1敗1分けがいいところだと思っています。ピッチの女神が微笑んだとしても1勝2分け。むろん、3戦全敗の可能性もかなり高い。つまり決勝トーナメント進出は幸運が一個師団でやってこないと無理というのが僕の予想です。
◆ま、とにもかくにも、愉しもう。あ、もう始まってしまった。真っ青な空の下。灼熱の大地。熱い戦いの開幕です。

6月12日(土) 日々
◆さらに暑い一日。
◆気温は27度になり、昨日よりも暑い一日。でもカラッとしているので、この週末に北海道観光に来られた方は最高の天気だったのではないでしょうか。陽が落ちると急に涼しくなるのも経験できたかと。そしてワールドカップが続く日々。こんなに幸せな日々は残りの一生でたぶん10回もないというのが本当に悲しい。ので、目一杯楽しみます。そんな中、次男は中体連の試合をこなしてきた。バスケ部に所属しているのだが、そんなに話をしないのでよくわからないがそれなりに楽しんでやっているようだ。一生懸命こなした部活はきっと将来、生きていく上での力になると思う。写真はサッカーではなく野球漫画の金字塔ちばあきおさん『キャプテン』。ワールカップが終われば、球児たちの夏はもうすぐそこだ。
◆『東京バンドワゴン』のイメージで我が家がとても賑やかで温かで人情溢れる家族かと思われても困るのだが(思わないだろうけど(^_^;))、ごく普通だ。息子二人なので、会話が特に活発というわけでもないが醒めているわけでもない。まぁ父子三人で会話が盛り上がるのはゲームか漫画かMacの話題ぐらいなんだけど、それがあるだけでも良いのじゃないかと思う。
角川書店さんから『野性時代』をいただきました。ありがとうございます。

6月14日(月) サッカー日本代表! 勝利!
◆晴れ。少し気温が低くなった。
◆締切りに追われてはいるものの、今日はいよいよサッカー日本代表のワールドカップ初戦。カメルーンと。1-0で勝利! 勝ったからいうわけではなく、仲間内では日本代表はカメルーンには勝つと予想していました。前半さえ抑えればカメルーンは必ず崩れると。まさしくその予想通り。しかもカメルーンには今まで負けたことがない。ということを踏まえ、勝つチャンスは多いにあると思っていました。その中で、日本代表は実に粘り強くクレーバーに戦ったと思います。決勝点を入れた本田はもちろん、松井、大久保、長谷部はよくやったしその他の選手も全員が自分の役割を果たしていた。岡田監督の交代も実に的確だった。まるでコンサドーレにいたときの岡ちゃんみたいだった(^_^;)。ピッチの女神も味方してくれて、全てが良い方向へ向かって手に入れた今日の勝利。この1勝をどう活かすか。残りの2戦をどう戦うか。日本は弱い。でも、弱いチームでも勝てる。そのことをしっかり考えてほしい。とはいえ、本当に今日の日本代表の集中力は素晴らしかった。おめでとう!

6月15日(火) 日々
◆晴れ。薄曇り。気温は少し低め。
◆ワールドカップは日本戦だけじゃないよ。まだまだ世界の強豪が目白押しだよ! 最近は嬉しかったり悲しかったりいろんなことが目白押しだ。あの伊藤銀次さんからメールをいただいたり、あのバービーボーイズのIMASAさんからフォローしてもらったり、あのJUJUさんから「ライブ来てください!」とツいイートされたりもうもう嬉しいったらありゃしないだ。そして、デビュー前から僕の作品を読んでくれていた集英社のCさんが異動になったと今日聞かされた。今度は翻訳の部門なので、もう僕の原稿を読んでもらうことはできない。僕はCさんのお蔭で作家になれたと言っても過言じゃない。ここには書き切れない感謝しなきゃならないことがたくさんある。少し悲しいけど会えなくなるわけじゃないし、それも人生だ。Cさんありがとうございました! また褒めてもらえるように頑張ります。
◆写真は
倉本聰さんのドラマ『風のガーデン』。倉本さんの北海道(富良野)礼賛は好きじゃない。僕はろくでなしだけど同時にひねくれ者でもある。自分の住む土地をことさら素晴らしいなんて言いたくないし言われたくない。だから『北の国から』も観たことない。なので、この『風のガーデン』も観てないのだけど、大好きでたまらなかった緒形拳さんの遺作になってしまったので、DVDBOXを買った。ただ、緒形さんの演技をこの眼に焼きつけるために。
実業之日本社さんから『ジェイ・ノベル』集英社さんから『小説すばる』日本出版販売さんから『新刊展望』をいただきました。ありがとうございます。

6月18日(金) 日々
◆晴れ。暑い日。
◆締切りが重なっているのとワールドカップの日々で更新が滞っておりますがここらでやっておかないと。昨日、札幌の篠路高校の図書室で講演をやってきました。お出でいただいた方々、そして篠路高校の図書局の生徒さん、関係者の皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。大した話はできませんでしたが、楽しんでいただけたようで良かったです。久しぶりに高校生の皆とお話ができて楽しかったです。いやしかし本当に頭が下がるほどしっかりとした準備をしていただいて恐縮でした。ありがとうございました。ついでにと言ってはなんですが、〈北海道立文学館〉さんに頼まれて、7月に「夏休み文学道場 中・高生のための創作講座」というものの講師を引き受けました。札幌近郊の中学生高校生の皆さんで、本気で小説を書きたいと思っている方はどうぞ。詳細は〈北海道立文学館〉さんまで。写真は東野圭吾さん原作のドラマ『新参者』。まだ終わってないけど面白かったですよね。でも、ひとつだけ、黒木メイサさんはどうなんだろうなぁと。いや彼女が嫌いというわけではなく、ちょっとピントがズレた配役と設定だったかなぁという気がしないでもないです。
小学館さんから『きらら』朝日新聞出版さんから『小説トリッパー』をいただきました。ありがとうございます。

6月19日(土) Good Loser
◆晴れ。さらに暑い。
◆真夏日となった札幌近郊。気持ちがよいなぁと思っていたのだけど、何故かじわじわと身体がだるくなっていって困った。単純に暑さにやられたのか、体力が落ちているのか、どこか具合が悪いのか。そんな中でサッカー日本代表はオランダ代表に0-1で負け。岡田さんはメンバーをいじらないのではないかと予想していたけどその通りになった。単純に勝ったチームをいじらないという鉄則に従ったわけではなく、1勝したからって攻撃的な布陣に戻して惨敗したときのショックの大きさを計ったのではないかと予測。勝ったメンバーなら惨敗しても「やはりオランダには無理だったか」とショックアブソーバーになるだろうし、同時に惨敗はしないという目算もあったと思う。ドン引きではなく、たとえるなら〈首と手足の長い亀〉のようになって守り勝ちを狙う。その作戦は最大目標の勝ちには届かなかったものの、負けの中では最高の負けで終わった。選手は自信を失わず、グループリーグを突破するための最高の条件を確保した。まぁ御の字ってやつだ。しかし、〈首と手足の長い亀〉作戦は良いんだけど、できれば平成ガメラの火球プラズマのような飛び道具が欲しかったところだ。本田や俊輔のFKは充分それに値するものだったのだけど、不発。しかし、望みは充分に繋いだ。グループリーグ最終戦のデンマーク戦に、充分な休養を取って挑んでくれ。

6月20日(日) 僕は長い昼と長い夜を過ごす
◆曇り。肌寒いような蒸してるような変な天気。
◆家の中でじっとしていると窓からの風は涼しいぐらいなのだけど、外に出て動くと汗が出る。そして北海道日本ハムはなんと八回表の攻撃で満塁ホームラン2本で8点というとんでもない勝利。そんな日に今月24日出る新刊の見本が届きました。
早川書房さん『僕は長い昼と長い夜を過ごす』です。実はこのタイトル。もう十何年も前に集英社さんの〈小説すばる新人賞〉に応募して最終選考に残った作品と同じタイトルです。デビューの頃みたいに長いのね、と思ったあなたは正解です(^_^;)。デビュー作より前に考えたタイトルだったのですね。主人公の特殊な設定だけが同じです。気に入っていたのでいつか使いたいと思っていたのですよ。もちろん、主人公の設定が同じというだけで内容はまるで違います。ゲームプランナーの青年がある事件に巻き込まれる物語ですが、どんな話かというのは、読んでいただければいいかなぁと思います。読む方の先入観やそのときの心持ちでいろいろ印象が変わるような作品に仕上げたつもりです。『東亰バンドワゴン』シリーズのように楽しい雰囲気ではありませんが、まだそれしか読んでいないという方に、小路幸也はこういう話も書くんだと知ってもらうにはちょうど良いのではないかと。物語を書き上げるにあたって目指したところはあるのですが、言ってしまうと興を削ぐのでいつかここで書きます。どうぞよろしくお願いします。
◆来週、岐阜と富山の高校で講演をしてきます。その後、23日の夜からは東京にいますので、各関係者の方、何かありましたら電話かメールください。25日のパーティには出ます。

6月24日(木) 日々
◆東京は晴れ。
◆更新が空いてしまったのは疲労困ぱいで更新できなかったため。月曜日に札幌から東京へ。そのまま新幹線と電車を乗り継いで、岐阜へ。一年ぶりだよ岐阜。今回は名物の鵜飼いを見せてくださるという御好意に甘えて鵜飼い見物へ。晴れ男じゃないかというぐらい、前日の雨が上がってちょうど良い天気。舟に乗って鵜飼いを堪能。その夜は原稿を書きつつWC。翌日は岐阜市内の高校で講演会。午前と午後の2講演をこなす。岐阜の高校生の皆さんよくわからんオヤジの話につきあってくれてありがとう。そのまま電車で富山へ向かう。作家の宮下奈都さんがいる福井を通るよー、とツイートしたらそれを見た宮下さんが「電車に向かって手を振ります!」と言うので福井駅を過ぎた辺りからカメラを構えて待ちかまえるも「あっ!!
」と思った瞬間にはもう宮下さんらしき女性ははるか彼方へ。カメラにはたぶん宮下さんのお家の近所の光景が流れるように写ってました。宮下さんどうもありがとう! 富山について夜のお食事をしてホテルへ。さすがにぐったりだったけど少し原稿を書いてやっぱりWC。翌日は富山の高校でやはり午前と午後の2回講演。富山の高校生の皆さんありがとう! そして飛行機に乗って一路東京へ。定宿にしているホテルに着くとやっぱりホッとする。東京は故郷じゃないけど、〈何があっても大丈夫〉と思える札幌以外では唯一の街だからね。友人も編集者さんもたくさんいるし、姪っ子も甥っ子もいるし(^_^;)。集英社のMさんお疲れさまでした。岐阜と富山の関係者の皆さんありがとうございました、お疲れさまでした。
◆というわけでいつものホテルでゲラと原稿書きの日々がしばらく続く。そして、今夜は(今は夕方)サッカー日本代表戦。せっかく東京にいるんだからスポーツバーで観戦も考えたけど体力を考慮してホテルで一人で見ます。そのままバッタリと眠れるからね。

6月25日(金) 歓喜の日
◆東京は晴れ。もう何も言うことはないっ。
◆ただひたすらホテルの部屋で地味に執筆を続けていたものの、日付が変わった辺りからもう落ち着かなくてなんかお腹も痛くなってきたりしてそしてついにやってきたグループリーグ最終戦。デンマークとの戦い。とにかく目に付いたのは日本代表の修正能力。試合中にマズイと思ったらどんどん自分たちで判断してポジションを変えていく。本当に驚いた。本田のFKが決まった瞬間、終わったから言うのではなくてマジで勝利を確信した。確信したけど座って観ていることが出来なくてまるで自分が監督のように立ち上がってうろうろしながらその瞬間を待った。ワールドカップの決勝トーナメントに自国の代表がいる喜びを、また味わえる。こんな喜びはない。さぁ、まだ楽しみは続くぞ。
◆軽く仮眠をして、お昼は昨日と同じように担当編集者さんと打ち合わせしながらご飯を食べて、今夜は山本周五郎賞のパーティへ。いつものように久しぶりに会う担当編集さんと次々に話をする。お陰様でたくさんの出版社と仕事ができている。
新潮社さん集英社さん小学館さん角川書店さん筑摩書房さん祥伝社さん文藝春秋さん徳間書店さん東京創元社さん講談社さん幻冬舎さん河出書房新社さん朝日新聞出版さん実業之日本社さん、えーと会ったのはこれだけだったかかな。各担当さんどうぞまたよろしくお願いします。あ、Y田N子さん会えて良かったー! あ、大森望さんともちょっとお話。ありがとうございました。正直『NOVA2』では僕は邪魔だよなーと思っていたんだけど、「ああいうホッとするものがあるのが良い」と言ってくれました。感謝です。またよろしくお願いします。

6月26日(土) 日々
◆東京は薄曇り。札幌は真夏日。
◆羽田空港に行くとこの間来たときにはなかったと思うけど(あったのかな?)堂島ロールの店が出ていた。妻が食べたがっていたので購入して昼頃の飛行機に乗って帰宅。あぁ吹き抜ける風が爽やかだ。特に郷土愛など持ち合わせてはいないし北海道サイコーなどと叫ぶ気はさらさらないが、やはりこの時期の北海道の気候は良い。湿気がないって本当に幸せ。実は意外と都会っ子なので(生まれた旭川市は人口40万弱の都市、過ごした札幌市は190万都市)いろんな都市環境としては東京の方が肌に合ったりするのだけど。あの湿気さえなければなぁ。写真は夏になると思い出す
イーグルス『ホテル・カリフォルニア』。この名盤を知らない若い人もきっとたくさんいるんだろうなぁ。
◆さっき蚊がいたような気がしたので蚊取り線香を出そうと思ったら切れていたので明日買ってこなきゃならない。毎年夏に言うが、回し者ではないが蚊取り線香は金鳥だ。あの匂い意外は蚊取り線香とは言えないと個人的には思う。匂いの記憶は何十年経っても残る。実際、中二の息子もあの香りを嗅ぐと「夏だねぇ」と我南人のように呟くのだ。
筑摩書房さんから『ちくま』祥伝社さんから『小説NON』をいただきました。それから西條奈加さんから新刊『善人長屋』(新潮社)をいただきました。ありがとうございます!

6月28日(月) 日々
◆暑い暑い暑い。32度。
◆この時期にしてはとんでもない気温になった札幌近郊。朝の犬の散歩の時間に早くも暑かった。家中の窓を開け放ったが、さすがに扇風機の出番となった。しかし夏はやっぱり暑くなくちゃね。蚊取り線香も金鳥を買ってきたし、どんとこい暑い夏。とはいえ、執筆はさすがに進まない。MacBook Proも暑くなってやってられない。夕方になって涼しくなるのを待っていた。写真は
サザンオールスターズの紅一点で桑田佳祐の奥様、原由子さんの〈ハラッド〉。桑田佳祐さんが原由子さんと結婚したときには「男だな」と感心したものだ。うん、色んな意味で。そして今の今までおしどりぶりを発揮して日本のポップスを支え続けてきたことにまた感心する。日本政府や各種団体はこの二人にこそいろんな賞を授けるべきではないのかとも思う。
山口百恵さんの『夜のヒットスタジオ』の特集を観ていて思う。山口百恵さんだけじゃなくて『夜のヒットスタジオ』全部のDVDが欲しいなぁと。ま、権利関係でムリなんでしょうけどね。あの番組での様々な歌手たちの印象的なシーンの数々を今でも覚えてるんだよなぁ。
幻冬舎さんから『papyrus』PHPさんから『文蔵』をいただきました。『文蔵』で連載していた『ラプソディ・イン・ラブ』は最終回です。実はこの物語、言葉にはできないある手応えを感じながら書いていました。きちんと加筆修正して、皆さんにお届けしたいと考えています。倉阪鬼一郎さんから『薔薇の家、晩夏の夢』(東京創元社)をいただきました。ありがとうございます!

6月30日(水) 日々は続く
◆薄曇り。
サッカー日本代表の挑戦は終わった。ベスト8への挑戦は敗戦ではなく、終戦。パラグアイとの勝負は引き分け。PK戦はあくまでも上へ進めるチームを決めるだけのジャンケンでしかない。負けてはいないのだ。それでも、日本代表のワールドカップはそこで終わった。自国のチームがもうそこに、決勝トーナメントにいないという喪失感を味わえることの幸福感はこれで二度目だ。けれども、自国開催の前回とは重みが違う。今度こそ確かに日本代表は強さを手に入れて、ワールドカップを去ることができた。では、その強さとは何か? 簡単なことだった。昔から誰もが言っていたことだ。皆で走って、皆で守って、皆で決めろ。それだけのことを、ようやく日本代表もサポーターも実感できたのだ。それは世界基準に通用するんだ、日本の戦い方として認められるんだと。今まで不確かだったものが、ハッキリと見えたのだ。そういう意味で、今回の日本代表と岡田監督は文字通り新たな歴史の扉を開いてくれた。その扉の先へ進めるか、階段を昇れるかどうか。新しい、けれどもしっかりと地に足の着いた挑戦が四年後に向けて始まった。ただ、どうなんだろう。代表チームは監督のものと言っていい。新しい監督になればまた戦術も変る。岡田監督はもう引き受けることはないと言っていたが、冷静になって振り返ったとき、この結果を受けてさらにその先を目指したくならないだろうか。なるような気もするんだけどなぁ。
◆まだワールドカップは続く。日本のサポーターは最後まで世界最高峰の戦いを見届けよう。それが、日本代表を育てる力になる。